へっぽこヘタレライダーの管理人です。
売却したZX-10Rから取り外した・・・
ブレンボ【brembo】モノブロックキャリパーですが・・・
かなり汚れていましたので、清掃することにしました。
このパーツについては、次のバイクに使える可能性もあるので・・・
とりあえず売却せずにキープする事にしていました。
CNCのアルミ削りだしキャリパーは高価すぎて買えませんでしたので・・・
鋳物のモノブロックキャリパーです・・・
これでも、左右セットで、たしか10万円くらいしました・・・
流石にブレンボ価格です。
さて・・・
このタイプのキャリパーは、パッドピンが無いんですよね・・・
清掃するには、分解する必要があるのですが・・・
最初・・・
分かりませんでした・・・
分解するには・・・
結局・・・
ピストンを少し押し戻し・・・
パッドを中央にずらして・・・
抜くだけだったのですが・・・
パッドが付いた状態では、ピストンの掃除ができません・・・
パッドを抜くには、止むを得ませんが・・・
汚れたパッドをそのまま凹ます必要があります・・・
多少、罪悪感がありますが、そのまま凹ますとパッドが抜けます。
キャリパー・パッド・パッドスプリング等を念入りに掃除します。
ピストンは、ピストンピックツールを使って、ピストンを回したり・・・
出したりして・・・
掃除するのですが・・・
ピストンピックツールを使うと・・・
どうしても、ピストンの内側に傷が付きます。
ピストンの内側は、空洞で性能的には問題ないのですが・・・
傷で、コーティングが剝がれます・・・
コーティングが剥がれると・・・
そこから、錆になりそうで、精神衛生上あまり良くありません・・・
なにか良い方法が無いのかと思っていたのですが・・・
よくよく考えれば、簡単なことで・・・
傷が付かないように、ウエスでもはさんでからツールを使えば良かったと・・・
後から気付きました。
ピストンには、シリコングリスを良く塗って、揉み出しを行い・・・
最後に、組み立てて終了です。
このキャリパーは、同じくブレンボのマスターシリンダーとセットで使っていましたが・・・
ブレーキのタッチが非常に良くなり・・・
正に握った分だけ制動力が掛かるという、素晴らしい感覚でした。
高いだけのことはあるパーツだと妙に納得したのを覚えています。
次のバイクは、まだ購入していませんが・・・
可能であれば、マスター共々、移植したいと考えています。
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