超ド底辺地方公務員の管理人です。
さて、令和7年度の人事異動が発表されました。
管理人の異動ですが・・・
残留決定
残留決定となり令和7年度で6年目に突入となります。
イチバン所属年数が長いので、そろそろ異動もあり得るか???
と思っていたのですが、
良いのか悪いのか異動せず。
代わりに管理人よりも年数が短い方が異動となりました。
ん~これってどういう意味なんでしょうか?
人事異動は結構ツライ?
さて、お役所の人事異動ですが・・・
管理人の様な自治体勤務の場合は、
それこそ揺り籠から墓場まで、
ありとあらゆる部署があるので、
経験のない部署に異動となると、
社会人1年生の逆戻りとなります。
管理人も何度か経験がありますが、結構心身共に堪えます。
良く言えばイロイロな事が経験できる。
悪く言えば専門性が見に着かない。
という事です。
また、2~3年で異動するとなると・・・
人間の意識としてはどうでしょうか?
どうせ2~3年で異動すると思うと・・・
人ってどのくらい真面目に仕事できますかね?
ず~っとこの仕事をやっていかなければならないと思えば、
その道の専門性やスキルを身に着ける為に
勉強でもしよかと思えると思いますが・・・
勉強しても2~3年で異動して役に立たなくなると思ったら、
真面目にしたくてもできないかも???
嫌な部署に行ったら
良く言われるのが、
自治体勤務あるあるで、もし嫌な部署(仕事が合わない部署)に行っても、
異動があるからこそ、2~3年で別の部署に変われるので、
我慢できるというのがあるのですが・・・
よくよく考えれば、民間企業であれば、ここまで振り幅が大きい異動って
ないような気がします。
※民間企業勤務の経験がないので分かりませんが
ですので、自治体勤務ほど嫌な部署(仕事が合わない部署)に
異動することがそもそもない気がします。
異動してもしなくても恐怖しかない
管理人は、通算での異動経験が6回ですので、
多くは無い方です。
また、その6回の中でも同じ部署への異動が3回ですので、
経験した部署数でいうと5つしかありません。
また、イチバン経験年数が長い部署が令和7年度で、
17年目と公務員人生の60%を占めています。
17年も同じ部署を経験しているので、
IPAの資格をこれは管理人の経験に限ってですが・・・
管理人の様に50歳を超えて異動が少ないと・・・
異動するのもしないのも恐怖しかありません。
理由は次のとおりです。
異動歴が少ないといっても今後、絶対に異動しない訳ではありませんので、
異動した時にどうなるかが怖い・・・
異動経験が少ない上に、いきなり社会人1年生になるわけですから・・・
さらに、異動しない期間が長くなればなるほど、
その恐怖が大きくなっていくわけです。
近年は自治体のあらゆる部署で専門性が求められている
さて、昭和の時代は・・・
読み書きそろばんくらいできれば、どの部署でも仕事ができた・・・
かもしれませんが・・・
ここ最近「DEI」という単語が出てきています。
「Diversity(多様性)」「Equity(公平性)」「Inclusion(包括性)」
また少し前には「VUCA」という単語も出ています。
「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」
要するに変化が速く激しい時代なわけで・・・
自治体業務もこれらの時代の急速な変化に即応していかなければなりません。
所謂、アジャイル的に
予測型ではなく適応型で仕事をしていかなければならないということです。
こうなってくると・・・
自治体の各業務もそれなりに専門性が問われるようになってきており、
頻繁に異動が行われると現実に各部署の業務が回りづらくなってきております。
ただ、自治体の組織改革のスピードが遅いので、
こんな時代でも旧態依然とした、
人事異動体制を取っているので、
業務の生産性が上がらず、どこにいっても疲弊している状況。
こんな感じで、最近は公務員の方がブラック化しているので、
人が集まらないのも、当たり前です。
コメント