へっぽこヘタレライダーの管理人です。
さて、1年点検の帰りに・・・
クラッチリザーバタンクのナットが脱落してリザーバタンクがブラブラしたまま
走行してしまったため・・・
恐らく油圧経路にエアが噛んだと思われ、クラッチの切れが悪くなっていました。
そこまで酷い状態ではなかったので、放置しておいたのですが・・・
ちょっと時間ができたのでフルード交換とエア抜きをすることにしました。
メンテナンス道具を準備
ワンマンブリーダがあれば楽ちんな作業なんですが・・・
手動なると結構面倒くさい・・・
また、ブレーキフルードは下手にこぼすと・・・
塗装を侵食するのでやっかいなので、あまり自分ではやりたくない作業です。
ただ、仕方なく今回は自分でやります。
まずは道具の準備ですね。
- ブレーキフルード
- ウエスはいっぱい
- ホース
- シリンジ
- 廃油入れのペットボトル
- メガネレンチ(10ミリ)
これだけあればなんとか作業はできます。
作業手順
大まかな作業は次のとおりです。
- 1.リザーバタンクの周りをウエスで保護
- 2.古いフルードをシリンジである程度抜く(エアが入らない程度まで)
- 3.レリーズのブリーダーボルトにメガネレンチをハメる
- 4.レリーズのブリーダーボルトにホースを差し込む(抜けない様にタイラップで締めておく)
- 5.ホースをペットボトルに差し込む(廃油入れ)
- 6.新しいフルードをタンクに入れる(こぼれない程度)
- 7.クラッチレバーをニギニギする(5回くらい)
- 8.クラッチレーバーを握ったままにする
- 9.ブリーダーボルトを緩める
- 10.フルードがホースに流れ出る
- 11.フルードがホースに流れが止まったらブリーダボルトを締める
- 12.レバーを離す
- 6~12を繰り返す(ホースに流れるフルードが綺麗になるまで)
- また、ホースに流れ出るフルードにエアが混じる場合も6~12を繰り返す
どれだけやってもエアが混じる
さて・・・
どれだけやってもホースに流れ出るフルードにエアが混じります。
500ミリリットルのペットボトルの半分(250ミリリットル)くらいまで新しいフルードを入れましたが・・・
これまでこんな経験はなかったので・・・
なにかおかしい・・・
ということで、とりあえず一端作業を中止して・・・
家の周りを少し試走してみることに・・・
クラッチはいちおう問題なく切れます。
シリンジで負圧を掛ける方法に変更
もどってから・・・
今度はクラッチレバーニギニギする方法ではなく・・・
ブリーダーボルトにシリンジを繋げて負圧でフルードを抜く方法に変更しました。
リザーバタンクへのフルード追加2回分ほどシリンジでフルードを抜くと・・・
エアが綺麗になくなりました。
大きめのシリンジが必要ですが・・・
シリンジで負圧を掛けてフルードを抜く方が作業が簡単な気がします。
次回からはこの方法でやる事にします。
もしくは、潔くワンマンブリーダを買った方が良いかもですね。
コメント