飼い猫の連日の通院でちょっと疲れ気味の管理人です。
もちろん猫ちゃんの方が疲れているかと思いますが・・・
まだまだ通院は続きそう
さて、病院に行った際にどのくらい通院を続ければ良いのか聞いてみたところ・・・
まだ暫く継続が必要とのことでした。
ん~目安が分からないのはちょっと厳しいですね・・・
病状は小康状態です。
どの程度通院させるべきか
さて、腎臓病は治る病気ではないので・・・
通院や治療をしたところで、基本的には病状の悪化を緩めることしたできません。
人間の場合も同じです。
管理人自身も腎臓に爆弾を抱えており・・・
どれだけ現状の機能を維持するか・・・
維持できるか・・・
という感じです。
といっても食べ物を気を付けるくらいの事しかできませんが・・・
積極的安楽死をどう捉えるか?
現状すぐに考える事ではありませんが・・・
積極的安楽死について改めて調べてみました。
調べたところ・・・
次の事例が安楽死を考える主なトリガーとなるとのことです。
- 動物が苦しんでおり、治療しても回復の見込みがない又は、極めて薄いと家族若しくは獣医師が判断している
- 治療自体が延命であり苦痛な最期を迎えると予想される
- 回復の見込みはあるが苦痛に満ちた闘病生活を飼い主が受け入れられない
- 回復の見込みはあるが金銭的、あるいは環境的理由により治療を開始できない
管理人にも正解は分かりませんが・・・
一定の判断基準にはなるかと思います。
判断するタイミングは?
前述の基準から考えると・・・
判断するタイミングは次が基準になるのかなと考えます。
- 改善されない苦痛が継続する時
- 改善されない苦痛が始まる前
- 自分で食べられなくなった時
前の猫ちゃんは、肥大性心筋症で逝ってしまいました・・・
亡くなる前の数週間はかなり辛くてしんどそうでした。
雨風が凌げない外だったら間違いなくすぐに死んでいたでしょう・・・
つまり、通院していはいましたが、単なる延命治療であったことは明白です。
自然界だったらどうかを考える
ペットとして人に飼われているではなく自然界で生活していたらどうだったかを考えるともう少し判断がし易くなるかと考えます。
ようするに野良だったらといことですね。
野良猫の平均寿命は3~5年だそうです・・・
当たり前ですが野良だったら
- 病気になっても治療が受けられない
- 怪我をしても治療が受けられない
- 事故に遭う可能性がある
- そもそも食料を確保することが困難
- 衛生環境が悪い
という過酷な生活条件となります。
これを考えると、治らない病気に対して、積極的に治療(延命)することが必要なのかと考えさせられます?
ペットを飼っていても・・・
【回復の見込みはあるが金銭的、あるいは環境的理由により治療を開始できない】
という場合も現実的にあるわけです・・・
そもそもそういう経済状況ならペットを飼うなという意見もあるかと思いますが・・・
ペットを飼っている全ての家庭が裕福なわけではないでしょう・・・
例えば、サザエさんのタマが病気になったと仮定して・・・
何十万円~何百万円も掛けて治療をするとは到底想像ができません。
結局は金の問題
最後は金の問題になるかと思います・・・
管理人は検査からこれまでの通院で・・・
- 初診:13,500円
- 通院:66,000円(4,400円×15回)
程度の費用が掛かっています・・・
通院は最初の1週間は毎日・・・
その後は2日に1回という感じです・・・
仮に、良くなったと仮定して・・・
週1になったと仮定しても1年間で・・・
4,400円×52週=228,800円
ちなみに管理人のお小遣いは月2万円です・・・
ぶっちゃけ長期的にこの金額を負担しつづけることは不可能です。
ペットが可愛そうとかそういう次元の問題ではありません。
これだけのコストを負担し続けられるのは相当裕福な世帯でないとムリです。
現実的に治療を継続し続けることは経済的に無理
つまり、仮に通院させすれば、長期に渡って生命が維持できる可能性があるとしても・・・
経済的にその金額を負担できるのは、相当裕福な世帯でないと現実的に無理なわけで・・・
多くの世帯が遅かれ早かれ治療を諦めなければならないということです。
わかいそうだが仕方がない
管理人は冷たい人間で面倒くさいことはさっさと終わらせたいという気が短い性格なので・・・
正直、今の状況はかなり管理人にとってもストレスです。
例えば獣医に対して次の質問をしてもはっきりと答えが返ってきません。
- どのくらい通院が必要か
- 回復したと仮定して通院の頻度がどのくらいになるのか
通院の頻度が・・・
- 週1回
- 月1回
では経済的負担が4倍以上異なります。
月1回ならなんとか頑張れても週1だとかなり厳しいのが現実でしょう。
結局最後は・・・
【金銭的な理由により治療を継続できない】
という結論に至る訳です・・・
獣医師は情報を正確に伝えて飼い主に安楽死の選択肢も与えるべきだと思う
ということで、管理人的には獣医師がもっと正確な情報を伝えるべきだと思います。
もちろん病気の事は確実なことは言えませんので、あくまで見込みであって間違っていてもかまいません。
例えば管理人が求めるならば次の情報です。
- 治る病気かどうか?
- 治るのであれば治療にいくら程度の費用掛かるか?
- 治らない病気なら残りの寿命は?
- 治らない病気でも治療する意味があるのか?
- 治療で延命できる期間は?
- 延命治療に掛かる費用は?
その上で、飼い主に対してどこまでするのか?
どこまで経済的に負担できる財力があるのか?
を聞いて選択肢を出して欲しいですね。
長期的に、治療費を負担できる経済的な余裕がない世帯であれば・・・
病状が悪化して苦しそうになったら【安楽死】を行うという選択しても提示すべきだと考えます。
聞けるものならペットに聞いてみたい
本当はペットに聞けるものならどうしたいか聞いてみたいのが本音です。
もしペットが【しんどくても通院して少しでも長く生きたい】と願えば、出来る限りの事はしてあげたいと思いますし・・・
【早く楽にして欲しい】と願えば安楽死を選択してあげたい・・・
ペットの治療なんて所詮は人間のエゴ
日本の法律的にはペットは物です。
例えば・・・
- 所有しているクルマが古くなり故障を頻発するようになったらどうするか?【直しながら乗るにはかなりのコストが掛かる】
- 所有している家がが老朽化して倒壊の可能性がでてきたらどうしますか?【リフォームしたら立建て替えるくらいのコストが掛かる】
- 新車で買った車が初期不良で故障が頻発する
恐らく多くの方が・・・
- クルマを買い替える
- 家を建て替える
- 販売元にクレーム修理を依頼する
という結論に至ると思います。
これをペットに置き換えると
- 所有するペットが治らない病気になったらどうしますか?【延命治療には相当なコストが掛かる】
となるわけです・・・
- ペットを買い替える
という選択肢はさすがに無理がありますが・・・
- 治療は諦める
という選択肢はありえるでしょう・・・
つまり人間のエゴなんですよね・・・
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