管理人の感覚はあまり鋭く無い方ですが、バイクのブレーキフルードに関しては、交換するとブレーキタッチがかなり変わります。
出来れば1年に1回は交換したいです。
ブレーキフルードを交換するとブレーキのダイレクト感が復活するので、交換前のブレーキフルードはやはり劣化していたのだなと感じます。
バイクのブレーキフルード交換は1人でもできる!
バイクのブレーキフルード交換は、特殊な道具(ワンマンブリーダー等)が無くてもなんとか1人で出来ます。
但し、若干アクロバットな体勢が必要となりますので、慣れが要ります。
必要な道具は・・・?
バイクのブレーキフルード交換に必須の道具は次の通りです。
- 空のペットボトル(廃フルードを入れる)
- 透明のホース(ブリーダーボルトの径にあったもの)
- メガネレンチ(ブリーダーボルトにあったもの)
- 交換用のブレーキフルード(DOT4で十分)
あったら楽なもの
- シリンジ(注射器)
ブレーキフルードの交換方法!
リアブレーキ
リアブレーキは簡単です。
まずシリンジがあれば、リザーバタンクの古いフルードを抜けるだけ抜きます。
その後、次の順序でフルード交換を実施します。
- キャリパーのブリーダボルトにメガネレンチを掛けておく
- キャリパーのブリーダーボルドに透明ホースを刺し込む(タイラップで留めるとベター)
- リザーバタンクに新しいブレーキフルードを入れる
- ブレーキペダルを手で3回押して、4回目を押しっぱなしにする(1・2・3・4<押しっぱなし~>)
- ブレーキペダルを押しっぱなしにした状態で、ブリーダーボルトのメガネレンチを緩める
- 透明ホースから古いブレーキフルードが勢い良く流れ出る
- 流れ出る勢いが落ちて来たら、ブリーダーボルトのメガネンレチを締める
- 流れ出る古いブレーキフルードが綺麗になるまで同じ作業を繰り返す
- この時にリザーバタンクのブレーキフルードが減って来たら継ぎ足す
- 流れ出るブレキーフルードが綺麗になりエアーが混じらなくなったら終了
リアブレーキは以上で完了です。
フロントブレーキ
フロントブレーキも基本的にはリアブレーキと同じ作業になります。
但しキャリパーが左右に1個ずつ、合計2個ありますので、同じ作業を2回繰り返します。
また、リアブレーキの場合は、バイクの右側後方にブレーキレバー・リザーバタンク・キャリパーが纏まっているので、作業もし易いですが、フロントの場合は、ブレーキレバー・リザーバタンクとキャリパーの距離が離れています。
特に左側のキャリパーの作業が若干難しくなります。
管理人の場合は、フロント左側のキャリパーの場合は・・・
- バイクの左側に立つ
- 右手でブレーキレバーを操作しながら
- 左手でブリーダーボルトの開け閉めを行う
という具合です。
フロント右側のキャリパーの場合は・・・
- バイクの右側に立つ
- 左手でブレーキレバーを操作しながら
- 右手でブリーダーボルトの開け閉めを行う
という具合です。
フトントの左側キャリパーの作業時に若干ですが、アクロバットな体勢となります。
勿論ですが、リアブレーキと同様に作業中にリザーバタンクのブレーキフルードが減って来たら必ず足してください。
以上でフロントブレーキも完了です。
バイクショップに頼んでも良いのですが案外料金が掛かります。
自分で出来れば費用を抑えられることもできます。
ブレーキフルード自体は、1リットルでも3千円以内で購入できます。
上手くやれば1リットルで3~4回交換する事も可能です。
自信が無ければショップに頼む
但し、作業に自信が無い場合は、必ずショップに頼んでください。
特にブレーキにエアが噛んだ状態では、ブレーキが掛からず事故を起こす危険性もありますので、十分な注意が必要です。
もし、自信でトライしてブレーキの利きが悪いと感じたら、走行せずにバイク屋に作業を頼むことをオススメします。
一部の外車ではエラーが出る車種もあるらしいのであらかじめ調べておく
一部の外車では、ブレーキフルードを交換するとコンピュータを繋いでサービスインターバルをリセットする必要がある車種があるそうです。
その様な車種の場合は、基本的にディーラーでしか作業ができませんので、自分のバイクがその様な車種かどうか確認してから作業してください。
まとめ
バイクのブレーキフルードは1年に1回は交換しよう
バイクのブレーキフルードは1人でも出来る
特殊な道具は特に必要無い
自信が無ければバイク屋に頼む
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