毎度のことですが超ド底辺地方公務員の管理人です。
さて、地方公務員になると・・・
公務員の研修の目的は研修施設の維持のため?
定期的に○○研修という名の研修があります・・・
例えば・・・
- 採用されたら:新人研修
- 昇格したら:新任○○研修
- 不定期に:〇〇研修
座学やワークショップが主な内容ですが・・・
全国の各都道府県に自治研修センターなるものがあって・・・
多くの場合は都道府県職員の天下り先となっています。
つまり・・・
定期的に研修をすることにより・・・
結局金を回すだけのシステム
都道府県の市区町村 → 都道府県自治研修センター
に自動的に金が流れるというシステムとなっているわけです。
これらの研修が真に自己研鑽の場となっていれば良いのですが・・・
中身は???な事が殆どですね。
本を読めば・・・
否・・・
ネットでタダで落ちている様な情報を延々と座学で垂れ流しで聞かされることが殆どです。
また、右から左に聞かされるだけなので、記憶にあまり定着しません。
継続的な研修は殆どなくて全てがスポット
また例えば・・・
財政担当者研修等・・・
対象者を絞った研修ならまだしも・・・
特に【役職】に対して行われる研修については、カリキュラム自体が意味不明な事が多いですね。
管理人も今回・・・
【役職】に対して実施された研修に不本意ながら行かされましたが・・・
※行っても意味が無い事は分かっていますので行きたくないのですが基本的に拒否権はありません。
丸2日の仕事を潰していく価値があったか???
と聞かれれば・・・
全力で【意味が無い!】と即答できるくらい下らない内容でした。
今回は特にそういう思いが強くて、ホントに都道府県の天下り先に金を流すだけの利権まみれのシステムだと改めて実感したところであります。
また、いったいこのカルキュラムを組んだ奴は何を考えているのか???と思いましたね。
カリキュラムは所詮素人公務員が組んでいる?
仮にも研修を任されている研修センターにも拘わらず・・・
研修のカリキュラムの組み方のセンスが無さ過ぎなんて終わってます。
カリキュラムを組んだ人間に【いちおうその道のプロなんですよね???】と聞いてみたいですよ。
管理人は頭のネジが数本飛んでおり、またメンタルも病んでいますので・・・
とにかく耳に入る情報はまずは疑って掛かる思考になっています。
ちなみに今回の研修の内容ですが・・・
- 1.公務員倫理
- 2.ハラスメント防止
- 3.地域づくり
- 4.メンタルヘルス・自殺防止
- 5.コーチング能力の向上
どれも突っ込みどころが満載だったので・・・
とりあえず突っ込んみると
どの研修もただの情報の垂れ流しで身に付くことは無い
1の公務員倫理については、平たく言えば汚職についてなんですが・・・
悪い事をする者はみんな分かってやっています。
贈収賄事件・横領を悪くないと思ってやっている者は一人もいないでしょう。
にも拘わらず、個人の倫理観に訴える講義・・・
これって意味あるの???
と感じました。
少なからず悪い事をする者がいるという前提で対応するのであれば、ガバナンス【内部統制】の問題なんですよね。
ということは、チェック機能によって、悪い事があっても網に掛かるシステムにすることが大切だと思うのですが・・・
そういうアプローチではないのですよ。
現実的には、どこも人手不足で、働き方改革なんて嘘っぱちのワンオペが常態化しているので・・・
悪い事なんてやろうと思えば誰でもできるし・・・
チェック機能も全くありません。
これが現実です。
理想論だけでは、意味がないのです。
2については、ありきたりですが・・・
これも理想論だけでの説明で全く現実感がありませんでした。
例えば、育休を取る者に対して良くない事を言う等がハラスメントに該当しますが・・・
これも当たり前の話で・・・
【実際に残った者の仕事の負荷が高まるのは現実です】
これを口に出すか出さないかを【ハラスメント】と定義しても根本解決にならないわけですよね。
本来であれば、組織的な対応として、人員が減った分をどこからか回すなどのフォローが無い限りは解決する問題ではありません。
要するに机上の空論です。
3の地域づくりは、最初は???だと思いましたが唯一話としてはマトモでした。
しかし【役職向けの研修】であることを考えると何故・・・
このカリキュラムに組み込まれたのか???という疑問が残りましたね。
ただ唯一気になったのが・・・
国の政策の多くもコンサルが入っている・・・
自身もコンサルである・・・
ということは・・・
自信がこの幸福度の低い日本国の政策立案に関わった一人であるからして・・・
その責任の一部がコンサルに帰結する・・・
ということを自覚しているのかしていないのか???
という点でした。
4のメンタルヘルス・自殺防止については、講義自体が終わってましたね。
多くの自治体の職員が疲弊している中で・・・
そもそも疲弊している人間に聞かせる話ではありません。
統計学的に、15人に1人はうつを患っていると自ら説明しているくせに・・・
それを全く考慮していない・・・
※受講者の数から相当数うつ病患者がいると想定されるため・参加者全員の心身が共に健康である保証も担保も無い
これってどうよというレベルでしたね。
最後の5のコーチングについては・・・
全く理解が及びませんでした。
現在様々な研修のカリキュラムがあたりまえのように学問として体系化しています。
ですので・・・
研修の内容も本を読めば分かること・・・
となると・・・
現時点で若干収束しているとは言えコロナ禍です。
オンラインではなく、わざわざ対面での研修を受けるとすれば・・・
本では得られない研修の体験価値がどれほどのものか???
という点に集約されるのですが・・・
適当にワークショップで誤魔化されたという感じでしたね。
正直その点は、単発の講習なんてやってもあまり意味がない・・・
点が点で終わるだけで線にはならないと認識しているのでしょう。
やっつけ仕事感が満載でしたね。
研修結果の効果測定は無し!
結局、公務員の研修なんて、定例業務として行われているだけで・・・
そもそも論として・・・
- 1.必要性
- 2.効果
- 3.業務への影響
- 4.優先度
- 5.評価・検証
なんて全く行われていないので・・・
ただ、やっているだけになっているんですよ。
時間とコストのムダでしかありません。
ただし・・・
これは、管理人自身がかなり危ない思考の持ち主であり偏った見方しかできないことが原因ですので・・・
まともな人間であればもっと好意的な感想がでるのかもしれません。
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