EXCELの関数をなかなか覚えられずに、イロイロと苦労しているヘタレ公務員の管理人です。
さて、最近YoutubeなどでEXCELの活用動画が多くなってきている気がしますが、
結構みなさんイロイロな関数を使いこなしている様です。
しかし管理人はEXCELの関数を覚えるのが大の苦手ですので、いつも簡単な関数しか使えません。
そこで、ちょっと忘備録として使えそうな関数をピックアップして忘備録として残す事にしました。
INDIRECT
【INDIRECT】という関数がなんだか便利そうなのでイロイロ試してみることにしました。
上の図は【INDIRECT】をイロイロ試してみた結果です。
【INDIRECT】関数は、字列として表されたセル参照を評価して、その参照に対応する値を返す関数です。
関数の使い方は次のとおり
=INDIRECT(A, B)
- A: 参照するセルのアドレスを表す文字列。”A1″や”B2:C5″などが入る。文字列で表現されているため、ダブルクォーテーションで囲む必要がある。
- B: 参照形式を指定する論理値です。省略可能で、TRUEまたは1を指定すると、A1形式の参照が使用される。FALSEまたは0を指定すると、R1C1形式の参照が使用される。デフォルトでは、TRUEが指定さる。基本的には省略する。
上の図のとおり、【アドレス】指定する文字列は、ダブルクオーテーションで囲む必要があるため・・・
式をコピペできません。
上の図の例では・・・縦にコピペするだけなので、【ROW()】を使えば式をコピペできることが分かりました。
=INDIRECT("A" & ROW())
ダブルクオーテーションを省くと
通常セル【A2】セルを参照するときは・・・
=INDIRECT("A2")
とするわけですが・・・
ダブルクオーテーションを省くとエラーとなります。
しかし、参照先のセルにアドレスが入力されていると入力されているアドレスの値が表示されます。
上の図では・・・
【A9】セルに【A2】と入力し、
ダブルクオーテーションを省いて次の様に式を入力すると・・・
=INDIRECT(A9)
セル【A2】に入力されている【あ】が表示されます。
ダブルクオーテーションを省略せずに式を入力すると
=INDIRECT(A9)
セル【A9】に入力されている【A2】が表示されます。
名前の管理で設定した範囲を表示させる
【INDIRECT】を使うと・・・
名前の管理で範囲設定したセルの範囲の値を表示させることができます。
上の図では【A1:A30】の範囲に【Aチーム】という名前を設定しています。
そこからセル【F2】に【Aチーム】と入力し・・・
セル【F2】からセル【F30】までに・・・
【=INDIRECT($F$1)】と式を入力すると・・・
【Aチーム】という名前を設定した範囲の値が表示されます。
【A列】に値が設定していない範囲については【0】が返ります。
ということで、簡単ですが【INDIRECT】関数の忘備録として掲載しておきます。
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