公務員の人事異動には付き物ですが・・・
まずは、引っ越しがかなり大変です。
管理人は、民間企業での勤務経験がありませんので、民間企業での異動がどんなものかは分かりませんので比較はできませんが・・・
兎にも角にも公務員の引っ越しはかなり大変です。
先ずは机の整理から・・・
異動にはこれもまた付き物ですが、机の整理から始まります。
公務員あるあるですが・・・
前任から引き継いだ書類を捨てようかどうかかなり悩みます。
自身の在籍中に良く見る書類であれば、捨てませんが・・・
中には引き継いだは良いが、自身の在籍中に全く見ない書類もちらほらあります。
これを捨てようか・・・捨てまいか・・・結構悩みます・・・
管理人もいくつかそういう書類がありますが、今回は思い切って全部廃棄しました。
自分が見る事が無かったから恐らく、次の担当も見ないだろう・・・という判断です・・・
しかしごくまれにですが、ゾンビの様に捨てた書類の話が出てくることがあったりします。
そんな時は・・・
【そんな書類あったかな~?・・・見おぼえないけど・・・】と白を切りとおすしかありません。
実際に公務員をやっていれば、こういう風に【白を切られることも】・【白を切る事も】実際にあります。
3月31日~4月1日が平日だと家に帰れない・・・
これも公務員の人事異動あるあるですが・・・
3月31日~4月1日が平日だと・・・
家に帰れません・・・
終業時間が来るまで、移動できませんので・・・
終業時間になってからようやく移動です。
同じ建物内ならまだマシですが、建物が違う場所にある異動の場合は、さらに大変になります。
なるべくモノを貯め込まない様にしているつもりですが・・・
数年同じ場所にいると案外モノが貯まるものです。
これらを持っていくか捨てるか・・・
でムダに悩んで時間をムダにしていしまいます。
部署自体が移動するとかなりダメージがデカイ!
さらに部署自体が移動するとさらにダメージが増します。
机やら書類やら・・・
全て移動させなければなりませんので、まず3月31日は家に帰れません・・・
管理人は、何度も部署の引っ越しを経験していますが・・・
そもそも何故、同じ建物内で部署を動かす必要があるのか全く分かりません・・・
こればかりは、本当にムダな作業だと思います。
酷い年では、移動させてはみたけれども、1年で元の場所戻される事もあります。
はっきりいって、時間とコストのムダでしかありません。
特に机の場所が変わると・・・
OAフロアの床下の・・・
- 電源
- 電話配線
- LAN配線
- 等々
の全ての立ち上げ場所を変える必要が出てきます。
自分が異動するだけでも大変なのに、プラスαで部署まで移動になったら、ダブルパンチのダメージとなります。
さらに、建物が変わる場合は、トリプルパンチです。
ですので、イチバン有難いのは、3月31日が金曜日の場合です。
3月31日が金曜日であれば、自身の引っ越しもゆっくりできますし、万が一部署の移動が重なっても土日でなんとかできます。
無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 ぁぁぁぁぁぁぁ~!
人の異動はともかくとして・・・
さしたる理由も無く部署を移動させるのは全く無駄としか思えません。
役所の人間だけでできるならまだマシですが・・・
電源・電話回線・LAN配線等々・・・
必ず外注が入ります。
これも税金からの支出なのですよ、ムダだとは思いませんか?
偉い人の考えている事は、底辺公務員の管理人は全く分かりません。
日本型組織の人事異動はムダにか思えない・・・
アメリカと日本の人事異動は根本的に異なる
一般的な日本の企業では、毎年4月に新卒者を採用し、採用が決まってから配属を考えます。
その後、適正を見ながら営業や管理部門などのジョブ・ローテーションを通じて人材を育成していきます。
一方で、新卒一括採用の概念すらないアメリカでは、採用した人材を中心に社内で配置を考える日本とは全く逆に、ポジションに応じて人材を採用します。
そのため部門をまたいだ人事異動は少なく、経理で入社した場合は、ずっと経理の仕事をします。
つまり経験を積んで行くことによりどんどん専門性が高まり、スキルが身に付くわけです。
日本の労働生産性が低いのは間違いなく、専門性が身につかない、この人事異動の弊害だと思えます。
まとめ
3月31日~4月1日が平日はかなりキツイ
人の異動だけでも大変なのに部署まで移動の場合はダブルパンチ
さらに建物も変わる場合はトリプルパンチ
日本の労働生産性が低いのは人事異動の弊害
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