貧乏暇なし公務員の管理人です・・・
そろそろ老後の生活資金が心配になり・・・
焦って昨年2022年からNISAは始めたところでありますが・・・
それだけで本当に良いのか???
もっと投資に振った方が良いのではないか???
と日々自問自答していたところ・・・
住宅ローンをしている金融機関からドル建て一時払い終身保険を勧めらる
住宅ローンをしている金融機関からドル建ての一時払い終身保険を進められました。
一時払い終身保険とは・・・
外貨建て一時払い終身保険とは、契約時に保険料を一括で払い込み、米ドルや豪ドルなどの外貨で運用する保険のことで、死亡時には死亡保険金が受け取れるものです。
メリットしては・・・
資産運用の手段として活用できる
外貨建て一時払い終身保険では預かった保険料を保険会社が外国の債券で運用するので・・・
2023年9月末時点では・・・かなりの高利率・・・
デメリットとしては・・・
為替リスクですね・・・
予定利率
2023年9月末時点で管理人ススメられたものは・・・
予定年率が4.2%でした。
あと年数も自由に設定できるもので・・・
+10%になったら解約する
+20%になったら解約する
など自由に選択できます。
2~3年放置しておけば・・・
10%は増えるのでかなり投資効果が高い金融商品だといえます。
また、管理人が説明を受けた商品は、為替手数料や解約手数料など全て含まれたあとの予定利率ですので・・・その他に手数料が掛からないので計算が楽です。
考慮するのは為替手数料のみ・・・・
かりに1ドル146円で100万円(6,849ドル)つっこんで・・・
2~3年で10%増え・・・
7,533ドルになって解約したとしましょう・・・
為替レートは146円のままであれば・・・
7,533ドル×146円=1,099,818円となります。
銀行の定期よりもず~っとお得です。
ただし・・・為替レートが円高となり・・・
10%円高に振れるて1ドル131円になると・・・
7,533ドル×131円=986,823円となり元本割れとなります。
為替レートによる元本割れリスク
ドル建てですので・・・FXと同じとまでは行きませんが・・・
為替リスクと上手く付き合う必要があります。
年数を決めると自動で解約して円に戻されるので為替レートによっては・・・
ドル建てのまま保有するということもできません。
10年の米ドルの為替レートを見てみると上の表のとおりです。
令和2年のコロナ禍あたりから急激な円安となっています。
ウクライナ情勢もあるのでこのまま暫く円安が続くと仮定すると・・・
2~3年の短期であれば元本割れのリスクは少ないかもしれませんん。
ちなみに管理人が提案を受けた商品は・・・
10年持ちづけると・・・140%くらいの計算となります。
10年保有すれば100万円が(6,849ドル → 9,588ドル)になる分けですから・・・
長期平均の1ドル115円あたりになったとしても1,102,620円となり利益がでます。
10年で10%ですから利回りは低いですが為替リスクを考慮しても利益が出るので・・・
銀行預金よりも遥かにマシです。
仮に500万円ぶっこんだとしたら
では、お金に余裕があって500万円ぶっこんだとしましょう。
1ドル146円だと34,246ドルとなります。
2~3年でうまいこと10%上がって・・・
37,671ドルになったとします。
しかしやや円高になり1ドル135円になったとすると・・・
5,085,585円となります。
500万ぶちこんで508.5万ですので利回り1.7%
1ドル135円だと割とあり得る数字だと思うので・・・
あまりお得感がありません。
もちろんもっと円安に振れれば・・・利益は増えますが・・・
2023年以降の米ドルの為替レートの予測をみると・・・
引き続き円安トレンドが続く様ですが・・・
こればかりは分からん・・・
リスクが少ない方法は?
確実に損しない方法を考えると・・・
4%以上の利回りでかなりの数千万円規模でぶち込めて・・・
かなり円高に振れても利益が出るように・・・
10年以上持ち続ける余力があることですね。
例えば・・・5,000万円ぶこめる余力があれば・・・
342,465ドルとなります。
これを10年持ち続けて、140%になり479,451ドルになり・・・
10年後の為替レートが115円に振れたとしても・・・
55,136,865円となります。
10年ほっておいて500万円増える計算です。
つまり余裕資金をいかに持っているかで損得に大きく影響がでるということでであり、
余裕資金が大きければ大きいほどリスクの許容もできるということですね。
貧乏人には無理な話です。
詳しく話を聞いて契約するつもりで金融機関に行ったが?
さて、管理人が最終的に契約しなかった理由ですが・・・
結局、リスクの話まで到達できませんでした。
一度詳しく話を決めたいと伝え、金融機関に行くという約束だけはしていました。
もちろんアポなしは宜しくないので・・・
朝イチ(銀行が開店する9時)に電話してから行くという話はしており・・・
日にちまでは約束はしていませんでしたが、勤務日だけは確認をしていまいた。
さて、遅い夏休みを取ることにして・・・
担当の勤務日であったので、朝イチの9時に金融機関の店舗に出向きました。
電話するのが面倒だったから朝イチにいけば流石に外回りにでていないだろうという予想です。
金融機関についてから窓口に行って担当をお願いすると・・・
もう外回りに出ているとのこと・・・
電話で連絡を取ってれと伝えたが電話に出ない・・・
10分は待つのでもう一度電話してくれと依頼し・・・
ほけ~っと待っていましたが、窓口の方からは連絡が取れたとも取れないとも案内がありません。
まぁせっかくの休みですんので・・・
スマホで、ドル建て一時払い終身保険について調べていたら、思いのほか時間が経ってしまい・・・
気が付くと1時間くらいが経過していました。
この間なにも案内が無かったので・・・
さすがにムカついて・・・
普通の定期預金をして帰ることに・・・
所定の用紙に必要事項を書いて通帳を窓口に出して待っている頃に・・・
ようやく担当が登場・・・
かなり説得されたが、用紙も書いて出してしまったので今更話を聞く気はないと固辞しました。
管理人の頭のロジックは次のとおりです。
- 勤務日は確認していた
- 朝一であれば連絡が付くとのことであった
- 9時に電話するのも窓口に行くのも同じこと
- 9時に行っていないのはこちらの都合ではない
- こちらは約束を守っている
- 担当が不在だったのはこちらの都合ではない
- 1時間待っている管理人を案内もせず窓口が放置しているのはおかしい
- 管理人も興味があって話を聞きたかったがそちらがその機会を失わせた
- 以上を考慮すると最終的に担当とは縁がなかった
- またこの商品とも縁が買った(ここで無理して契約してもロクな結果にならない気がした)
以上の理由でお断りとなりました。
投資はしたいが素人が安易に手をだすとロクなことなりそうにないし・・・
突っ込める金額もタカが知れているし・・・
地道にNISAで積み立てるくらいが管理人的にはちょうど良いのかもしれません。
この資金を少しNISAに回して暫く積立額を上げる方がいいかもですね。
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