へっぽこヘタレ超ド底辺地方公務員の管理人です。
さて、ここ数年(5~10年くらい?)ですが、
年々仕事が酷くなっている気がします。
加齢により体力が衰えたこともあるとは思うのですが、
とにかく日々の仕事がツライ。
特に年度末と年度初めはとてもツライ。
とくに最近はマルチタスクが多くて、
どれをやったのか?やっていないのか?
訳がわからなくなります。
一つ一つ確実にこなせていければ良いのですが、
あれもこれも締め切りが並行してくるので・・・
自分でも訳がわからなくなります。
さらに、最近は重要な連絡がメール一つで終わってしまいます。
昔なら紙の通知が届いたので【見忘れる】ということは滅多に無かったのですが、
日々何十通も届くメールの中から重要なモノかそうでないモノか取捨選択することから始まるので、
これも結構ツライ。
仮に重要なメールを見過ごす様なことがあったらそれで、一貫の終わりです。
これがもし補助金や交付金に関するもので・・・
特に年度末に見落とすとかなりまずいですね。
メール一つ見落として交付請求し忘れたなんて事態になったらシャレになりません。
例えば、次の内容は実際にあった事例です。
2023年3月に大阪府が、国が自治体の事業費の一部を補助する「デジタル田園都市国家構想交付金」について、府内の自治体の申請のうち、茨木市の分を国に提出していなかった。
ミスの内容は、府の担当者が国へ報告する際に1件が漏れていた。
さらに、国が府内自治体の提出事業一覧を府に示した際も、府の担当者がミスに気付づかず、
最終的に、国から交付の内示を受けた際にミスに気付いた。
これは都道府県の事例ですが・・・
もちろん市区町村でも起こりえます。
たとえば、都道府県から交付申請や交付請求の案内がメールで届くのですが・・・
見落として、申請や請求が漏れて、そのまま締め切りが過ぎてしまったらアウトです。
都道府県の担当者が気が付いて連絡をくれることもありますが、
都道府県の職員も多忙です。
かならずリマインダーが来るとは限りません。
さらに最近は何事においても、非常に締め切りがタイトです。
【連絡が来た翌日までに提出して欲しい】なんてことは、ざらにあります。
管理人も都道府県を通じての国への交付金・補助金の申請事業を担当していますが・・・
年度末の実績報告や請求が漏れないか非常に怖いですね。
電子メールは確かに便利ですが・・・
こういう重要な事柄がメール一つというのも非常に危険だと感じています。
管理人の職場の環境では・・・
基本的に業務のメールにつていは、所属の代表メールを使う様にしています。
ただ、この代表メールには・・・
重要度が低いものから高いものまで一括で日々大量に届くので、
自分の仕事に必要なモノかどうかの取捨選択が非常にツライ。
さらに、代表メールなので、自分ではなく別の担当者が既読にしてしまったら、
さらに見落とすリスクが高まります。
【あれそれのメールが来ていたよと一言あれば良いのですが】
既読にしたまま、スルーやからもいますから・・・
ただ、今更ですが、よくよく考えると、
代表メールだと、悪意をもって重要なメールを削除することもできてしまいますね。
【自分の担当ではない業務のメールを悪意をもって削除する】
性善説で代表メールを運用していますが・・・
実はかなり危険。
このブログ記事を書いていて、今更ながらに恐怖を感じます。
ただ、個人のメールだと頻繁に異動がある市区町村では・・・
運用がまた面倒なんですよね。
異動の際に重要なメールが、異動した前の職員に届いて放置されることもありますので・・・
都道府県と市区町村の関係でいえば・・・
市区町村は都道府県から連絡があったモノについて反応するという仕事のスタイルです。
例えばですが・・・
都道府県から・・・
- 交付申請してください
- 実勢報告を出してください
- 交付請求をしてください
とあったらレンスポンスするわけです。
ですので運用としては・・・
都道府県側は、職員個人のメールで使っていて異動があっても、市区町村へは常に現担当からメールが来るわけです・・・
しかし受けての市区町村側は、そうはいきません。
市区町村側が、職員個人のメールを使っていて担当が異動しても、異動の連絡をしていなかったら、新担当にはメールが届きません。
これが怖いので、管理人の部署では代表メールを使う様にしているのですが・・・
見落とすリスクも高まります。
いったいどっちが良いのでしょうか?
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