超底辺地方公務員の管理人です。
以前の部署でドローンを管理していたので・・・
恒例のドローン包括申請を実施
管理人の自治体の地域内でドローンを飛ばせる包括申請を毎年やっていたのですが・・・
部署が異動で変わっても、とりあえず何かあったら???
ということで、毎年継続して申請しています。
お役所でドローンを持つ事も、一つの流行りみたいなものです。
主な理由は・・・
- 自然災害時の被害状況の確認
- 捜索
- 鳥獣害対策
の3つくらいなのですが、実際に現場で飛ばすことはあまりなく・・・
練習で飛ばすことが殆どですね。
ドローンといっても、大型のモノではなく、MAVICシリーズですので・・・
物資の運搬はできません。
空撮しか役にたちません。
許可証はこんな感じ
許可証は上図の様なモノが電子データ【PDF】で届きます。
飛行条件は空撮と災害対応
飛行地域は管理人が勤務する役所の自治体内
許可条件は・・・
- 1:国土交通省令で定める人又は家屋の密集している地域の上空
- 2:当該無人航空機及びその周囲の状況を目視により常時監視して飛行させること
- 3:当該無人航空機と地上又は水上の人又は物件との間に国土交通省令で定める距離を保つて飛行させること
となります。
要するに人口密集地域でも目視外でも物件から30メートルの距離を開けなくても飛ばせるということですね。
ライセンスの申請自体は簡単
ライセンスの申請は簡単にできます。
管理人の場合は、ドローンを飛ばす技術云々よりも・・・
バックが役所で災害対応という点で、審査が緩いのでしょう。
個人申請だと多分審査が厳しい思う
管理人が個人でドローンを持っていたとしても、個人レベルでは、審査はとおらないと思います。
ただ、現実問題として・・・
物資も運べない様な小さいドローンなんて役に立つことは殆どないですね。
自然災害での被害状況の確認といっても、大規模なモノになったらドローンなんか飛ばしてもタカがしれていますし・・・
ヘリを飛ばした方が良いでしょう。
せいぜい、公共施設の屋根が風で飛んだとかの確認くらいにしか使えませんよ。
また、捜索にしても・・・
例えば山岳遭難が例ですが・・・
これも消防防災ヘリを飛ばした方が早いですね。
現実に小型ドローンが災害対応で役に立つことはあまりないかも?
ドローンの無人飛行により物資運搬なんて夢のまた夢ですよ。
そんなモノが人の頭の上を飛んでいるなんて想像するだけでも恐ろしい。
ドローンなんて脆弱極まりありませんし、いつ落ちてもおかしくありません。
ちょっと風が強くなれば、すぐに流されますし・・・
どっかの自治体でドローンを配備したという情報がマスコミで流れれば・・・
すぐに議員が飛びついて・・・
議会でドローンを配備する様に一般質問が出たりするわけです。
こんなモノは所詮オモチャです。
実際に飛ばして役に立った事なんて管理人の記憶する限りはありません。
金のムダですよまったく・・・
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