管理人がSAJクラウンプライズに合格したのは、随分前の話になりますが、合格できた時に使っていた板をご紹介します。
テクニカルプライズ・クラウンプライズの合格を目指している方の中には、板を大回り用・小回り用の2本用意しようとか・・・
どんな板が良いとか・・・
いろいろ悩んでいる方も多いと思います。
こんな板でも合格できるという参考になれば良いかと思います。
まずは受験種目のおさらい
管理人がお受験したときは・・・
- 事前講習(シーズン中1回受ければ良い)
- 大回り
- 総合滑降
- 不整地大回り
- 整地小回り
- 不整地小回り(コブ)
現在は、種目が改訂され
- 事前講習(シーズン中1回受ければ良い)
- 大回り
- 総合滑降
- 整地小回り
- 不整地小回り(コブ)
となっています。
大回り系2種目と小回り系2種目です。
お受験に使う板に悩む
さて、テニクカルプライズ・クラウンプライズに目指す方は、相当足前に自信があることと思いますが・・・
実際にお受験の際に使う板を悩むことはないですか?
大回りと小回りの2本で受けようか・・・
それとも小回り用の1本にしようか・・・
はたまた、板を購入するときにどんな板が良いか・・・?
と悩みは尽きません・・・
管理人もそうでした・・・
マテリアルに不安があるとお受験に集中できない
管理人もそうでしたが・・・
自分の使っているマテリアルに不安があるとお受験に集中できないものです。
まず道具が自分にマッチしている、検定の条件に合っていると思えてこそ、お受験に集中できます・・・
管理人が経験した中では、雪質やバーン状況を考慮せずに、大回り系種目を大回り用の板で滑って、しまった・・・
と思った事は何回もありました・・・
ここは、小回り用の板にすべきであったと・・・
後悔しても、時すでに遅しです。
どうしたら迷わずにお受験に集中できるか
どうしたら迷わずにお受験に集中できるかですが・・・
やはりあらかじめ【こうする!】と決めておくのではなく、複数の選択肢を用意しておく事が良いと思います。
例えばですが・・・
- 受験当日の天気
- 受験当日の雪質
- 受験当日のバーン状況
- 大回り系種目のスタートからゴールまでの距離
最低でも、この4つの状況を考慮して、当日使う板を選択する必要があります。
複数の選択肢があったほうが良い理由
複数の選択肢があったほうが良い理由としては具体的には次のとおりです。
大回りの用の板が183センチのマスターズ用の>R23とかの場合
例えば持っている大回り用の板が183センチのマスターズ用の>R23の物としまししょう・・・
全日本技術選手権の男子が使用する、 テクニカル系の大回り用の板が、こういおうスペックの物が多いので、持っている方も結構多いと思います。
当日の検定バーンがバッチリ圧雪されていて、雪質も堅く、スタートからゴールまでの距離が長い場合は、性能をいかんなく発揮できるかと思います・・・
しかし、受験日の天候やバーン状況は選べません・・・
レースと異なり、ゲレンデ整備もあまり入りませんので・・・
雪がどんどん降っている様な天気であれば、すぐにゲレンデは柔らかい雪でボコボコになります。
また、スタートからゴールまでの距離が思ったよりも短くて、思う様なターン数ができないかもしれません・・・
こういう場合は、小回り用の板を使った方が有利です。
また、Rがキツ目な175センチ辺りの大回り用の板を持っていれば、それを使うのも良いでしょう・・・
迷ったら小回り用の板を使う
多くの方は、普段のフリースキーなら小回り用の板を使っていると思います。
履いている時間も、大回り系の板よりも小回り系の板の方が長いと思いますし、扱いにも慣れていると思います。
ですので・・・
検定当日の・・・
- 受験当日の天気
- 受験当日の雪質
- 受験当日のバーン状況
- 大回り系種目のスタートからゴールまでの距離
を考慮して、大回り系の板が難しいと感じた場合は、迷わず小回り用の板を選択してください。
管理人も合格できたときはそうしました・・・
しかしも管理人の場合は、検定用に買った板ではなく、最終的には、予備の板を使いました。
管理人が実際にクラウンプライズの検定時に使った板は、下の写真のとおりです・・・
スキーマニアなら分かるかもしれませんが、プレートを純正の鉄板の物から柔らかくタワミガ出やすい樹脂製の物に変更しています。
管理人が受験した当日は・・・
- 天候は雨・・・
- 雪は雨でグサグサ・・・
- ゲレンデは検定会時間にはすでに荒れ放題・・・
- コースは比較的長め・・・
でした・・・
この時点で、大回り系の板は使用しない事に決めました・・・
次に小回り用の板を使うか使わないかですが・・・
検定用に買った小回り用に買った板は、かなりRが小さく、また固めで重い板だったので、雨でグサグサになった雪(春雪)では、合わないかなと思い・・・
急遽、検定前に予備で用意していたこの板に買えました。
この板は、オールラウンド系の板の物で、Rは大回りも小回りも対応できる物です。
また、純正の鉄板プレートから、柔らかい樹脂製のプレート(ストックリー製)の物に交換してありますので、タワミ安く、また軽くもなっていので、当日の条件では、この板の方が合っていると判断した訳です。
最終的に、全ての種目をこの板1本で受験しましたが、この選択がバッチリと当日のゲンレンデコンディションにマッチし、ギリギリ合格できたという次第です。
まとめ
検定日のゲレンデ状況によるが大回り系の板は検定では不利になる場合がある
検定日のゲレンデ状況に合わせて複数の選択肢を用意しておく
迷った時は小回り系の板1本で受験する
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