超ド底辺地方公務員&豆腐メンタルのヘタレな管理人です。
さて、なんとか議会の一般質問の答弁調整は乗り切りましたが・・・
一般質の答弁が全差し替え・流石に応える
流石に、全差し替えからの書き直し・・・
再度の調整・・・
テニオハの修正と続き、流石に心が折れました。
家に帰ってからは、何もできずにひたすら横になり身体を休める・・・
正に、心身共に満身創痍状態です。
日々の仕事のストレスもかなり辛いのですが、さらにストレスが掛かるので・・・
ホント行き難い、世知辛い世の中になったと思います。
どこの部署も殺伐としている
職場のどこにいっても雰囲気が殺伐としておりますし・・・
管理人のすむ市区町村だけではなく、この国の未来は明るくないなと感じざるをえません。
さて、一般質問の内容なのですが・・・
市政全体に関わる政策について質問したり提案する場だと思うのですが・・・
どうもここ数年の一般質問の内容を見ていると・・・
ホンノ一部の声を拾っていたり・・・
市民ではなく議員個人の主義主張であったり・・・
そもそも市で対応できない、国や都道府県が対応すべき内容であったり・・・
と、そもそも論として、答弁書をどう書けばいいのか、迷う事例が多くなってきました。
例えばですが1例を挙げると・・・
- 1.国の所管である条約の締結・批准等について
- 2.どう考えても利用者が一部の者に特定される様な制度やシステムの導入について
- 3.費用対効果を完全に無視した制度やシステムの導入について
- 4.市政全般の政策に関係しない重箱の隅をつつくような内容
- 5.流行りの単語を切り取って市の対応を迫る内容
まぁこんな感じです。
利用実績や頻度が見込めなくても一般質問されるという疑問
管理人の記憶ですが・・・
5~10年ほど前のことですが・・・
【オープンデータ】や【ビッグデータ】が一時、国が言い出したことがあり・・・
ちなみに、いまでも言っていますが・・・
多くの議員が、市の対応を問う内容で一般質問をされたことがありました。
それにより・・・
多くの自治体が対応せざるをえなくなり・・・
- 公共施設の位置情報のリスト
- コミュニーバスの時刻表のリスト
- 統計情報のデータ(二次利用がしにくい表データ)
などを公開していますが・・・
殆ど利用実績が無いのが現実です。
そんなもん、最初から考えれば、すぐに分かることだろうと思うのですが・・・
- 現場の事務負担の増加
- 事務の効率化
- 想定される利用者数
- 費用対効果
- 住民サービスの向上
など、まったく検証せずに、やらされている訳です。
一般企業であれば、完全にスルーする事案です。
お金になりませんから・・・
AIやRPAなんて自治体レベルで質問することなのか?
次に【AI】や【RPA】ですね。
これも非常に金が掛かる割には・・・
効果が薄いものです。
管理人が勤務する自治体の人口規模では・・・
一つの業務で何千~何万といった数をこなす業務は殆どありません。
どちらかといえば中途半端な処理件数の業務が多くを占めているので・・・
それにあわせて【AI】を導入したり・・・
【RPA】のシナリオを作成するには、維持や運用管理のコストの方が高くなります。
これも自治体の規模を考えれば分かる事であります。
自治体で運用できないドローンも質問される
あと【ドローン】なんかもありましたね。
他の自治体でドローンの導入が進んでいるということで、管理人が勤務する自治体でもドローンを導入しましたが・・・
実際に現場で約にたったことは、殆どありません。
例えば・・・
- ドローンで行方不明者が発見できた
- 被災状況の確認ができた
- 鳥獣害の捜索で発見できた
などは全くありまんせん。
これは運用が下手?という問題もあるのかもしれませんが・・・
そもそも人事異動が激しい自治体において、運用すること自体の難易度が高いわけです。
最近ネット動画で広島県の安芸高田市長が・・・
一般質問なんて、通告文と答弁書をWEB等で公開すれば済む話・・・
と言っていたと記憶していますが・・・
そもそもの話ですが・・・・
一般質問は法理上は曖昧?
一般質問は、地方自治法に義務として明記されいてるわけではありません。
一般質問のことを時々議員の権利とおっしゃられる方がおりますが、このように法的根拠がないので、権利ではないわけですね。
一般質問がない議会でも、特段法令違反とはならないわけです。
なんでも、京都市は政令市ですが、本会議で代表質問はやりますけど一般質問はやっていないそうです。
端的に言えば、一般質問は、議員とって存在感を示す単なるパフォーマンスの場となっているわけですね。
一般質問を定期的にしなければ、存在感が薄れる・・・
しかし一般質問しようにも、市政全般に関わる政策に対する質問・提案なんておいそれとネタがあるわけではない・・・
しかし、一般質問をしなければ、存在感が薄れる・・・
というループに嵌って・・・
質問の質よりも質問することに意義がある?
とりあえず、質問の内容の【質】はとりあえず置いといて・・・
兎に角、一般質問をすることが目的となるわけですね。
市政を良くするために一般質問をするという当初の【目的】はどこかに行ってしまい・・・
一般質問することで【存在感を示す】ということが目的となっている訳です。
典型的な目的と手段が入れ変わっている事例と言えるでしょう・・・
まさに、そのせいで、職員が疲弊する・・・
職員が疲弊すれば、行政サービスの質が下がる・・・
また、旧態依然としたパワハラ・ラックな職場の体質により優秀な人材が集まらない。
優秀な人材があつまらないので、さらに質が下がる・・・
この悪循環の繰り返しとなるわけですね。
絶対に間違わない優秀な指導者の元で働く方が楽でしょう?
管理人は頭が悪い【偏差値が低い】ので、自分で考えて仕事をするということができません。
優秀な指導者の指揮命令の元で、動く方がぶっちゃけ楽です。
偏差値が高ければ【優秀であり・間違えない】とは言えませんが・・・
少なくとも一つのバロメーターにはなります。
首長も議員もできれば【偏差値75オーバー】の優秀な方々になっていただきたと思いますね。
さらに・・・
【戒驕戒躁】驕らず焦らず騒がず、慎んで静かに堅実に政策を運営運営してくれる・・・
首長と議会なら大歓迎なんですが・・・
現実は【私利私欲・利権・老害・若手潰し・自己顕示欲・・・等々】
そもそも政治に清廉潔白を求めるなんて、もはや不可能ですね。
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