アラフィスキモオタオヤジの管理人です。
最近は、MGが手に入らないので主にHGをメインに作っています。
最近は、田舎の地方でも若干ですが・・・
ガンプラが手に入り易くなってきた気がします。
特に水星の魔女シリーズの在庫は割と豊富になってきました。
HGUCは、まだまだ少ないです。
MGとRGに至っては、殆どみません。
もう少しイロイロと買い易くなってくれると有難いですね。
さて、今回はギャンです。
パッケージ
リバイブ版の一般的なパッケージですね。
箱絵が旧HGよりもかなり恰好良くなっています。
大きさは、一般的なHGです。
なお、まさにこのパッケージの刺突のポーズがこのキットでは可能です。
パーツ数
ランナー数は8枚。
水星の魔女シリーズのHGと比べるとランナー数が多い気がしますが・・・
MGと比べると、当たり前ですが、組み立て易そうです。
まずは装備から
まずは装備です。
装備は、シールドとビームサーベルのみです。
白兵戦専用MSということで潔すぎです。
ジオン系のMSって汎用性が低い気がします。
RX-78-2ガンダムが、ライフルもサーベルもシールドもバズーカも装備できることを考えると・・・
ジオン系のMSって装備できる武装が固定されているものが多い気がします。
上半身と腕
次に上半身です。
基本的には説明書どおりに組み立てます。
ギャンは、中世の甲冑騎士のイメージそのままですね。
腕の可動範囲はかなり確保されています。
ただ・・・肩と胴体のポリキャップ接続がちょっと緩くて・・・
外れやすいですね。
肩の稼働のパーツ構成が独特な形状なので、若干スムーズじゃないのが原因と思われます。
ただ、ワセリンとか使ってスムーズにすると・・・
今度は保持力が問題になってくるので、今回はこのまま組み立てる事にしました。
肩は前に引き出せる構造となっています。
腰部と脚
次は腰部と脚です。
腰部のパーツ構成も独特となっており・・・
上半身との接続部が前にせりあがり・・・
かなり深く前屈ができるようになっています。
管理人はこの構造は初めて見ました。
同じHGUCでも期待によってイロイロと工夫されていることが分かります。
客の稼働は次のとおりです。
膝はかなり深く曲げる事ができます。
腰部と接続して膝立ちさせると・・・
写真のとおりです。
フロントアーマーが干渉するので・・・
腰部を深く前屈させないと、ちょっと厳しい感じでしょうか?
完成
完成です。
ゆっくり組み立てて1時間ですね。
ホイールシールは、2箇所です。
余剰パーツは、交換用の右手の握り手パーツのみです。
もともと単純な構成のMSですので・・・
プロポーションは作中のイメージどおりです。
正に騎士のイメージですね。
可動範囲は次の写真の通りです。
- 肩:水平まで
- 腕:ロールあり
- 肘:180度
- 腰部:前後左右にスイング・特に前の稼働は広い
- 股関節:180度の開脚
- 大腿:ロールあり
- 膝:約180度
- 足首:ロール&左右前後にスイング
膝立ち・・・
腰部を深く前に前屈させることで、バッチリ決まります。
見事な膝立ちといって良いでしょう。
装備を持たせて完成です。
作中のイメージそのまま・・・
かなり恰好良いですね。
色分けもほぼ完ぺきでしょう。
ポージングです。
サーベル用の持ち手パーツが工夫されており・・・
突き刺すポージングが出来ます。
ギャンといえば、このポージングですね。
シールドも工夫されており・・・
固定パーツの可動により、シールドを前方向に構える事ができます。
これは、単純に凄いと思いました。
騎士のポーズ・・・
管理人の勝手なイメージですが・・・
最後に、刺突のポーズです。
数あるガンプラの中でも、このポージングが綺麗に決まるのは・・・
おそらくこのキットのみだと思います。
素晴らしい・・・
こどもの頃は、お小遣いに制限あるので・・・
どうしてもガンプラを購入するときは取捨選択する必要がありました。
その中で、やはり子供ゆえに連邦系・・・
特に主人公機であるガンダム系のMSのプライオリティが優先される中では・・・
なかなかジオン系のマイナー機体には手が回りません。
今回、ギャンの立体物を購入したのは初めてでしたが・・・
こんなに良いキットだとは思ってもいませんでした。
買って後悔しないキットだと思います。
機体設定紹介
ツィマット社が、一年戦争後期にジオン公国軍が推進する「第2期主力MS開発計」にもとづいて開発した機体。
もともとはMS-X10の型式番号で開発され、来るべき連邦軍のRXタイプMS(特にガンダム等)との戦闘に備え、高度な白兵戦能力をもつ機体として設計された。
一年戦争中期に次期主力空間戦闘用MSとして公国軍に提出されたプランは、高機動型ザクII(R-2型)、リック・ドム(MS-09型)、そしてゲルググ(MS-11型)であるが、連邦軍のRXタイプMS出現の報により軍の要望にビーム兵器を携行可能なMSが加わったため、ゲルググはMS-14に移行し、本機と競作する形となった。
コンペティションの結果、本機の運動性能は高く評価されるものの、空間戦闘能力や汎用性において一歩劣り、加えてビーム・ライフルの携行等の条件も満たせず、総合性能に勝るゲルググが制式採用された。
ただし、当初から本命はゲルググであったとされ、本機とのコンペティションも「セレモニー」に過ぎないといわれる。
なお、ゲルググのスラスター類はツィマット社の技術が採用されており、自社の技術が採用されたMSのコンペティションに、あえて自社のMSで対抗した同社の真意は謎であったとも評される。
ただし、当時の公国系のMS開発は技術交流がなかば強制されており、技術や人材が総動員されていることから、本機も厳密にツィマット社製に分類するのは難しいと言われている。
本機が近接戦闘を重点に置いた理由として、リック・ドムなどの重武装MSの支援砲撃のもとに敵陣営に突入し、格闘戦に持ち込むという戦術思想にもとづいて設計されたとする資料もあった。
類似する説として、リック・ドムを「対艦攻撃機」、本機を対MS用の「戦闘機」と位置付けた運用戦術構想をコンペティションの際に提示したのではないかとする説もあった。
しかし、公国軍では異なる機能をもつMSの連携を採用しなかった。
本機の生産数は1機と3機の2説があるが、少なくとも1機がマ・クベ大佐の専用機として改修され、実戦参加している。
コンペティションには敗れるものの、本機は対MS用として優秀な面を一部の公国系技術者から非常に高く評価されており、ペズン計画では本機とゲルググのハイブリッド・タイプであるガルバルディ(α)を開発、のちのネオ・ジオン軍でも本機の設計思想を受け継いだR・ジャジャなどが開発された。
スペック
ギャン | |
GYAN | |
型式番号 | YMS-15 / MS-15 |
開発 | グラナダ |
全高 | 19.9m |
頭頂高 | 19.9m / 18m |
本体重量 | 52.7t |
全備重量 | 68.6t / 95t |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
(超高張力鋼) | |
強化スチール合金 | |
出力 | 1,360kW |
推力 | 56,200kg |
センサー | 4,400m |
有効半径 | |
最高速度 | 95km/h |
武装 | ビーム・サーベル |
ミサイル・シールド | |
ハイド・ボンブ | |
ニードル・ミサイル |
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