今回は、ヤブ医者に頭が来た話です。
管理人は典型的な親不孝者のため、偉そうな事を言える立場ではないことを始めに記載しておきます。
管理人は、痴ほうの母がいますが、流石に家で面倒を見切れなくなり、施設に預けています。
施設に預けてからは、面会にも行かないような、冷酷極まりない人間です。
施設内の事故で怪我?
たまに預けてる施設から、電話が掛かってくるのですが・・・
昔から、【便りのないのは良い便り】とう諺のとおり・・・
連絡がある時は決まって、良い話ではありません。
今回は、施設内のちょっとした事故で、足が痛くなったので、病院に行かせたいとのことでした。
母の両足の股関節には、人工股関節が入っていますので、人工股関節を診察できる病院に行って欲しいと依頼して、その時は電話を切りました。
病院に行ったところ1週間の入院が必要と言われた
さて・・・
施設の方が付き添いで病院に行ったところ、人工股関節が脱臼しており1週間の入院が必要とのことでした・・・
しかも、病院からは平日の日中に関わらず、入院手続きに来いとのこと・・・
また、大部屋が開いてないから個室に入るので別途個室料金が必要と言われました。
当方は、個室は希望していないことを伝え・・・
また仕事が終わってからしか行けないと伝え・・・
18時ごろに行くと伝えて電話を切りました。
病院側の都合で個室料金は請求できない
さて、本来は個室料金は、本人が希望しない限りは、大部屋が空いていない等の病院側の都合で請求できません。
ソースは次のとおりです。
平成30年3月5日 保医発0305第6号
「「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」及び「保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める医薬品等」の実施上の留意事項について」の一部改正について
から一部抜粋
12 特別の療養環境の提供に係る基準に関する事項
(8) 患者に特別療養環境室に係る特別の料金を求めてはならない場合としては、具体的には以下の例が挙げられること。
なお、③に掲げる「実質的に患者の選択によらない場合」に該当
するか否かは、患者又は保険医療機関から事情を聴取した上で、適宜判断すること。
① 同意書による同意の確認を行っていない場合(当該同意書が、室料の記載がない、患者側の署名がない等内容が不十分である場合を含む。)
② 患者本人の「治療上の必要」により特別療養環境室へ入院させる場合
(例)
・ 救急患者、術後患者等であって、病状が重篤なため安静を必要とする者、又は常時監視を要し、適時適切な看護及び介助を必要とする者
・ 免疫力が低下し、感染症に罹患するおそれのある患者
・ 集中治療の実施、著しい身体的・精神的苦痛を緩和する必要のある終末期の患者
・ 後天性免疫不全症候群の病原体に感染している患者(患者が通常の個室よりも特別の設備の整った個室への入室を特に希望した場合を除く。)
・ クロイツフェルト・ヤコブ病の患者(患者が通常の個室よりも特別の設備の整った個室への入室を特に希望した場合を除く。)
③ 病棟管理の必要性等から特別療養環境室に入院させた場合であって、実質的に患者の選択によらない場合(9) 患者が事実上特別の負担なしでは入院できないような運営を行う保険医療機関については、患者の受診の機会が妨げられるおそれがあり、保険医療機関の性格から当を得ないものと認められるので、保険医療機関の指定又は更新による再指定に当たっては、十分改善がなされた上で、これを行う等の措置も考慮すること。(3)に掲げる保険医療機関については、特に留意すること。
ということで、病院に行くまでに、この資料を印刷して・・・
いざ病院に行こうとしたところ・・・
施術【整復】して転医
なんと・・・
人工股関節の脱臼の整復を試みたが、失敗したので、転医させたいとの電話が病院からありました・・・
しかも、転医先も確実に整復できるかどうか分からないとの事・・・
あきれて物が言えません・・・
診察して診断の結果、自院で処置できるかどうかの判断もつかないのです・・・
医者のプライドなんかこっちには関係ありません。
出来ないなら、出来ないで、すぐに転医先を探してエスカレーションすべきだと管理人は考えるのですが・・・
どうもこの病院は、とりあえずやってみて出来なかったから転医させるとのことです。
しかも、3時間も浪費してです・・・
母にしてみれば、痛いやら治せないやらで、さぞかし不愉快な思いをしたのではないかと想像できます。
病院が提示してきた転医先を却下する
あまりにもいい加減な、処置だったので・・・
かなり頭にきて、病院が提示してきた転医先を却下し、人工股関節を施術した病院に連絡し、受け入れを相談するよう指示して電話を切りました。
なにやら、病院側の都合【プライド】がある様な感じでしたが・・・
そんなことはこっちには関係ありません。
どうやら、人工股関節を施術した病院の方が規模が小さい為、大きい病院から小さい病院に転医させるということが、通常はあり得ない様子でした。
最終的には、施術した病院に相談した結果、受け入れは出来ないが、さらに別の病院を紹介され、そちらに転医となりました。
瞬殺で整復が終了する
さて・・・
転医先の病院では・・・
ヤブ医者が3時間掛けてもできなかった整復を、瞬殺で終わらせてしまいました。
しかも、入院も麻酔の関係で1日でOKとのこと・・・
転医前の病院では、1週間と言っていたのにですよ・・・
この違いは一体どういうことなんだろうと・・・
思わず、転医先の病院の先生にグチってしまいましたが・・・
流石は、同業者の悪口ははばかれるのか・・・
【人工股関節の脱臼の整復は結構難しいので仕方がないと思います】
と言われました。
しかし、結果的には【医師の技術の差】ということに尽きると思います。
失敗したくせに医療費を請求すると言われた
さて・・・
転医前の病院に医療費の請求について問うと・・・
整復が失敗した部分も含めてすべて請求するとのことです。
100歩譲って、診察と診断の医療費は払っても良いですが・・・
同意をしていない整復を勝手に施術して、尚且つ失敗して、医療費まで請求する・・・
医療行為が、委任なのか請負なのか分かりませんが・・・
いずれにしても、酷い話だと思います。
押し付け・送り付け商法詐欺と同じレベルですよ。
ちなみに、都道府県の医療相談窓口にもクレームのメールを投げましたが・・・
そっちも音沙汰なしです・・・
何のための相談窓口なのか分かりません。
仕事しろよ!!!
という思いです。
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