さて、クルマのサイドスポイラーの破損に続き、今度は通勤用自転車のパンクです。
この日もまたも役所で、クレーマーと喧嘩した日の帰りでした・・・
ここまで、きたらクレーマーの怨念としか思えません・・・
恐るべしクレーマー・・・
迷惑極まりありませんね。
目次
パンク後に無理やり乗って来たので、タイヤも交換が必要
割と職場から近くのところでパンクしてしまったので、そのまま2キロを無理やり乗ってきました。
当然、タイヤが潰れてヒビが入り、中の繊維も出てきてしまったので、チューブのパンク修理だけではダメで、タイヤの交換も必要です。
家の近くに自転車屋さんが無く・自転車が入る車もない
修理しなければならないのですが、家の近くに自転車屋さんもありませんし、かと言って自転車が入る車もありません・・・
ですので、修理に持っていく事が困難です。
もともと、この自転車は、数年前に買ったものですが、本当はノーパンク自転車が欲しかったのです・・・
が・・・
ノーパンク自転車の中で気に入った形状のものがなかったので、止むを得ず、普通のタイヤの自転車にしました・・・
若干タイヤが細い様な気がしましたが、いわゆる一般的なシティーサイクルであり、タイヤのサイズも店員に確認したら、27インチであり簡単に手に入るサイズだと言っていたことを覚えています。
パンク修理が面倒なのでノーパンクタイヤの自転車を買いにホームセンターに行ったが・・・
さて、やはり自転車はすぐにパンクするので、面倒です・・・
ちょっとした段差に強く当たってもパンクします。
ということで、やはりここはノーパンク自転車だ!
と思い、安い自転車をホームセンターに探しに行きましたが、ノーパンクタイヤの自転車が殆どありませんでした。
ノーパンク自転車は、どうしてもタイヤが重く軽快感が無く人気がないとの事です・・・
止むを得ずタイヤとチューブを買って自分で交換する事にした
管理人は、これでもバイクと自動車のメンテナンスは、そこそこ自分でできますので、自転車のタイヤ交換なんて、チョロイものです。
実際には作業自体は、チョロかったのですが・・・
なんと、交換用に買ったタイヤとチューブのサイズが違っており、結局購入費3,000円を無駄にしてしまいました・・・
3,000円もあれば、ガンプラが1つ買えます。
開封済みのため返品も聞きません。
OH・MY・GOD!
自転車のタイヤの規格は乱立していて訳がわからん
例えば、車でもバイクでもタイヤのサイズ表示は・・・
- 管理人の愛車【ZC33S】の場合:205/50R16
- 管理人の愛車【ZX-10R】の場合:F:120/70R16/R:195/55R16
と非常に分かり易く表示されています。
【幅:扁平率:ホイールサイズ】です。
世界共通の表示なのか不明ですが、日本で買えるものには外国産も含めて、すべてこの表記で統一されていると思います。
しかし・・・自転車のタイヤのサイズ表記は、ホント訳が分かりません・・・
いちおう家を出る前に、タイヤのサイズを確認しようと表記を確認しましたが、なんだか良く分からない表記がされていました。
見方も良く分からない・・・
なんとなくサイズっぽいものが表記されていたのですが・・・
それが・・・
【28-622/700-28C】
というものです・・・
昔は、26インチとか27インチとかだったと思いますが・・・
どこにもインチが書いてありません。
どういう事か理解できないまま、どうせママチャリサイズだから一般的な27インチのタイヤを買えば、なんとかなるだろうと思い・・・
自転車を買う時にも店員が、一般的な27インチのタイヤと言っていのを記憶していたため・・・
ホームセンターの店員にも確認して・・・
【27×1と3/8】というタイヤとチューブを3,000で買って帰りました。
自宅でいざ作業開始・・・
さて、自宅でいざ作業開始です・・・
作業手順は次のとおりです
- 自転車を上下逆さまにして立てる
- パンクしたのは後ろのタイヤなので、ハブボルト(アクスルボルト?)を外す・・・
- ドラムブレキーキを車体に固定しているボルトを外す・・・
- ハブボルトを外す前に、ドラムブレーキのワイヤーを外す・・・
これで、タイヤが外れるはずです・・・
管理人の自転車は、ドラムブレーキのワイヤーの先にささくれ防止のキャップがしてあり、これを外さないと、リアタイタのブレーキワイヤーが外せなかったのですが・・・
キャップを外すのが嫌だったので、ワイヤーは外さないままタイヤを外して、作業をしました。
自転車なので、作業自体は、やっつけ仕事です。
自転車用のタイヤレバーなんて、持っていませんので、適当にマイナスドライバーを3本ほどぶち込んで、タイヤとチューブを外して、新しいタイヤをぶち込むだけです・・・
しかし、ここでようやく、タイヤのサイズが違うという問題を覚知しました・・・
どうにもタイヤとチューブのサイズが合いません。
どうやら、買ってきたタイヤとチューブのサイズが一回り大きい様です。
【27×1と3/8】という タイヤサイズは、もっとも一般的なサイズで、殆どの自転車がこのサイズらしいのですが・・・
どうも、管理人の自転車は違う様です。
ここでようやくタイヤのサイズをネットで調べた
最初は分からなかった、管理人のタイヤに上記されていた数字・・・
【28-622・700-28C】とは実はタイヤサイズの表記だったようです。
自転車のタイヤサイズは、どうやら
- ETRTO
- インチ
- フレンチ
の3種類がある様で・・・
管理人の自転車は、インチ表示がなく、どうやら【ETRTOとフレンチ】表示のみだったことが分かりました。
しかし、ホームセンターで見ていた限りでは、インチ表示のタイヤしか売っていませんでした・・・
世界統一表記は【ETRTO】らしい
さて、調べた結果、世界統一表記は【ETRTO】の様です。
管理人の自転車の【28-622】という場合は、
- 28 → タイヤの幅
- 622 → リムの外径
との事です。
言われれば、確かに分かり易い・・・かも?
自動車やバイクのタイヤ表記から、扁平率を抜いたものと考えればしっくりきます。
しかし、これだけ表示や種類が乱立していては、消費者にとっては分かり難いことこの上ないですね。
互換性を調べてみた・・・
とうことで、失敗の後ですが、タイヤの互換性を調べてみました。
ETRTO | インチ | フレンチ | |
27” | 40-609 | 27 x 1-1/2 | |
20-630 | 27 x 3/4 | ||
22-630 | 27 x 7/8 | ||
25-630 | 27 x 1.00 | ||
27 x 1-1/16 | |||
28-630 | 27 x 1-1/8 | ||
27 x 1-1/4 Fifty | |||
27 x 1-1/4 | |||
32-630 | 27 x 1-1/4 | ||
28/32-630 | 27 x 1-1/4 | ||
35-630 | 27 x 1-3/8 | ||
28” | 18-622 | 28 x 3/4 | 700 x 18C |
19-622 | 700 x 19C | ||
20-622 | 28 x 3/4 | 700 x 20C | |
22-622 | 28 x 7/8 | 700 x 22C | |
23-622 | 28 x 7/8 | 700 x 23C | |
25-622 | 28 x 1.00, 11/16 | 700 x 25C | |
30-622 | 28 x 1.20 | 700 x 28C | |
28-622 | 28 x 1-5/8 x 1-1/8 | 700 x 30C | |
32-622 | 28 x 1-5/8 x 1-1/4 | 700 x 32C | |
700C COURSE | |||
35-622 | 28 x 1-5/8 x 1-3/8 | 700 x 35C | |
37-622 | 28 x 1-5/8 x 1-3/8 | 700 x 35C | |
40-622 | 28 x 1.50 | 700 x 38C | |
28 x 1-5/8 x 1-1/2 | |||
42-622 | 28 x 1.60 | 700 x 40C | |
44-622 | 28 x 1.625 | 700 x 42C | |
47-622 | 28 x 1.75 | 700 x 45C | |
50-622 | 28 x 1.90 | ||
28 x 2.00 | |||
60-622 | 28 x 2.35 | ||
32-635 | 28 x 1-1/2 x 1-1/8 | 770 x 28B | |
700 x 28B | |||
770B COURSE | |||
40-635 | 28 x 1-1/2 | 700 x 38B | |
28 x 1-1/2 x 1-3/8 | 700 x 35B | ||
700 Standard | |||
700B Standard | |||
44-635 | 28 x 1-5/8 x 1-1/2 | 700 x 40/42B | |
28-642 | 28 x 1-3/8 x 1-1/8 | 700 x 28A | |
37-642 | 28 x 1-3/8 | 700 x 35A |
なんと!!!
管理人が27インチだと思っていた、自分の自転車のタイヤサイズは・・・
【28-622】→ 【28×1-1/8】の様です・・・
しかし、買ってきた【 27×1-1/8 】は、一回り大きかったですので、全くもって謎です・・・
恐らく、【インチ】サイズと【ETRTO・フレンチ】表示には、互換性がないと考えて差し支えないのかもしれません。
高い勉強代だった・・・
3,000円を無駄にするという非常に高い勉強代でしたが、身をもって経験した事ですので、これでもう間違える事はないでしょう・・・
ちなみに、一回り大きいチューブでしたが、もとのタイヤに無理やり押し込んで、とりあえず空気は入りました・・・
しかし、サイズの異なるチューブは、中で噛んだり折れ曲がったりして、再度パンクする可能性が非常に高いとの事です・・
恐らくですが、まだすぐにパンクするでしょう・・・
また、タイヤも相当ダメージがありますので、バーストする可能性もあります。
とりあえず、気を付けながらゆっくり走る必要があります。
まとめ
あまく見ていた自転車のタイヤ交換
タイヤのサイズ展開が多すぎて訳が分からん
しかも表記方法が3種類もあり要注意
基本はリムの外径を合わせて幅に関しては標準サイズからプラスマイナス・ワンサイズ変更くらいまでしかリムに嵌らない