【実録】レグザム R-EVO RSの盲点!30年ベテランが直面したカントボルトの緩み問題と解決策!

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030-自動車とバイク

へっぽこヘタレアラフィフ親父スキーヤーの管理人だ。

2026年、春の訪れとともに管理人の25/26シーズンは幕を閉じた。

毎日仕事に辟易し、重い足取りで自宅に帰る。

部屋に片づけたスキーマテリアルを眺めつつ、

オフシーズンのためにスキー板とブーツのメンテナンスを行っている。

管理人のスキー歴は30年。

雪国の冬を幾度となく越えてきたが、今シーズンの締めくくりは、

ある「異変」に対する困惑とともにあった。

今季、管理人は久々にプロショップでブーツを新調した。

選んだのは、日本を代表する名門ブランド・REXXAM(レグザム)のニューモデル、

【R-EVO RS】だ。

これまで愛用してきたテクニカの「WC130→WC110」から、

さらなる高みを目指して???のコンバート。

しかし、この最新鋭の相棒が、管理人の30年の経験則を裏切るものだった。

驚異の剛性と、想定外の「洗礼」

まず、R-EVO RSを手にした時の第一印象は「硬さ」であった。

これまでのテクニカWC110と比較すると、樹脂の材質そのものが根本から異なるようである。

管理人の主観ではあるが、低温下での剛性感は比類がなく、

操作のダイレクト感はまさに競技モデルのそれである。

正直なところ、シーズン当初はそのあまりの硬さに戸惑いを隠せなかった。

30年のキャリアがあっても、最新の素材特性に身体を馴染ませるには相応の時間を要したのである。

しかし、数日滑り込むうちにその反発力をコントロールできるようになり、

ようやく「このブーツを選んで正解だった」と納得し始めた矢先の出来事であった。

スキー行を終えたある日のこと。

何気なくブーツの足首周りを確認すると、

カント調整用のネジ(ボルト)が明らかに緩んでいることに気づいたのである。

「脱落はしない」という設計だが納得はできない

カント調整ボルト。

エッジへの荷重伝達を左右する、スキーブーツにおける最重要部位の一つである。

レグザムの最新設計では、仮にネジが緩んでも構造上「抜けて脱落する」ことはない仕組みになっているらしい。

確かに、高速走行中にボルトが失われ、ブーツが分解するような惨事に見舞われる心配はないと言える。

しかし、問題は「緩む」という事実そのものだ。

管理人のこれまでの経験上、カントのネジが自然に緩むなどということは一度もなかった。

かつて愛用していたレグザムの「DATAシリーズ」においても、あるいはテクニカをはじめとする他メーカーのブーツにおいても、一度締め込めばシーズンを通して緩むことなど皆無であった。

ましてや、一度増し締めを行った後で再度緩むなど、通常では考えられない事態である。

当初は、「プロショップでのチューンナップ過程で、単に締め込みが甘かっただけだろう」と考えた。

管理人は自ら工具を取り「これでもか」というほどしっかりと締め直したのである。

だが、その数日後。

数本滑った後のチェックで、ボルトは再びその首を緩めていた。

これは個体差や整備ミスではない。

この「R-EVO RS」の構造、あるいは採用されているボルトのピッチや樹脂との相性そのものが、物理的に振動で緩みやすい特性を有しているのではないか、という疑念に変わった瞬間であった。

ネジロック剤という「禁じ手」への葛藤

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あまり使いたくはなかったが、背に腹は代えられない。

管理人は、最終手段として「ネジロック(中強度)」の投入を決断した。

本来、スキーブーツのような微調整を繰り返す部位に、固着を伴うケミカルを使用するのは本望ではない。

ネジロックを使えば、将来的にカントを再調整したい時や、パーツを交換したい時に、ヒートガン等での加熱を必要としたり、最悪の場合はネジ山を破損したりするリスクがあるからである。

だが、滑るたびに「ネジが緩んでいないか」を気にする精神的ストレスは、雪上での集中力を著しく削ぐ。

管理人はどちらかといえば、神経質な性格的であるが故に、常に「リスク管理」を考えてしまう。

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このため苦渋の決断であったが、ネジロック剤を投入して、

この不毛な再確認作業に終止符を打つことにしたのだ。

結果として、ボルトの回転は止まった。

しかし、新品のそれも高価なニューモデルに対して、このような「延命措置」とも取れる処置を施さねばならなかった事実に、管理人の心は晴れない。

手放すべきではなかった「テクニカWC110」

「こんなことなら、テクニカWC110を手放さずに手元に残しておくべきだった」と・・・

管理人は深く嘆息した。

確かに最新のR-EVO RSは速い。

レスポンスも鋭い。

だが、テクニカWC110もニューモルドのシェル・・・

まだまだ十分に使えるモノであった。

一般的に、ニューモデルは「進化」の代名詞として歓迎される。

しかし、時としてメーカーの設計思想が、一般のスキー場における微細な振動や使用環境に対して、過度にデリケートになる場合があるのかもしれない。

今回直面したボルトの緩みは、おそらくトップ層のレーサーであれば、毎回メカニックがチェックすることを前提とした設計の「余波」なのかもしれない。

だが、自らメンテナンスを行い、ワンシーズンを共に歩む一般のベテランライダーにとって、

この「手のかかる」仕様は、辟易とする以外の何物でもないのである。

ネジロックを投入してから滑ってはいないが・・・

来シーズン、この「ネジロック仕様」のレグザムがどのような挙動を見せるのだろうか?

その答えが出るのは、また半年後の、冷たい雪が降る頃になるだろう。

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