内製で書かない窓口システムを作成・思いのほか順調に動いている様だ!

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080-お仕事

へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。

国が強力に推進する行政のDXのとばっちりで・・・

仕事が大変です。

やらないよりもやった方がいいのは間違いないのですが・・・

あまりにも急すぎて付いていけません。

自治体システムの標準化・共通化が令和7年度末までに義務化されているのだが?

国は、標準化法によって、自治体システムの主要20業務について、令和7年度末までに標準化・共通化対応するように義務付けています。

ここで、問題となるのが・・・

標準化・共通化対応前にお金を掛けて主要20業務に関わるシステムをカスタマイズしてDX化したとしても、キャリーオーバーできないので金の無駄になることです。

仮にパッケージが変わらないとして、機能要件や内部のDBは標準化・共通化対応が必須となるので、必ず影響が発生します。

窓口DXは金が掛かるよ

国が推進するDXの中に窓口DXがあります。

例えば、オンライン申請等で、エンドトゥーエンドでインプットからアウトプットまでデジタル化するという方法です。

エンドトゥーエンドでインプットからアウトプットまでデジタル化となると、当たり前ですが・・・

例えば、標準化・共通化対応要の20業務に関わる内容であれば、標準化・共通化対応前のシステムであっても何らかのカスタマイズが必要となる分けです。

となると・・・

標準化・共通化前のシステムで1回カスタマイズを行い・・・

標準化・共通化対応後に再度カスタマイズ(疎結合なので厳密には連携システム)が必要となる分けです。

しかも、この事業に対して、国は昨年度まで半額の補助を出していました。

冷静に考えれば、お金の無駄ですよね???

キャリーオーバーできないシステム・・・

しかもそれが僅か2年後なのに・・・

捨てるシステムに金を掛けろというのは実に税金の無駄遣いです。

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同調圧力が酷い

さて、管理人が勤務する事態では、そんなこんなで、総合的な判断で・・・

主要20業務に関する窓口DXはいまのところ見送っています。

2重投資になる可能性がかなり高い為です。

ただ、近隣自治体でやっているところもあるので同庁圧力が正直ツライです。

役所の窓口なんて、普通であれば一生で数えるくらいしか行くことは無いと思うのですが・・・

DXでコストを掛けて、どれだけ住民の利便性が上がるのか・・・

満足度・幸福度があがるのか・・・

という点については正直わかりません。

ただ、例えばコンビニで住民票が出せる様になりました。

そのかわりその分の税負担は・・・〇〇〇円/1人・年

と数値を出した場合にいったいどれだけの人が納得できるのでしょうか?

管理人的には、数十円でも嫌ですね。

しかも、これだけ税負担が増加している中で・・・

ちょっとくらい便利になったとしてもコスパが悪すぎます。

ちょっとくらい便利になるよりも、従来通りで良いのでその分、減税して欲しいというのが正直なところですね。

同調圧力に負けて書かない窓口システムを内製

ということで・・・

現時点でコストを掛けてシステムを導入するのは勿体ない・・・

かといって、同調圧力は酷い・・・

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板挟みにあって、かなり辛い立場に置かれた管理人は・・・

やむを得ず【かかなり窓口システム】を内製しました。

かかない窓口にには主に3パターンがあります。

  • 1.免許証やマイナンバーカードをスキャニングして申請書の申請者情報(基本4情報)を申請書にプレ印字する
  • 2.スタンドアロンのタブレットなどを使って、窓口で聞き取った情報を入力し申請書にプレ印字する(業務システムとの連携無し)
  • 3.窓口で聞き取りながら業務システムにデータを入力し、入力された情報から申請書をプレ印字する

それぞれのメリットデメリットは次のとおりです。

  • 1.スキャナ等の装置を購入する必要があるが、スタンドアロン影響範囲がすくない。来庁者は楽になるが窓口の負担軽減にはならない
  • 2.タブレット等の装置を購入する必要があるが、スタンドアロン影響範囲がすくない。来庁者は楽になるが窓口の負担軽減にはならない
  • 3.システム改修が必要となり高コストであるが、そのまま業務システムに入力するので、あとから申請書見ながら入力するという事がなくなり窓口業務の負担軽減になる

最終的に管理人が取った方法は3でした。

1と2は少なからず数十万円から数百万円のコストが掛かります。

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3であれば職員の人件費だけです。

ただし、標準化・共通化後は、再度作り直す必要があり・・・

かなり面倒です。

ただ、それぞれの方法には、窓口の性質上、向き不向きがあります。

  • 1.証明書の発行窓口向き
  • 2と3.相談窓口向き

管理人が内製した書かない窓口システムは、あくまで実証実験(POC)なので・・・

1一つの部署の窓口に絞って3としました。

逆に、内製の場合はb証明書の発行窓口には不向きだったので・・・

こちらについては、標準化・共通化後でもキャリーオーバーできるスタンドアロンのスキャナータイプを設置したいと思っています。

適当に作った割には窓口の業務効率化になっている様子

同調圧力で何かやっているフリをするために・・・

無理やり内製して、無理やり現場に使って貰っていますが・・・

思いのほか業務の効率化に寄与しているようです。

実証実験の窓口は、子育て支援関係の窓口ですが、

子供が生まれると・・・

この窓口で【母親が小さい子供を片手で抱いたまま窓口でたくさんの書類を書かされる】わけです。

これはあまりにも子育てに優しくないな・・・とはずいぶん前から思っており・・・

管理人の頭の中では内製の構想はあったのですが放置していた案件でした。

DXの同調圧力が無ければ放置していたままかもしれませんが・・・

ある意味、放置案件がDXの同調圧力のおかげで手が付けられたとも言えるかもしれません。

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