へっぽこヘタレライダーの管理人です。
さて、急遽納車となった、2022年式H2 SX SEですが・・・
管理人の体格と比べるとかなり重量級モデルとなりますので、管理人の体格に合わせてイロイロと調整します。
手足が振れるところは調整が必要
手足が振れるところは調整が必要です。
- 1.ブレーキレバーの角度
- 2.ブレーキレバーの握り位置
- 3.クラッチレバーの角度
- 4.クラッチレバーの握り位置
- 5.ブレーキペダルの角度
- 6.クラッチペダルの角度
- 7.ミラーの角度
この7つです。
ブレーキレバー
まずは、手の大きさに合わせて、握り位置の調整です。
2022年式H2 SX SEには、ブレンボのセミラジアルタイプが付いていますので・・・
レバーのダイヤルを回して決めます。
管理人の場合は、人差し指と中指の2本掛けなので、この2本の指の第一関節が掛かるくらいの距離です。
また、フルーブレーキ状態で、薬指の小指にレバーがギリギリ干渉しない位置です。
ブレンボのマスターは無段階調整ですので、位置を忘れると合わせ直すのが面倒です。
角度は、ハンドルバーのところにダボが打ってあり、そこにクランプのセンターを合わせた状態でちょうど良かったです。(標準の角度)
クラッチレバー
クラッチレバーも同様に、人差し指と中指の第一関節が掛かるくらいの距離です。
管理人の場合はダイヤルの4の位置でした。
クラッチレバー側にも、ハンドルバーのところにダボが打ってありましたが・・・
クランプのセンター位置とかなりズレていました。
何故か納車時のレバーの角度は、ほぼ水平状態です。
この状態だと、腕と手首が真っすぐにならないので、かなり手首に負担が掛かります。
あまりに角度が辛いので、納車から家に帰るまでに、車載工具で少しだけ調整しましたが・・・
しっくりこなかったので、調整し直すことにしたのですが・・・
レバーを下げると・・・
フロントフォークにイロイロなモノ干渉します。
どうにもならないのがステンメッシュホースです。
ステンメッシュホースがフロントフォークに干渉するとそれ以上下げる事はできません。
最終的にハンドルバーのダボ位置とクランプのセンターを合わせた位置が、ステンメッシュホースがフロントフォークにギリギリ干渉するかしないかの位置でした。
最終的に恐らく純正位置であろう場所まで下げてOKだったのですが・・・
クラッチホルダーを一端外して、配線類の取り回しを自分で調整してようやくできました。
管理人の車両を組み立てた工員は、そこまでしなかった様です。
その他にどのような不具合があるか分かりませんが・・・
現時点では、クラッチホルダーを組付けた時点での組み立て工員はハズレだった様です。
あと電サス配線の被膜の一部に傷がありましたし・・・
正確には、配線を保護するために、配線自体がチューブに入っているのですが、そのチューブに少しだけ傷が入っていました。
これも組み立て時にミスって傷を付けたのでしょう・・・
若しくはSHOWAで生産した時点から傷があったのかですね。
傷の深さを確認すると配線自体に問題は無いのは明らかなので、クレームにはならないと思いますが・・・
その部分は、念のためビニールテープを巻いて保護しておきました。
あと、ハンドルバーの塗装がハゲハゲです。
組み立て工員が、クラッチホルダーの取り付けをミスって、ごにょごにょ擦り付けて、塗装が剥げたのでしょう。
クソ高いバイクなんだから、もっとちゃんと組み立てて欲しいですね。
ハンドルバーの塗装が剥げた部分は仕方が無いので、油性マジックでリペントで誤魔化しておきます。
新車なのに気分が悪いです。
初回点検の時にでも、事情は説明しておきたいと思います。
カワサキにクレームのメールでも入れようと思いましたが・・・
ブレーキペダル
イチバン面倒臭いのが、ブレーキペダルの調整です。
調整するナットを回すのにスパナを入れたいのですが・・・
プレートが干渉するので、プレートを外した方が作業性は良いですね。
あと、いつも思うのですが、ブレーキスイッチの調整が難しい・・・
外国車の様に油圧スイッチを採用して欲しいです。
ちなみに角度については、少しだけ下げました。
クラッチペダル
クラッチペダルの調整は簡単です。
クラッチペダルのロッドの長さを調整するだけです。
ナットを緩めて回して最後に締めるだけですね。
なお、調整する際は、必ず普段バイクに乗る時に履くブーツを履いて調整してください。
バイクのブーツは普通の靴と異なり硬いので足首の可動範囲が狭くなります。
ペダルの調整を間違えて下げ過ぎると・・・
ブーツが硬くて足首が伸ばせずに、ペダルの下に足を入れられなくなります。
その昔、管理人もやらかして、2度手間になったことがあります。
ミラー位置
これについては、フルカウル車は簡単ですね。
ミラーの軸はアッパーカウルにマウントされていて、そもそも調整できませんので、クルマの様にミラーの角度を調整するだけで済みます。
これが、Z H2の様なハンドルマウントだと・・・
ハンドルとミラーの軸の角度から調整する必要があります。
基本的に最も幅が取れる位置に調整(バイクの前後に対して垂直)すれば良いのですが・・・
左右対称にするのが結構、難しかったりします。
管理人は神経質なので、こういうところが気になる嫌な性格です。
クラッチマスターは恐らく変更不可?
ブレーキマスターがブレボなので、クラッチマスターもブレンボに変えたくなるのが、普通だと思いますが・・・
クラッチスイッチを確認すると・・・
一般的な2極のスイッチの他に・・・
3極のスイッチが付いていました。
つまりスイッチが2個あるということです。
3極のスイッチは、クルーズコントロール関係のスイッチだと思われますが・・・
こうなると、専用品が出ないと交換はムリそうです。
逆に言えば、スイッチさえ何とかできれば、交換できるのですが・・・
さすがに、DIYでやる気は起こりません。
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