みんカラのアカウントが原因不明で、ログイン不可となり、記事の加除、訂正、削除ができなくなりましたので、こちらに転載します。
Googleアドセンスの審査落ちの原因となったと思われるであろう記事となりますので、コピー記事扱いとならない様に、リライトしています。
尚、私がオリジナル記事の作成者であることを証明する為に、最近撮影した自作パーツの写真等を掲載しておきます。
社外品オートクルーズは、とても重宝したが・・・
オートクルーズのスイッチが遠い! 操作するには、目線を移す必要があり若干危険!
どうしても、社外品になりますので、メーカー純正品の様に、ハンドルから手を離さずに操作することは、できません。
「3-drive AC」は、オートクルーズ専用のリモコンスイッチがあったので、まだ「マシ」でしたが、「i-Accel」、「i-Stge」に至っては、操作パネルのスイッチを直接押す必要があります。
どこに設置しても、スイッチを押すときに、目線が離れますので、結構危険です。
純正のハンドルスイッチで、社外品オートクルーズを操作する!
全車のアウトランダーは、マイナーチェンジで、オートクルーズが付いた事は、前回掲載したとおりですが、私の年式でも純正のハンドルスイッチだけは、付ける事ができました。
当然、純正ハンドルスイッチを付けてもオートクルーズは、機能的に備わっていませんので、単なる飾りです。
ということで、なんとか純正ステアリングスイッチで、社外品オートクルズーズを動かすことができないか、チャレンジした経緯がありますので、その時のことを掲載します。
純正ハンドルスイッチには、ボタンが4つありました。
しかし、制御用の配線は、2本のみです・・・
テスターで、計測すると、ボタンを押すたびに抵抗値が変わるので、どうやら抵抗値で、変化する電圧で、どのボタンが押されたか判断する仕組みであることが分かりました。
図にすると下の様な感じです。
————————————-車両側へ
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抵抗1 抵抗2 抵抗3 抵抗なし
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————————————車両側へ
「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」の全てで試しましたが、この2本しかない純正ハンドルスイッチの配線を利用して、如何にして遠隔操作するかが、問題でした。
ボタンの割り当ては、いろいろ試した結果、最終的には、
純正ハンドルスイッチ ←→ 「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」
①ON・OFF ←→ SP・ecoモードの切替
②CANCEL ←→ クルーズコントロールのON・OFF
③SET ←→ スロットコントロール用のボタン上
④ACC ←→ スロットコントロール用のボタン下
という感じで落ち着きました。
まずは、純正ハンドルスイッチから線を出す必要あり!
コラム下には、カプラーがありましたが、車両側への純正ハンドルスイッチの2本の配線が出ていませんでした。
テスターで調べると、純正ハンドルスイッチから、コラム下のカプラーまでは、接続されている様だったので、ラッキーでした。
コラム下まで、配線が来ていないと、「ステリングリール」等も必要になってきますが、私の年式に対応していなければ、アウトでした。
狭くてかなり作業の難易度は高めでしたが、コラム下のカプラーから、純正ハンドルスイットと「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」を接続、制御するために、配線をカプラーに接続しました。
カプラーのピンは、エーモン等で販売されているカプラ用の端子を流用しました。
若干サイズが合ってませんでしたが、無理やりマイナスドライバーで差し込んだ覚えがあります。
ちょっと強引でしたが、結線不良はありませんでしたので、問題なかったのでしょう。
次に「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」の表示ユニットに配線を追加します。
SP・ecoモードの切替スイッチ
オートクルースのON・OFFスイッチ
スロットコントロール用の上下ボタン
にそれぞれ配線を追加しました。
タクトスイッチがあまりにも小さく、足にハンダ付けするのがかなり困難でした。
次に変換ユニットの作成です。
純正ハンドルスイッチの2本の配線で、「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」の4つのボタンを制御する必要があります。
機器構成は、次の様なイメージとなります。
純正ハンドルスイッチ → 変換ユニット → 「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」
この変換ユニットですが、当初は、ロジックICのみで、作成を試みましたが、どうしても無理な事が分かり、最終的には、PICマイコンを使って変換プログラムを作成することとなりました。
仕組みとしては、純正ステアリングスッチからの電圧の変化を、PICマイコンで読み取り、その電圧によって、4つのトランジスタのいずれかに電圧を掛けてスイットとして使い、社外品オートクルーズ装置を遠隔操作するという物です。
電圧が掛かったトランジスタは、電気を流すことで、スイッチの様な働きをして、「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」の各ボタンを遠隔で制御するものとなります。
電子工作は、全くしたことがありませんでしたので、PICマイコンの勉強を1から始めるために、デジタルテスターやら、PICマイコンキットやら、いろいろと投資しました。
この変換ユニットを作成する為の、材料、機器、道具の購入で、2万以上は掛かりましたので、費用対効果はかなり悪かったと思っています。
また、PICマイコンは、C言語で記述するのですが、それを多少なりとも理解するまでに、かなりの時間を浪費しました。
プログラム自体は、コードも短いですので、分かる方であれば、一瞬で作れる程度のものだと思います。
変換ユニットの設計図(イメージ図)は次のとおりです。
作成途中で、分からないことがあまりも多くて、何度も心が折れそうになりましたが、最終的には、なんとか完成させ、純正ハンドルスイッチで、「i-Accel」、「i-Stge」、「3-drive AC」を遠隔操舵できる様になりました。
12Vから5Vを取るDC-DCコンバーターは、3端子レギュレーターを使いましたが、何故か出力が安定しませんでしたので、最終的には、100円金一のUSBをソケットの中身を使いました。
自分で作るよりも、遙かに安価で、出力も安定しています。
実際に使ってみると、純正ハンドルスイッチで、操作できるということは、かなりの満足感が得られました。
まず、手元で操作できますので、ボタンを探す費用が無く、任意のタイミングで、オートクルーズを作動させる事ができます。
この為、高速道路だけではなく、ちょっと空いている幹線道路等でも自由自在に使うことができました。
何よりも、ボタンを目視する為に、目線を動かさなくてもよいということが、安全性の面でもっとも効果があったと感じています。
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まとめ
社外品オートクルーズは、安全性を考えると、手元で操作できるものが好ましい
オススメは、 PIVOT 3-drive REMOTE L (コラム装着用スイッチタイプ)
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