へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。
毎日身体はヘロヘロでやってられません。
とても定年【今のところ延長されて65歳は確定】まで身体が持つとは思えません。
かなり大事なMS-ACCESSファイルが破損した
さて、今回は・・・
仕事で使っているかなり重要なMS-ACCESSファイルが破損してかなり困った件です。
もう一度同じものを作ろうと思えば作れますが・・・
絶対にやりたくないです。
さて、もちろん重要なファイルなのでバックアップは取っていましたが・・・
そのバックアップも破損しており詰んだと思いました。
マジで仕事を辞めたいと思った瞬間です。
破損したとはいえ普通に使えるので気付かなかった
さて、破損の内容ですが・・・
こんなん絶対に気づくわけない・・・というものですが・・・
別の意味では致命的な破損でした。
個人情報を扱うファイルですので、当該MS-ACCESSファイルにはパスワードを設定しておりました。
パスワードの設定方法は次のとおりです。
オプションのクライアントの設定で排他に変更する
ファイルを保存して、閉じて開く
新規ファイルから【開く→ファイルを選択→排他モードで開く】方法もありますが・・・
こっちの方が楽です。
パスワードを使用して暗号化を選択する
パスワードを設定する
以上で完了です。
さて、今回のファイルの破損はこのパスワードに関するものでした。
管理人は、定期的にMS-ACCESSファイルの【データベースの最適化/修復】を実行しています。
これを、大きくなったファイルサイズが最適化されて、ファイルサイズが縮小されます。
ある日、この作業を実行しようとしたら・・・
通常は表示されない【データベースパスワードの入力画面】が表示されました。
普通はファイルを開いてしまえば、パスワード入力を求められることはないのですが・・・
なんだか変だなと思いつつも・・・
ファイルを開くときに設定したパスワードを入力しても・・・
パスワードエラーではじかれます。
ここでパニックとなりました。
パスワードの解除もできない
いろいろ焦りましたが・・・
一端、冷静になり・・・
どうやって回避しようかと考えていましたが・・・
パスワードを解除すれば良いのではと思い・・・
早速、パスワードの解除をやってみましたが・・・
通常なら【排他モード】で表示されるはずの【データベースの解読】ボタンが表示されません。
この時点で完全に詰んだと思いました。
ただ、不思議と普通に開く事も編集する事もできます?
これが謎なのですが・・・
できないことは【パスワードの解除とデータベースの最適化/修復】
まぁ、放置しても良い問題かなとも一瞬思いましたが・・・
気持ち悪いので、ネットで調べてみると・・・
殆ど情報がなくあまり引っ掛かりませんでした。
ChatGptでも引っ掛かりません。
さらにイロイロと調べていると【ファイルが破損するとこの様な症状が出る】との情報がヒットしました。
ここで【ファイルの破損ということで捨て置けない】状況となりました。
いつの頃から破損しているのかも不明・・・
とりあえず定期的に取得していたバックアップファイルも確認しましたが・・・
これも同じ状況で破損してる・・・
今のところはなんとか使えるが・・・
症状が悪化すれば、使えなくなる可能性もあります。
こんなことなら、パスワードを設定しない状況でファイルのバックアップを取っておけば良かったと思いましたが後の祭りです。
ファイルが開ける内にリカバリしたい
もちろんこのまま放置しておくわけにはいきませんので・・・
なんとかリカバリ策を探した結果ですが・・・
新規ファイルを作成して【ACCESSデータベースのインポート】を実行すれば、新規ファイルに中身をコピーできる事が分かりました。
上の図の様に・・・
外部データ → データベースから → ACCESSデータベースのインポート
を選択して、破損したMS-ACCESSファイルを選択します。
開くときにはパスワードの入力を求められますが・・・
開くこと自体はできるのでOKです。
そこから・・・
- テーブル
- クエリ
- フォーム
- マクロ
- モジュール
等の必要なものを全て選択してインポートします・・・
ファイルが破損しているためか、一部のインポートでエラーが出ましたが・・・
およそ9割くらいはインポートが成功しました。
作り直すことを考えれば、遥かに楽で助かりましたが・・・
頻繁に使いファイルではないのでかなり忘れており・・・
インポートでエラーが出た部分を直すのにそれなりに時間が掛かりました。
しかし、中途半端に破損していたので、それに気付かず・・・
破損したファイルでバックアップを取っていたわけですので・・・
中途半端に壊れるのがイチバン厄介だなと改めて実感しました。
ただ、管理人の経験ではMS-ACCESSファイルが破損したのはこれが初めてです。
今後は気を付けて・・・
- バージョン管理用にはパスワードを掛けない
- 配布用にはパスワードを掛ける
等して、破損対策をする必要があると思いました。
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