貧乏暇なしアラフィフオヤジの管理人です。
さて、先日エコキュートがとうとう壊れて・・・
大枚をはたいてなんとか交換したところですが、
貧乏ゆえにちょっとでも長く使いたいとの思いで・・・
設置にかなり神経質になっていたところです。
業者の設置は・・・
下の写真のとおり、純正の座金を使っていなかったり、
スペーサーを貯湯タンクの長辺方向に対して、直角に入れて・・・
足の一部が浮いていたりと、
とても管理人が納得できる施工ではありませんでした。
施工業者にいちおうクレームは入れましたが・・・
社内基準は満たしているので問題ないとのこと。
個人的に納得できなかったので・・・
エコキュートのメーカーに問い合わせたところ、
レベル調整でスペーサーを挟む場合でも【シーソーにならないようにする】とのことでした。
【シーソー】にならないようにするとは、
貯湯タンクの足の一部が浮かない様な大きさのスペーサーを使用し、
アンカーボルトがスペーサーを貫通(ボルトのワッシャーの様に)させるとのことでした。
また、念のため知り合いの1級建築士も確認しましたが・・・
この状態でアンカーボルトのナットを締めると反対側が浮くことになるので、
よろしくはないのこと・・・
このため、普通だったら下の写真の様にスペーサーを使うハズとのことです。
なお、アンカーボルトがスペーサーを貫通していないと・・・
地震などの際に揺れてズレて、最悪はハズれるリスクもあるとのことでした。
なお、純正のレベルスペーサを出しているのはパナソニックのみの様です。
なお、パナソニックは穴ではありませんが、
それでもズレ防止のため、アンカーボルトを通せる切り欠きがあります。
このためスペーサーを購入し、アンカーボルトの穴をあけて、再設置したのですが・・・
前足で穴の位置を確認したら・・・
実は後ろ足の穴の位置が違っていたという大失態。
しかも、既製品のスペーサーでは、貯湯タンクの足の面積より若干小さく、
どうしても足が少し浮いてしまいました。
ただ、この状態でも、アンカーボルトの部分がスペーサーを貫通しているので・・・
アンカーボルトのナットを締めても、反対側が浮くことは無いのですが・・・
施工業者に純正の座金は無理やり貰ったので、ついでに手直しをすることにしました。
まずは座金の加工です。
メーカーに確認したところ、大地震が起こるとアンカーボルトが残ったまま・・・
貯湯タンクの足がアンカーボルトから抜けてが倒れる事が多発したとのことで、
耐震性の強化で足がアンカーボルトから抜ける事が無いように座金を大きくしてあるとのこと・・・
また、穴の遊びも少なく、アンカーボルトの位置が数ミリズレただけでも、
純正座金が入らなくなる様です。
施工業者はおそらくアンカーボルトの穴あけをミスったのでしょう。
案の定ですが純正の座金は足に引っかかって入りませんでした。
ただ、それも数ミリです。
座金の右側の切り欠きの部分をグラインダーで2ミリほど削ったら簡単に入りました。
たったこれだけです。
なお、施工業者にはこのミスも指摘したところ・・・
貯湯タンクを取り外して【アンカーボルトを打ち直す】と言ってきました。
純正座金を少し削れば良いのではと指摘しましたが・・・
削ったら純正座金の意味が無くなるという訳の分からない事を言い出す始末。
上の写真のとおり2ミリ削っても、
非純正の座金よりも厚さもあり面積も大きく、明らかに強度があるのが見るだけで分かります。
非純正の座金は平気で使うのにと思うと・・・
矛盾しか感じませんでした。
ちなみに座金の厚さですが・・・
純正座金が2.7ミリで非純正座金が1.7ミリで、1ミリ違いました。
どちらに強度があるかは火を見るより明らかです。
さらに、純正座金には曲げ強度を高めるためにリブ加工までされています。
最後に、スペーサーの面積が足りずに、若干足が浮いた部分については、
スペーサーを適当な大きさに切り取り、挟んでおきました。
アンカーボルトのナットを少し緩めて、当て木をして打ち込みです。
多少見栄えは悪いですが・・・
これで、貯湯タンクの足が浮くことなく・・・
また、ナットを締めても足が傾く方向に力は掛かりません。
基礎との締結に関しては、ようやく納得できる仕上がりになりました。
あとは、貯湯タンクの排水口をどうやって・・・
排水管まで導くかですね・・・
排水口の位置が悪く・・・
イロイロな配管に干渉するので・・・
結構、厄介そうです。
そもそも、施工マニュアルの通り排水ホッパを設置しようと思うと・・・
貯湯タンクの下に配管なんてできない気がするし・・・
特に給湯配管と給水配管が干渉しやすい位置です。
なんで、こんな場所に排水口があるのでしょうか?
パナソニックだと、ちょうど基礎の排水管の真上あたりに、
貯湯タンクの排水口があったのですが・・・
今回は、貯湯タンクへの接続配管の並び順が、東芝と同じダイキンにしましたが、
排水口の位置まで考慮していませんでした。
機種選定を誤ったかもしれません。
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