ドローン飛行許可!オンラインでの申請方法!だれでも簡単にできる!

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drone1 080-お仕事

役所には、年に数回、議会の会議というものがありまして、そこで議員様が一般質問を行います。

一般質問は、議員様がその存在感をアピールする絶好の機会でありますので、皆さん頑張るわけでございます。

私たちも、誠心誠意、住民の為になると思い、答弁書を書かせていただくわけでございますが、たまに世間のブームに便乗した一般質問がなされる場合があります。

私の役所でも、そんなことがありまして、

「災害時の状況確認、遭難者の捜索や救助に役立てる為にドローンを購入せよ」

という一般質問が、出されたことがありました。

「災害時の状況確認」は百歩譲ってまだしも「遭難者の捜索や救助」は警察や、消防が主体的に実施する立場であり、私たち、役所の事務員が出張るものではございません。

それでも、なんだかんだで、1台買うことになったのですが、実際の現場での「活動」は、これまで、全くございません・・・

そもそも、使う機会がない・・・

それにも拘わらず、さらに一般質問で、「活動実績」を問われたりします・・・

答弁書は、「いつでも活動できるように、定期的に訓練しています!」です。

こんな感じで、無駄な仕事が増えていきます・・・

私も、仕方無くですが、練習させていただき、航空局に申請し、「空撮」と「事故・災害対応等」に限りますが、次の3項目について、適用を除外する許可をいただきました。
(有効期限1年)

①人口密集地での飛行
②人又は物件から30m以上距離を保つこと。
③目視外飛行について

実際に、この許可が、活躍する日が来るとは思えませんが・・・

インターネットによる、「無人航空飛行機許可申請」方法

さて、前置きが長くなりましたが、ここからインターネットによる、「無人航空飛行機許可申請」方法について、説明させていただきます。

①DIPSのHPからアカウントを作成する

DIPSのHPからアカウントを作成しましょう。

個人又は、企業を選択してクリックしましょう。


アカウントを作らないと始まらないよ


注意事項はよく読もう


②画面に従い必要事項を入力し、アカウントを作成する

画面に従い必要事項を入力し、アカウントを作成しましょう。


画面のとおりに入力すればOK

③作成したアカウントで、DIPSのHPにログインする

作成したアカウントで、DIPSのHPにログインしましょう。



④使用するドローンを登録する

使用するドローンを登録しましょう。



⑤ 機種により入力項目が異なるが、画面の指示に従って入力する

画面の通りに入力すればOKです。

下の図は、登録の例になります。



資料の一部を省略することができる無人航空機については、メニューから選択できます。

資料の一部を省略することができる無人航空機


ここも画面に従って入力すればOK

⑥操縦者を登録する

操縦者を登録しましょう。



⑦ 飛行実績が求められる

飛行実績が必要となりますので、「10時間」以上の練習をしてから登録しましょう。

下の図は、登録の例になります。


この画面に操縦者が登録されます。

⑧ 「5時間」以上の「目視外飛行」 の練習が必要

特に小型ドローンは、数百メートル離れると、目視が困難となりますので、「5時間」以上の「目視外飛行」の練習をしておいた方が良いと思います。


飛行実績が重要です

飛行実績が重要です

赤丸内の実績が重要です。ある程度の飛行実績が無いと許可が得られない可能性があります。

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⑨実際の飛行申請について

実際の飛行申請を入力します。

2回目以降は、申請書の作成(複製)から再申請すると修正を指摘される可能性が減ります。


2回目以降は複製で

⑩下図の申請事例を参照

下の図は、申請一覧の事例となります。


1回申請すれば、次回から複製できます

⑪事例の申請内容は

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事例の申請内容については、空撮及び事故・災害対応等の場合に

  • 管内の人口密集地での飛行許可
  • 目視外飛行許可
  • 人又は物件から30メートルの距離を取る事についての適用除外
  • これらの1年間の包括許可

を申請しました。

⑫申請入力項目は、下図の事例を参照

下の図は、申請入力項目の事例です。

画面の指示に従って入力すればOKです。

ドローンの機種によっては、入力しなくてもよい項目があります。


各項目についても画面のとおりに入力すればOK

各項目についても画面のとおりに入力すればOK

各項目についても画面のとおりに入力すればOK

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各項目についても画面のとおりに入力すればOK

申請内容一覧例

それぞれの入力内容については、国土交通省の申請書の作成要領及びチェックリストが、オンライン申請の内容と同等となっておりますので、参考にしてください。

イベント飛行では、イベント毎に申請が必要

イベント飛行等で、飛行経路を設定する必要がある場合は、地図を作製する必要があります。



飛行経路の地図を作成する必要があります

飛行高度によって、飛行禁止区域の範囲や観客席との離隔距離が変わります 注意しましょう

まとめ

  • アカウントを登録する
  • ドローンの機種を登録する
  • 操縦者を登録する
  • 飛行申請する

許可までの期間

訂正の指示が特に無ければ、概ね2~3週間前後で許可が出ます。

訂正の指示があると、その回数により、許可までの時間が長くなります。

初回の申請の時は、何度も訂正の指示がありかなりの期間(1カ月)を要しました。

初めて申請される方は、余裕をもって申請しましょう。

注意事項(イベント飛行)

イベントでの飛行は、イベント毎に個別の申請が必要となります。
飛行高度に応じて、立入禁止区域を設定し、その立入禁止区域内での飛行しかできませんので、注意が必要です。

航空法(ガイドライン)を今一度よく確認しましょう。

安全な飛行のためのガイドライン  国土交通省 航空局

イベント飛行でのガイドライン 国土交通省 航空局

飛行許可申請が必要な空域について

国土交通省HPより引用

遵守事項と承認が必要となる飛行の方法

国土交通省HPより引用

イベント会場での飛行に必要となる安全対策イメージ

国土交通省HPより引用

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