貧乏暇なしアラフィフ親父の管理人です。
さて、要約外壁塗装が終了しました。
契約内容は次のとおりです。
- 高圧洗浄
- 既存シーリング撤去
- シーリング打ち換え
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
- TOPコート
- 付帯設備塗装(雨どい・軒天・破風・鼻隠し)
- 塗装は家屋と車庫で塗り面積はトータルで約230㎡
足場の問題
さて、契約した外壁塗装業者では、足場とコーキングは下請けとのことでした。
まず足場の設置については、大屋根の瓦の雪止め部に針金を括り付けて一部固定していたので・・・
正直これはやめて欲しいと思ったのですが・・・
もちろん気が付くのは設置後ですから仕方がありません。
契約前に確認ができていたらこの足場の設置方法では契約してなかったと思います。
瓦の雪止め部に足場を固定するといことは・・・
本来外壁塗装に関係の無い屋根瓦に触れるということになります。
当然屋根にも上りますので・・・
瓦が割れるリスクが出ます。
自宅の建築時の足場を確認すると・・・
屋根瓦に足場を括り付けることはせずに・・・
足場のコーナー部は、対角線上(筋交いの様に)に単管パイプを繋いで強度を出していました。
この方法であれば、そもそも屋根に上ることも瓦に触れることも無くなるので・・・
故意悪意を問わず瓦が割れるというリスクを回避することができます。
ですので、この方法を取らない足場屋はイマイチ信用できないと感じました。
次回足場を設置することがあれば、この点は事前に確認したい点です。
さて、工事が完了し・・・
足場を撤去されると・・・
大屋根については、もし割られていてもこちらで確認は不可能です。
もちろん元請けの施工業者に瓦が割れていないか確認しましたが・・・
問題ないという回答でした。
しかし何か信用できないと思い・・・
なんとか確認する方法がないかと思案したところ・・・
自宅からあるていど距離を取れば、大屋根の瓦が見えることが分かり・・・
そこから20倍のビデオカメラで瓦を確認したところ・・・
瓦が数か所欠けてました。(割れまではさすがに見えません)
すぐに写真を元請けに送って・・・
報告にウソがあったのですぐに直せと申し上げました。


コーキング問題
コーキングは超対候性のモノを選択しました。
しかしいくらモノが良くても既存のコーキングの撤去がしっかりできていないと打ち換えても意味がありません。
オートンイクシードの施工マニュアルを見ると、既存のコーキングは完全撤去とあります。
サイディングの小口部分を削ってても基材を露出させろと書いてありました。
しかし、撤去作業を見ていると・・・
古いコーキングが膜で残っています。
素人管理人がカッターを当てても古いコーキングが膜上で取れる状態で、コーキングを打ち出していたので・・・
一旦作業をストップさせ元請けに連絡。
状況を説明しやりなおしを依頼したところ・・・
抵抗されるかと思いましたがあっさりと認められ・・・
下請け業者が退場・選手交代となりコーキングの撤去からやりなおしです。
これで1週間をムダにしました。
いちいち施主がチェックしないとまともな施工がされないといのは非常に面倒くさい。
外壁塗装
紆余曲折があってようやく
本題の外壁塗装です。
外壁塗料は・・・・高級無機塗料のMUGAを選択
なるべくメンテナンスサイクルを伸ばしたいので・・・
コーキングと同様に超対候性塗料を選択したのですが・・・
どうなることやらです。
オートンイクシードとMUGAで期待耐用年数は20年ですが・・・
どうでしょうか?
結構無理して金を掛けたのでせめて15年は持ってほしいものです。
さて、塗装工程に入るとチェックはしていたのですが・・・
平日で夜しか見えないのもあり実際に何回塗ったか確認できませんでした。
下塗りは明らかに色が異なるので・・・分かりましたが・・・
中塗りと上塗りは見ても分かりません。
ここは業者のいう事を信じるしかなかったのですが・・・
塗料の缶の数と塗布可能な面積を計算すると・・・
しっかりと3回分は確保されている様子。
ただ、最後は思った以上に塗料が余っていたので・・・
余らせるくらいならもっと塗ればと思いましたが・・・
厚塗りすれば良いというモノでもないらしいので信じるしかありません。
塗り残し
足場の撤去前に管理人も確認していたのですが・・・
雨どいの死角となる軒先部分に塗り残しがありました。
これは、瓦の割れ確認で遠方からカメラで撮影した際に分かりました。
いちおう業者には伝えてあるのですが・・・
足場が撤去されてしまっているので・・・
どう対応するか見ものです。
総評
今回はじめて外壁塗装工事をしましたが・・・
はっきりってどんな業者であろうと施工は信用できません。
見ていないと確実に手を抜かれます。
今回管理人は4社見積をとって施工内容で総合評価し・・・
結果的にイチバン高いところを選定しましたが・・・
イチバン高いとっても広告費が高そうなハウスメーカーではなく地元密着でやっている業者です。
それでも、高いからと言って施工が安心できるわけではないということです。
ただ、問題の多くは元請けではなく下請け業者の施工に関する部分だったので・・・
元請け業者自体はそんなに悪い業者ではないのかもしれません。
しかし、こちらとしては、元請けだろうが下請けだろうが関係ありません。
下請けの施工品質も含めてしっかりと管理するのが元請けです。
いずれにしても、常に目を光らせてないと何をされるか分からないという事だけは分かりました。
家の建築もしかりリフォームもしかりですが・・・
施工管理については自分でできなければ金を払ってでも信頼できる第三者に依頼したほうが・・・
施工品質が確保できる気がしました。
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