へっぽこヘタレシスム管理者の管理人です。
住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金(10万円)ですが・・・
難解な政府のFAQを読み込み・・・
基準日である昨年の12月10日から1カ月以上・・・
あ~でもない・・・
こ~でもないと・・・
悩みながら・・・
なんとかSQLを駆使してデータを抽出し担当部署に納品できました。
管理人が作成していたSQLはあくまで・・・
平行して依頼していたSIベンダがコケタときのバックアッププランでしたが・・・
管理人の予想どおりSIベンダがコケたので・・・
結局、管理人が抽出したデータを使う事になりました。
SIベンダの抽出したデータが全く使えないというモノではなったのですが・・・
役所側で【確認書】を送付するかどうか判断する件数が多すぎたので・・・
人的なリソース不足で、判断する時間が取れないとうことになった次第です。
改めて政府の支給対象要件をまとめると
- 1:令和3年12月10日時点で生存している者の住民税が非課税世帯であること
- 2:令和3年12月10日時点で生存している住民税が課税されている者の扶養親族のみからなる世帯でないこと
- 3:令和3年度の住民税が無申告の場合は確認書のチェック欄で申請できること
- 4:扶養者が他自治体の場合は確認書のチェック欄で申請でき自治体が追跡調査をする必要はないこと
- 5:令和3年12月10日以前に離婚している場合は元配偶者の扶養の有無に拘わらず住民税非課税世帯であれば申請できること
平たく言えば、こういう条件となります。
かなり苦労しましたが、1~5は無い頭をひねくりまわして、なんとかSQLオンリーで抽出することが出来ました。
政府のSQLがコロコロ変わるので、その度にSQLの内容を修正し・・・
結局、確認書の発送予定日から印刷や封入・封緘に要する日数を逆算するとギリギリでした・・・
あとは・・・印刷してから発送する前に・・・
- 国外転出者
- 単身世帯の方が死亡し【0人世帯】となった世帯
を抜いて発送するという次第です。
参考になるか分かりませんが何かの役に立つかもしれませんので【SQL】作成の手順を忘備録として掲載しておきます。
WITH句で次のサブクエリを作成する
- 1:基準日時点で生存している者から住民税課税世帯を抽出する
- 2:全世帯のリストから1の世帯を【not exists】で除く
- 3:扶養者・被扶養者のリストを抽出する
- 4:2と3を射影して個人のリストを作成し個人毎に支給・不支給の判定をする(個人の住民税が課税なら不支給・転入者なら調査要・無申告なら調査要・扶養者が住民税課税なら不支給・扶養者がた自治体なら調査要・住民税が他自治体課税なら調査要・いずれにも該当しないなら支給)
- 5:4のリストを【世帯でgroup by】により世帯人数・扶養者の人数・調査要の件数・支給・不支給の件数等を抽出
- 6:5のリストから不支給世帯を除外し支給・調査要世帯を抽出する(住民税課税者が一人でもいたら不支給・世帯人数と住民税課税扶養者の人数が一致したら不支給・調査要が一人でもいたら調査要・いずれにも該当しない場合は支給)
こんな感じです。
ただし、これでも基準日前の離婚だけは判定できませんので・・・
これだけは、申請主義となります。
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