住民税非課税世帯及び家計急変世帯への10万円給付!データ抽出はやはり大変!マイナンバーによる情報照会も手動でかなりの量!もはや無理ゲー!

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080-お仕事

へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。

さて、本日は・・・

国から自治体向けに出ている【未定稿】のFAQを見ながら・・・

年明け以降に本格的に始まるであろう・・・

【住民税非課税世帯及び家計急変世帯への10万円給付】の対象世帯の抽出のために・・・

基準日である【令和3年12月10日】現在の住基データ等から・・・

無い頭を絞って・・・

シコシコとSQLを作っていましたが・・・

これがかなり難しい・・・

非課税世帯の条件については次のとおりですが・・・

  • ①:令和3年12月10日を基準日として令和3年度分の住民税が非課税である世帯(但し、住民税が課税されている者の扶養親族等のみからなる世帯を除く)
  • ②:①のほか新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、①と同等の状況である世帯

先日の記事のとおり・・・

やはり【言うが易すし】ですが【やるのは困難】を極めます。

抽出フローとして次のとおりなのですが・・・

1:令和3年度の住民税非課税世帯をとりあえず抽出する(これはできる)

2: 1で抽出したデータに令和3年1月2日以降に転入した者(転入前の自治体に所得照会要のため)がいる世帯はとりあえず除外する(これはできる)

3: 1で抽出したデータに無申告者がいる世帯はとりあえず除外する(これはできる)

4: 1で抽出した世帯構成員の被扶養状況を調べる(これはできる)

5: 住民税が課税されている者の扶養親族等のみからなる世帯を除く(実はこれが非常に困難)

6:2の転入者はマイナンバーで住民税課税状況を前住所地に照会する

7:3の無申告者には住民税申告をさせる

8:世帯全員が令和3年1月2日以降に転入した場合は世帯全員の住民税課税状況を 前住所地に照会する

予想どおりですが・・・・

5でコケました。

【住民税非課税世帯】でその世帯員の誰かが【被扶養者】である場合は・・・

【扶養者】の住民税課税状況を調べる必要があります。

下の図の様に4パターンあるのですが・・・

この4パターンをSQLで分ける事がかなり難しい・・・

というか【そもそもできるのか???】という感じです。

①②③は支給なので良いのですが・・・

④は不支給なので・・・

①②③と④は条件判定で分ける必要があります。

しかし、あくまで住民税の課税は、個人単位でなされるものであり、世帯単ではなされません。

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ですので・・・

SQLで判定するには・・・

世帯で【group by】を使って・・・

扶養者の住民税額を合計して非課税か課税か【=0 か > 0】を判定するのですが・・・

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このやり方だと・・・

②③の扶養者の住民税課税額の合計が【> 0】となるので・・・

本来は支給対象なのですが・・・

抽出条件的には不支給になってしまうんです・・・

となると・・・

漏れなく支給対象世帯を拾い上げるには・・・

この①②③④の世帯については、全て住民税課税状況を目視確認となります。

さらに・・・

扶養者が他の自治体の住民だったら・・・

【非課税証明書】を持ってきてもらう必要があります。

これを全て自治体で調べて【確認書】をプッシュで通知しろなんて・・・

はっきり言って【無理ゲー】すぎます。

事態の規模によりますが・・・

数千世帯から数万世帯を全て目視確認する必要があります。

無理ですよ・・・

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