へっぽこスキーヤーの管理人です。
本日は正月休みを利用してスキー7日目に行ってきました。
ゲレンデは12月中旬から降雪もなく・・・
融雪が進んでいます・・・
年末に掛けて降雪の予報が出ていますので、少しは積もって欲しいなと思います。
さて、融雪&放射冷却で・・・
ゲレンデは、朝からスケートリンクの様なアイスバーンです・・・
アイスバーンといっても、雪が締まったというのではなく、文字通りの氷です・・・
エッジが研がれていないと、まともに滑られません。
こういうコンディンションで、初めてスキーに来たなら、二度と来たくなくなると思います。
ゲンレンデの途中で転ぼうものなら・・・
斜面の下まで滑落です・・・
本来なら、こんなコンディションで滑ってはいけません。
練習にもならないし・・・
変なバイブレーションが足から頭のテッペンまで突き刺さりますので、身体にも悪い。
恐らくスキー板にも良くない【エッジがすぐに無くなる?】と思います。
昼頃になってもカチコチ
気温は高めでしたので、すぐに緩むかと思ったのですが・・・
昼頃になってもカチコチ状態でした。
また、競技用の板といっても、流石にツルシの状態では、このコンディションには歯が立ちませんでした。
こういう場合に、自分でエッジを立てる技術があれば・・・
と常々思うのですが・・・
なかなか、自前でのチューンナップは敷居が高くて、トライできません。
コブもカチコチ
さて・・・
昼頃になって、ようやくコブにチャレンジですが・・・
流石に、本日のコンディションでは誰もコブに入っていない様です。
ガタガタ状態のまま、カチコチになっているので、やむを得ず孤独に一人で、ゲレンデ整備から開始です。
先日、モーグラーの方に、コブバーンの整備のやり方を教わっていたので、ひたすらデラ掛けにいそしみます。
一人でやっていると・・・
かなり空しい気持ちになりましたが・・・
いままで、このようにしてコブに対峙する事がなかったのですが、コブの形状等をゆっくり見る事が出来て、案外得るものがあったかなと思います。
デラ掛けは、3回やりました。
- 1回目:コブのバンクのガタガタをならす
- 2回目:コブの裏側のガタガタをならす
- 3回目:コブを横滑りでならす
さて・・・
長年スキーをやっていて始めて分かった事があります。
こういうカチコチの日は、誰もコブに入らない
しかし・・・
- 前者:誰かが入りだす【コブを整備する】と・・・
- 後者:入る人が出てくる・・・
自分も、これまでは、後者でしたので、前者の苦労は分かりませんでした。
本日初めて、前者の立場になってみて・・・
今更ながら、有難みを感じました。
つまり、コブを整備する方々いないと、コブを滑ることができないといことです。
一人でも3回デラを掛けると案外すべれる状態になる
本日、孤独にコブ斜面をデラ掛けして感じた事は・・・
【こんなガタガタなコブ・滑られるか!】という状態でも・・・
3回デラを掛けると案外滑られるに様になるということです。
ただ、リフト1本分の斜面で、小一時間は掛りましたが・・・
また、かなり疲れる作業でした。
他人から見たらどう見えるのか
コブ斜面はリフトに乗っている方々から見える位置にあります。
一人で、黙々とコブ斜面を整備する・・・
これって、他人から見たらどう見えるのか・・・を考えると・・・
- 1:あいつ一人で何やってるんだろうと思う人
- 2:コブを整備しているんだなと思う人
- 3:俺も入ろうかなと思う人
- 4:無関心
恐らく殆どの人が4の無関心だと思います・・・
しかし・・・
一人でやっていると・・・
何故か被害妄想的に・・・
リフトに乗っている人が・・・
みんな1のあいつ一人で何やってるんだろうと思う人・・・
に思えて、超絶に恥ずかしいのです・・・
自分で整備した斜面を滑るのは感慨深い
自分で滑る斜面を自分で整備して滑る・・・
孤独な作業でしたが、どうせボッチスキーヤーですので、それはそれで、こういうスキーもありかなと思いました。
また、自分がデラ掛けした後から、徐々に人がコブに入り始めたのは、不思議な現象だな・・・と思いました。
平たく言うと・・・
- 整地斜面がカチコチ
- コブもカチコチなので誰も近づかない
- 誰かがコブを滑る為にコブ斜面を整備し出す
- それを見てコブに入る人が出てくる
という現象です。
コブ斜面を整備しようと思う人は、かなりのコブマニアで、一般の人はやりません。
ですので、コブマニアがゲレンデに居ないと、こういうコンディションでは誰もコブに入らないと言えます。
逆説的に言えば、コブ斜面の整備をやろうと思って実践した管理人も、技術はともかくとして、コブマニアの一員になれたのかもしれません。
忘備録
- 2020-2021シーズン 滑走7日目 5時間
- Blizzard SRC 165センチ
- DYNASTER SL 155センチ
- 転倒1回
- 放射冷却のアイスバーンは勘弁してほしい
- アイスバーンに負けて滑走面のリペア材が剥がれた
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