リッターSS!スーパツポーツで人生初サーキット走行!結構怖いよ!

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030-自動車とバイク

お世話になっているバイク屋でサーキット走行会に誘われたので、サーキット走行会に参加してきました。

人生初サーキット走行会です!

サーキットまで行くのがかなり大変・・・

ほぼ当たり前だと思いますが、余程サーキット走行を趣味にしている方でなければ、バイクを運ぶトランスポーンダー(ワンボックスカー)は持っていないでしょう。

管理人も当然その一人ですし、一緒に行った参加者もみんなそうです。

ですので、バイクを運ぶために、まずトラックをレンタルする必要があります。

さらに、走行会の会場が岡山国際サーキットですので、管理人の住んでい地域からではクルマで約450キロ程です。

ピットの場所を確保する為には、なるべく早く会場に付く必要があるそうで、前日の夕方には、何台かの自動車に乗り合わせて出発します。

ピットを取れないと、天候状況にもよりもますが、かなり辛い1日となります。

会場には、夜中の1~2時くらいに付くのですが施設が開場されるまで、クルマの中で仮眠を取りながら過ごします。

また、トランポ代わりのトラックを交代で運転するのですが、まぁ乗り心地が悪くてかなり辛いです。

シングルキャブのただのトラックですので、シートのリクライニングもできません。

バイクも無理やり6~7台くらいは積んで行くので、積載ギリギリの重量でちょっとした段差でもショックが底付きします。

当日の走行会よりも会場に着くまでにヘトヘトになります。

バイクの準備もかなり面倒くさい・・・

走行会にもいろいろ種類がありルールがあると思いますが、管理人が参加した走行会のルールは厳しく、ライトやミラーなど割れる可能性があるものは、完全に養生テープ等で覆ってしまう必要がありました。

インターネットでサーキット走行会の動画を見ても、ライト類等は「ペケマーク」で養生テープを貼っているのを多く見かけますが、それでは不十分という事でした。

割れ物には全て養生テープを貼ります

管理人は、初めての事でもあったので、次の処理に結構な時間が掛かりました。

①ミラーを外す

②ナンバーとナンバー灯を外す

③ライトが灯火しないように処理する
(ライト熱で養生テープの糊が移るのを防ぐ為)

④灯火類を全て養生テープで覆う

上記4つの作業で、だいたい2~3時間くらいです。

実は、これらの処理を自宅でやったのですが、大失敗でした・・・

バイク屋までバイクを持って行く手筈だったのですが、バイク屋までの移動を完全に忘れていました。

仕方なく、公道を走行できる状態まで戻し、バイク屋に持って行ってから再度、作業をしたのでかなり無駄に時間を消費しました。

この時点で、この後の移動時間を考えると、楽しみよりも辛さが勝っていました。

準備が大変・・・

実際に走れる時間は短いよ・・・

サーキット走行会は、行ってすぐに走れるというものではありません。

管理人が参加したサーキット走行会では次のスケジュールでした。

①車検

②ブリーフィング

③上級枠(15分)

④中級枠(15分)

⑤初級枠(15分)

休憩を挟みながら、③~⑤を4回繰り返し各枠4回走行できる

という具合です。

ですので、実際に走行できる時間は、15分×4回で60分となります。

待ち時間の方が圧倒的に長いです・・・

さて、スケジュールについて順を追って説明します。

まず①の車検ですが・・・

車検といっても、事前に準備した灯火類等が転倒の際に、飛び散らないように養生テープ等で覆ってあるか等の簡易なものです。

次に②のブリーフィングです。

管理には、人生初サーキットなのでブリーフィングを受けましたが、慣れている方は受ける必要はありません。

コース図はこんな感じです

プロレーサーのアドバイスが為になった・・・

ここで、プロレーサーのアドバイスで、今後の管理人の自動車やバイクの運転で、イチバン為になる事を聞く事ができました。

シフトダウンに関する事なのですが・・・

慣れてない方は、ブレーキングしながらエンジン回転数がまだまだ高い状態で、シフトダウンをしていくそうですが・・・

プロレーサーは、まずブレーキングに集中し、十分に速度とエンジン回転数が落ちてから「ポンポン」とシフトダウンするそうです。

特にサーキット走行では、エンジンを高回転まで回すので、エンジン回転数がまだまだ高い状態でシフトダウンするとオーバーレブになりエンジンを壊す場合もありますし、何よりも、2つの動作を同時にする必要があるので、ブレーキングをミスりやすくなるそうです。

これを聞けただけでも、「今回のサーキット走行会に参加した価値があった」と思えるほど管理人にとっては、良い話でした。

この話を聞いて以降は、自動車でもバイクでもシフトダウンは、ブレーキングに集中し、速度とエンジン回転数が下がってから行うように変更しました。

これにより、特にクルマ(スイフトスポーツ ZC33S型)でアクセルペダルを手前にオフセットする必要も無くなりましたので・・・

この話を聞く限りでは・・・

「クルマのMT車のアクセルペダルは、ブレーキを十分に踏んだ状態でヒールアンドトゥーがし易い位置に設定してある」のだと確信しました。

スイフトスポーツ ZC33S型のアクセルペダルについては、こちらの記事を参照してください。

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実際の走行は・・・

実際の走行は、下にUPしてある動画を見ていただければ、イチバン分かるかと思います。


言い訳になりますが・・・かなり遅いです・・・

2倍に再生スピードを設定して貰えると、ちょうど良い臨場感が味わえます。

遅くてごめんなさい・・・

人生初サーキット走行の感想は・・・?

管理人は、人生初サーキット走行でしたので当然ですが初級枠でした。

しかし、初級枠であってもかなり怖かったというのが、正直な感想です・・・

ミラーを外してあるので、後ろから追い上げてくる他車の状況も分かりませんし、逆に他車にも自分の存在が分かりません。

基本的なサーキット走行のルールは、「後続車が相手の進路を予測して上手く抜く」ですが、管理人も他の参加者も初心者枠ですので、お互いに信用できないという感じでした。
管理人も下手クソなのですが、他の参加者も初心者ですので、お互いに相手のラインが予測できません・・・

ですので、コーナーの手前のブレーキングで抜く事がなかなかできません。

どうしても、車間が詰まってくると前車と接触するのではないかと恐怖感が出ました。

サーキット走行会なのに、コーナー手前で前車に合わせて数珠つなぎになるという「初心者枠ならではの現象」が生じていました。

こんな感じですので、コーナー進入の先頭車両が遅いと、前が詰まってしまってしますので、ストレスが掛かります。

しかし、サーキットは何があっても全てが自己責任ですので、初心者が無理をするのは、接触事故や転倒のリスクが一気に高まるので無理は絶対に禁物です。

他の参加者のペースに惑わされずに、自分のペースを守ることが第一となります。

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上手い人はいとも簡単に追い抜いていくので、純粋にテクニックの差なのでしょう・・・

動画の途中に、1台の赤いバイクがもの凄いスピード差で追い抜いて行きますが、その方は上級枠でも上位走行ができる方「バイク屋の社長さん」です。

「一緒な枠で走ってひっぱって貰う手筈でしたが・・・」

あまりにも実力差が有り過ぎて、ひっぱって貰うどころか、付いていく事もできませんでした。

後から聞いた話ですが、走行車両が多すぎて、「誰が自分のお客さんか分からなかったそうです」・・・

「自分のお客さんを探しながらですので、かなり手を抜いて走っていたらしいですが・・・」

それでもあのスピード差ですので、自分の下手クソ差を痛感させられました。

それなりに走れるんじゃないかという根拠の無い自身があったのですが・・・

実は、初級枠であれば、それなりに走れるんじゃないかというなんの根拠も無い自身(単なる自意識過剰)があったのですが、いとも簡単に打ち砕かれました・・・

やはりサーキットは、公道とは違います・・・

公道とは異なり、かなり幅が広いですので「プロレーサーが最速タイムを狙う走り方でもない限りは、どのラインを通ってもそれなりに走れてしまう・・・」ので幅が広すぎてラインが分かりません・・・

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特に前に走っている車両がいないと尚更です・・・

次に、サーキット走行では「アクセルを開け続けるか・ブレーキングのどちらかの操作」です。

ブレーキングもコーナー手前のフルブレーキングが基本となります。

サーキット走行に慣れてそれなりに速く走れる様になれば、公道では怖く無くなるとは聞いていましたが・・・

確かに「公道で全開走行する事は、まず有り得ません」ので、サーキット走行での全開走行に慣れていれば、公道での全ての操作に余裕が出て、それだけ安全マージンが取れる様になれるという点で納得できました。

サーキット走行はお金が掛かるよ・・・

サーキット走行はお金が掛かります。

まず装備品ですが、次の物が必須となります。

①フルフェイスヘルメット

②革ツナギ

③レーシンググローブ

④レーシングブーツ

①のフルフェイスヘルメットについては、大型バイクに乗っている人であれば殆どの方が持っているとは思いますが・・・

②~④については、持っていない方が多いと思います。

管理人もサーキット走行会に参加するに当たり、安物ですが揃えましたが・・・それでも結構な費用(次のとおり)がかかりました。

②革ツナギ:7万円

③レーシンググローブ:2万円

④レーシングブーツ:3万円

次にエントリーに掛かる費用です。

参加費用が:2万円

交通費:2万円(トラックのレンタル代・高速代等含む)

雑費:1万円

これは、住んでいる地域の近くにサーキットがあるかどうかという地理的条件にも影響されますが、管理人の場合は1回の参加に約5万円を要します。

これにプラスしてバイクのメンテナンス代も必要となります。

サーキット走行は、かなりバイクに負担を掛けますので、最低限でもブレーキフルードとエンジンオイルは交換しておいた方が無難ですので、さらに2万円程度追加となります。

もし、タイヤが減っていれば、タイヤの交換も必要となりますので、さらに6万前後が必要となります。

逆算していくと、最低でも1回の参加に、交通費含む参加に要する費用と、最低限のバイクのメンテナス費用として、7万円くらいは必要となります。

管理人は、あた1回しか参加した事はありません。

もう少し経験したいなという気持ちは強いのですが、「掛かる費用と移動の負担」を考えるとなかなか重い腰が上がらないというのが正直な気持ちです。

まとめ

サーキット走行は参加にお金が掛かる

テクニックを磨くには良い環境であり、上手くなれば公道での余裕に繋がる

近くにサーキットがあるならトランポが無くても自走で参加可能
(万が一転倒等で走行不能になってもレッカーを頼めばなんとかできる)

サーキットが遠い場合はトランポは必須

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