へっぽこヘタレライダーの管理人です。
夜勤明けに少しだけ慣らし運転を頑張ってきました。
50キロくらいでしょうか・・・
ばびょ~んと何百キロも走れれば良いのですが、体力的にムリです!
いつもの道でもバイクが変れば新鮮かもね?
毎度毎度のいつものお散歩コースですが・・・
いつも同じ道ばかりなので、流石に飽きてきます。
ところが、バイクが変ると感じ方が変わります。
道に飽きたとうよりもバイクに飽きるのでしょうか?
重さは感じないが現実にはやはり重い
走ってしまえば、重さは感じませんが・・・
実重量は【Z H2】よりも30キロは重いので、やはり重いんですよね。
足付きも【Z H2】よりは多少は良いので、信号待ちでも【おっとっと・・・】とはなりにくいです。
しかし、現実のプラス30キロはやはり身体には負担です。
常に細心の注意を払い、一挙手一動を丁寧に行わないと・・・
ちょっとした油断で、転倒しそうで怖いです。
チビで短足はやはりバイクには不利ですね。
せめて、踵までべったり付けば、多少は乗りやすいと思うのですが・・・
とありえず、管理人の体格では、跨ったままバイクを前後に動かすことは無理でした。
思っていたよりも前傾がキツい
さて、慣らし運転を始めて感じたことですが・・・
思っていたよりも前傾がツライです。
いろいろシュミレーションして恐らく、大丈夫だと判断したのですが、やはりこういうものは実際に乗ってみないと分からないモノです。
とりあえず画像で・・・
- ZX-10R
- Z H2
- H2 SX SE
のシート高とハンドル位置を比べてみました。
シート位置については、画像上は誤差の範囲で分かりません。
しかし、ハンドル位置は結構違います。
低い ZX-10R < H2 SX SE < Z H2 高い
であることが、分かります。
画像を見る限りでは、H2 SX SEのハンドルの高さは・・・
ちょうど、ZX-10RとZ H2の間くらいです。
シートからの距離も測ってみましたが、そんなに変わらい結果でした。
管理人は、頸椎ヘルニアで首がかなりヤバイので、バイクの前傾姿勢は、かなりクビにきます。
最後に、ZX-10Rに乗った時は、頭痛・眩暈・吐き気・視点が定まらない・・・
という症状が出たので、乗るのを諦めたのですが・・・
Z H2では、このような症状が出る事は、一度もありませんでした。
ですので、Z H2とZX-10Rの中間くらいのH2 SX SEであれば、クビに負担もあまり掛からないのでは???
と予測したのですが・・・
甘かったです。
おそらく、ほんの少しの問題なのでしょうが・・・
そのほんの少しの問題すらも管理人の頸椎ヘルニアは許容できないことが分かりました。
とはいえ、ACCなど最新の電子制御を上手く使いこなせば・・・
疲労感も最小限にできると思うので、あとは慣れるしかないのでしょう。
最終的にどうしてもダメな場合は、バーハンドル化を検討します。
本題のショートインプレ
まず、プリロードの初期設定ですが・・・
- プロント:最弱からプラス3回転
- リア:標準からマイナス3
に変更しました。
タイヤの空気圧は、前後【2.5】です。
モードは【ロード】です。
慣らし期間中は、この設定でいきたいと思います。
ライダーモードは、イグニッションのON/OFFで画面を切り替える必要があり面倒くさい。
本当は、もっと柔らかくしてゆったり乗るつもりで・・・
ライダーモードで・・・
- パワー:フル
- トラコン:2
- サス:ソフト
で乗るつもりでしたが、ライダーモードだと、イグニッションのON/OFFで必ず、設定画面が表示されるので、毎回ボタンを押して表示を戻す必要があります。
これが実に面倒くさい・・・
ということで、止めました。
レインモードは、明らかにエンジン出力がモッサリするので、これは本当に雨の日じゃないと使う機会は無いかな~という感じです。
さて、本題のショートインプレですが・・・
止まる
ブレンボのスティルマキャリパーとブレンボのセミラジアルポンプは良い仕事をしてくれます。
握った分だけブレーキが効くので、ブレーキングの調整はしやすいですね。
ZX-10Rに装備していた、ブレンボRCSマスターとブレンボモノブロックキャリパーと似たような感じです。
Z H2のブレーキは、キャリパーがいちおうブレンボでしたがコントローラーブルでは無かったですね。
NISSINのマスターとの相性の問題なのか、はカツンと効く感じでした。
止まるに関しては、H2 SX SEは、良い性能が出ていると思います。
走る
スーパーチャージドエンジンの200PSです。
本来であれば、凡人に扱えるモノではありませんが・・・
最新の電子制御技術で、扱いやすくコントロールされています。
難しさは全くなく、非常にジェントルなエンジンで、普通に走る分には非常にスムーズです。
おそらく、重量を除けば、だれでも普通に乗れるエンジンです。
慣らしの4,000回転縛りでの印象ですが・・・
スムーズに速いです。
Z H2のときは、荒々しい速さでしたが、対してH2 SSX SEは、マイルドに速い・・・
まさにツアラーモデルという感じでしょうか。
スクリーンも高いので、防風効果も万全です。
少しカウルに伏せれば、風は気になりません。
サスペンション
Z H2の時は兎に角、リアの落ち着きがなく、跳ねまくりでしたが・・・
H2 SX SEは、かなり荒れた路面でも普通にいなして走ってくれます。
ちなみに、2022年モデルは、ロードモードでもスカイフックテクノロジーが作動します。
さて、このスカイフックテクノロジーですが・・・
管理人は、さぞもの凄いものを想像していましたが・・・
さすがに【多少の路面の凹凸くらいなら、それを全く感じさせないで走行できる】ほどのモノではありませんでした。
上の動画を見てもらえば分かると思いますが、ガッチリと車両に固定したカメラが結構振動しています。
ただし、明らかに【Z H2】と異なりリアが跳ねる様な事はありません。
凹凸は感じますが、上手く追従している感じはします。
しかしながら・・・
Z H2のリアサスは、ガスタンクすら付いていない安価なもの・・・
対して、H2 SX SEは、豪華なバランスフリーリアクッションライトです。
サスペンションそのものの性能が違うので、電子制御の恩恵なのか、サス自体の性能の差なのかは分かりません。
いずれにしても乗り心地が良い事は間違いありません。
曲がる
重量級バイクですが、重さを感じさせないコーナリング性能を持っています。
曲がりたい方向に顔を向ければ、勝手に曲がります。
車重が重いので無理は禁物だとは思いますが・・・
普通に走る分には何も問題ありません。
素直に曲がります。
Z H2は、フロントに荷重が掛かりにくいのか、アンダーステア気味でしたが・・・
H2 SX SEに関しては、フラットな印象ですね。
アンダーでもオーバーでもない中間です。
取り回し
165センチ・体重60キロの管理人では、跨ったまま移動はムリです。
車重が重いのでなおさらです。
バイクをバックさせる時に右手でグラブバーを掴めるのは楽です。
これだけで、反対側に倒すリスクが激減すると思いました。
管理人は、パワーがありませんので、バイクから降りて動かすのは、かなり疲れます。
正直なところ、やはり重い・・・
ちょっとでも傾斜があったら、登る方向には動かせません。
まとめ
重い事を除けばいう事はありません。
優等生なバイクです。
速いし、曲がるし、止まるし・・・
心配なのは、電子制御が満載なので、壊れた時の修理費用ですね。
特に電子制御サスペンショが壊れた時の修理代が全く想像できないので恐ろしい・・・
2022年モデルとノーマルとSEの違いは・・・
ブレンボキャリパーと電子制御サスだけなので、電子制御の故障を避けるなら、ノーマルモデルの方が良いかもしれません。
しかし、そうすると、ブレンボのスティルマキャリパーが付いてきませんし・・・
ちなみに、SEモデルの次の各パーツの価格は下のとおりです
- スティルマキャリパー:59,840円(片側)
- フロントフォーク:127,600円(片側)
- リアショック:281,600円
ノーマルモデルだったら次のとおりです。
- スティルマキャリパー:27,170円(片側)
- フロントフォーク:77,770円(片側)
- リアショック:84,810円
左右の差額を合計すると・・・
その差額は【361,790円】です・・・
車両価格の差額が【319,000円】ですので・・・
SEモデルのお得感は思ったほどありませんね・・・
ただ、リアサスペンションの差額はハンパありませんね。
恐らく電動プリロード調整機構が高いのでしょうね。
ぶっちゃけフロントのプリロード調整が手動なのだから・・・
リアのプリロード調整もダイヤルさえ付いていれば、手動でいいんですがね・・・
ボッチライダーは、プリロードなんて一回決まれば、それで触ることもありませんし・・・
ある意味、無断に豪華な装備です。
ACCの設定はイグニッションのON/OFFでリセットされる
ACCの設定は、画面から【Far・Middle・Near】に調整できます。
管理には【Middle】が良いのですが・・・
これまた、イグニッションのON/OFFで【Far】に強制的に戻る仕様です。
ちょっと面倒クサイ・・・
このくらい、記憶する仕様にして欲しかったのですが、安全の為なのでしょうか・・・
ちなみに、フロント衝突検知機能の方は、記憶してくれます。
ACCの設定は、いちいちメーターを見ながら設定する必要があるのかと思いましたが・・・
ACCをONにした状態で、Fnボタンとモードの下ボタンで、切り替えらえる事が分かりました。
このくらいであれば、毎回リセットされても、簡単に設定できます。
コメント
新車おめでとうございます!
よりによってこの車両でハズレ工員を引いてしまうのは、申し訳ないですがさすがだと思ってしまいました。
塗装ハゲレベルの不具合があってもなにもしてくれないんですね。
それはプラザの人もですか?
以前、ホンダ車で似たような不備があり、購入店で相談したら無償でパーツ変更してくれました。
コメントありがとうございます。
プラザ店の担当者からは丁寧なお詫びがありました。
無理を言えば、もしかしたら
傷があるパーツ(左側ハンドルバーと左側フロントフォロークの電子サスのケーブル)は、
交換してくれるかもしれませんが、特に左側フロントフォロークの電子サスのケーブルを
交換するには、パーツリストを見る限りでは、車両をかなり分解する必要があるので、
リスクが高い(パーツ交換の過程でさらに傷物になる可能性がある)と判断し諦めました。
ある意味でハズレを引くのは慣れていますので・・・
いちおう苦情は言いますが・・・
走行できない様な類のトラブル以外は、正直なところ諦めています。