住宅ローンの支払いがまだまだ終わらずに・・・
10年経過で外壁にイロイロと不具合が出ており・・・
外壁塗装とコーキングの打ち替えの金策に困っている貧乏な管理人です。
元々はコーキングの剥離と外壁の凍害で悩みだした
もともと外壁塗装をしようと思ったのは・・・
築10年経過でハウスメーカーの保証が切れたこと、
外壁に凍害による塗装のハゲが出てきたこと、
が原因です。
下の写真の様なコーキングの剥離が数か所出てきております。
コーキング剤はスーパーKMEWシールを使っています。
コーキング自体は弾力を保っており劣化はしていないのですが・・・
プライイマーの塗りが甘いのか剥離が出てきていました。
下の写真は凍害による外壁塗膜の剥離です。
基材が出ていますので、放置すればここから水分が入ってボロボロになることが予測されました。
外壁とコーキングのメンテナンスサイクルが異なるのが悩みどころだった
管理人の自宅の外壁は・・・
KMEWの親水セラ・ネオロック16です。
コーキングは、スーパーKMEWシールを使っています。
下図がメーカーのメンテナンスサイクルなのですが・・・
御覧のとおりメンテナンスサイクルが異なります。
外壁は10年から15年で塗り替え推奨ですが・・・
スーパーKMEWシールは30年で打ち替えとなっています。
ただ、今回外壁を塗装するに当たり・・・
どうせ足場も組むし・・・
30年もつスーパーKMEWシールといえど、ところどころ剥離が出ていたので・・・
ついでにと思いコーキングも打ち替えることにしたのですが・・・
この判断が間違っていたかもしれません。
よくyoutubeのコーキング打ち替え動画では・・・
硬化したコーキングが気持ちよいくらいに簡単に取れていますが・・・
このスーパーKMEWシール・・・
しっかりと定着している部分については、10年くらいではなんともなく・・・
弾力性と定着力を保っています。
カッターを入れてもまだまだ結構ねちゃねちゃしており、
プロの職人といえど撤去が困難そうでした。
ただ、かといって完全撤去せずに新しいコーキングを打ち替えても・・・
古いコーキングの層から剥がれてくるので意味がありません。
元々の職人(下請)の撤去があまりにも下手くそだったので、
業者には申し訳ないが目の前で職人が撤去した部分に
管理人がカッターを当てて薄膜で古いコーキング剥がれることを確認した上で、
もう少し丁寧に可能な限り綺麗に撤去してくれと依頼することとなりました。
最終的には、下請の職人が交代となり新たな職人に来ていただくこととなりました。
次の職人はかなり丁寧に撤去してくれたので管理人的には・・・
ほぼ満足でした。
それでも若干取り切れなかった所があったようで・・・
仕事が終わってから、管理人が懐中電灯を片手にチマチマと夜間作業でできる限り
撤去しました結果が次の写真です。
完全撤去は絶対に無理
実際にチマチマと自分で撤去作業をやってみましたが・・・
古いコーキングの完全撤去は無理です!
今回、選択したオートンイクシードの施工基準では、
打ち替えの場合は古いコーキングを完全撤去しろと記載があります。
ただ、実際の現場では無理ですね。
本当に綺麗に完全撤去しようと思ったら、
外壁を外して小口をヤスりまくるくらいでないと無理ですね。
ただ、経年劣化でコーキングが完全硬化しているような状態だったら
簡単に撤去できるのかもしれません。
メンテナンスサイクルに従えば良かった?
ということで、肝心の外壁塗装に入る前に・・・
コーキングの撤去段階で、かなりストレスが溜まる日々を送っています。
コーキングの撤去にここまで手こずるとは思っていなかったので・・・
メーカーのメンテナンスサイクルを守って・・・
外壁は塗装をして、
スーパーKMEWシールは、剥離している個所だけを部分補修すれば良かったかもしれません。
総2階の建物は窯業サイディングはやめた方が無難
さて、今回で管理人が学習したことは・・・
総2階の建物でコーキングが必要な窯業サイディングはやめた方が無難です。
そもそも窯業サイディングは厚さが薄いので、コーキングの接着面積(厚さ)が少なく
高耐久なコーキングを使っても剥離する可能性が高いと思います。
良い塗料を使って外壁を塗装しても必ずコーキングの方が先に剥離します。
ハシゴでなんとかできる高さなら良いのですが・・・
総2階の上の方になると補修するにしても足が必須です。
結果、補修するだけでも足場を組む必要がありかなり金がかかります。
平屋または総2階の建物でなければまだハシゴだけでなんとかできるかもしれません。
ということで、特に総2階では、コーキングの箇所が多くなる窯業サイディングはオススメしません。
メンテンスに金が掛かりすぎます。
上手い板金屋が施工してくれることを前提にすれば・・・
金属サイディングの方が良いと思います。
作業中にサイディングを割られた?
さて、本日気が付いたのですが・・・
イチバン上のサイディングの1枚が真っ二つに割れていました。
調べたところ窯業サイディングが真ん中から割れることはかなりマレであること。
割れやすいのは窓のカット部分や釘打ちの場合の釘の部分です。
ハウスメーカーの10年点検でも指摘されていないので・・・
おそらく今回の外壁工事の施工中にやられたのではないかと推測されますが・・・
肝心の証拠がありません。
これから元請と補修するか貼り替えするかの交渉です。
完全に真っ二つになっているので補修可能かどうかもかなり怪しい・・・
また、通気金物工法なので・・・
この分には下地がありません。
自腹で交換になるのでしょうか???
また金がかかります。
軒天と外壁部分のコーキング(増し打ち)が見積もりに入っていなかった
あと、全てのコーキングを打ち替え又は増し打ちで見積もりを取ったつもりでしたが・・・
軒天と外壁の間のコーキング(増し打ち)は見積もりに入っていなかったようです。
見積もりには【入っている入っていない】の表記がないのですが・・・
ネットで検索してみると・・・
同じように施主が入っているつもりだったが実は入っていなかったという事例が結構出てきました。
図面で距離を測ると・・・
約35メートル
見積の単価を掛けても税込み3.5万円くらいプラスして施工しても良いのかなとは思います。
プラス10万円以内で外壁交換と軒天のコーキングができるならやってもそんなものかなとも思います。
ただ、これまた追加費用となるので非常に頭が痛い。
たかだか外壁塗装でこんなにメンタルが辛くなるとは思いもよりませんでした。
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