へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。
清水から飛び降りる気持ちで手に入れた、
HHKB Studioですが、
使用から1か月以上を経過し、なんとか少し慣れてきました。
またキーマップ変更もようやく落ち着き、
完全とまではいきませんが、そこそこ使えるようにはなってきたところです。
そこで、忘備録して【素人が玄人向けキーボードを使ったらどうなるか?】と題して
記事を掲載しておきます。
かなりクセがある
一般的な日本語JIS配列キーボードに慣れ切った方には、
慣れるまではかなりクセがあるかと思います。
まず、ファンクションキーがありませんので、これが地味に辛い。
エクセルではF2をよく使いますし、
カタカナ変換にF7やF8も使いますので、
いちいちFnキーを押しながら数字キーを押すのは地味に辛いです。
また、半角/全角キーも変な場所(左下)にあるので、
これもかなりの確率で押し間違えます。
管理人は、いまだに間違えてESCキーを押すので、
せっかく入力した文字列がすべて消える事もしばしば・・・
コントロールキーの位置もかなり慣れてはきましたが、
日本語キーボードに慣れ切っていると、これもかなりクセがありますね。
目玉のポインティングデバイスは結局使っていない
このキーボードの目玉のポインティングデバイスは、
結局殆ど使っていません。
マウスレスが実現できるかとかなり期待しましたが、
やはりノートPCのタッチパッドの様な使い方はできませんので、
マウスやタッチパッドの代替にはなりませんでした。
かなり昔はIBMのポンティングデバイス付きのノートPCを使っていたこともあったのですが、
時代が違いますね。
また、最近では、トラックボール(エレコム・DEFT PRO)が、
かなり使い勝手が良いので、なおさらこのキーボードのポインティングデバイスは、
使わなくなりました。
ジェスチャーパッドも反応が悪いので結局使っていません。
そう思うと、昔のノートパソコンのタッチパッドと異なり、
最近のノートパソコンのタッチパッドは、
反応も良く、ジェスチャー操作もできるので、かなり使い勝手が良いと思います。
44,000円の価値は感じない
さて、実際に使ってみた感想ですが、
このキーボードに44,000円の価値は個人的には感じる事ができませんでした。
もっと安価で打感の良いキーボードはたくさんありますし、
ただ、ネームバリューとマニアックなだけのキーボードの様な気がしました。
また、Bluetoothも安定しませんし、有線で使っていも
反応が鈍かったり、チャタリングが起きたりして、困ることが多々あります。
ファームウエアも最新にアップデートし、電池も新品に交換しても
この症状はいまのところ直っていません。
全体的に、完成度も低いと感じます。
この品質で44,000円ですから、ちょっとどころかかなり高過ぎですね。
いろいろと数千円クラスの安いキーボードは、
多々購入しましたが、チャタリングの経験はこれまでしたことがありませんでした。
どうしてもHHKBを使いたいといのであれば、
間違いなく【Studio】ではなく【HYBRID Type-S】をオススメします。
あと、何だかんだで、数値入力が多い事務作業では、やはりテンキーは必要ですね。
NUMロック非連動のテンキーをそのうち購入しておこうと思っています。
スペック
型名 | PD-ID120B | |
インタフェース | Bluetooth(接続台数:最大4台)、USB Type-C | |
カスタマイズ機能 | キーマップ変更機能 | |
キースイッチ | 入力検知方式 | メカニカルスイッチ |
押下圧 | 45g | |
キーストローク | 3.6mm | |
キースイッチ交換 | ホットスワップ | |
マウスキー | 押下圧:55g、キーストローク:2.5mm | |
キー数 | 72キー(メインキー:69、マウスキー:3 / Low Profile) | |
ポインティング | あり | |
ジェスチャーパッド | 静電容量タッチセンサー4箇所 | |
サイズ(mm) | W 308×D 132×H 41 | |
重さ | 830g (電池含まず) | |
電源 | 単3形乾電池×4本、USBコネクターからの給電 | |
動作時間 | アルカリ乾電池使用時の目安:約3カ月 | |
サポートOS | Bluetooth接続 | Windows 10(64bit)以降、macOS 11以降、Android 9以降、iOS 13.7以降、iPadOS 13.0以降 |
USB接続 | ||
添付品 | ・単3形アルカリ乾電池×4本 | |
・USB Type-Cケーブル(長さ:0.9m、端子:USB Type-C(両端)、形状:両側ストレート) | ||
・ポインティングスティックキャップ×4個 |
コメント
この製品は最低限しかマウスを使わないガチプログラマー向けの製品(本当にびっくりするくらい殆どの操作をキーボードで行います)なので、恐らく購入前から感じていたでしょうが、事務や数字入力メインの役所仕事には全然向いていません。
バイクやスキーでも謎のプロ志向に囚われている印象が強いので、HHKBに手を出された時は、やはり興味を持ったかと思いましたが、結局使わなくなることまで予想通りの結末でした。
テンキー付きのテキトーなフルキーボードで充分ですよ。
HHKBには前から憧れがあったのですが、
当然使いこなせるワケが無いと思い手をだしてはいませんでした。
しかし、たまたま職場でHHKB Studioを使いだした者がいて
話を聞いたところ、思いのほか評価が良かったので真似たのですが・・・
現実はかなり厳しいですね。
おっしゃるとおりテンキー付きのテキトーな
フルキーボードが無難ですね。
なお、自分自身はあまりプロ志向という自覚は無かったのですが、
確かに、上級グレードが好きなのは事実でした。
(でした)というのは、
昨年くらいからですが、上級志向も歳のせいか
少しづつ薄れていっている気がします。
>>バイクやスキーでも謎のプロ志向に囚われている印象が強いので