台風は怖いよ!最新の気象情報に注意しましょう!特別警報が出たらかなり危険!

スポンサーリンク
bussiness1-eyecatch 080-お仕事

平成29年から3年連続で、全国各地で豪雨による災害が発生している

2019年10月12日~13日にかけて、大型で非常に強い台風19号が日本に上陸する予定となっています。

役所の危機管理部門(防災部門)は、こういう状況になると、非常体制となり、24時間待機状態となります。

しかしながら、消防や警察と異なり、24時間勤務を想定した交代シフト制になっておりませんので、「日勤~そのまま待機~翌日の勤務~さらに待機・・・」と天候の悪化が長引けば、2~3日間、家に帰れないこともあります。

よく行政は、「縦割りだ」と言われますが、正にそのとおりで、こういう状況でも、横の連携は殆ど無く、危機管理部門(防災部門)や道路関係部門などの一部の緊急対応を迫られる部署だけが、待機となり、その他の部署は、天候なんてあまり関係が無く、大雨が降ろうが、台風が来ようが、どこ吹く風といった具合です。

それぞれ、自部署の業務がありますので、「他の部署の業務を手伝う余裕は無い」というのが、実際のところなのですが、この様に危機管理部門(防災部門)は、24時間365日、「拘束されている感」が付きまとうので、人気の無い部署となっております。

役所の気象警報等の待機の基準は?

多くの役所の待機及び参集の基準は

①雨  警報以上
②風  暴風警報以上
③潮  高潮警報以上
④津波 注意報以上
⑤雪  大雪警報
⑥地震 震度3以上

という具合になっており、ここ数年は、年間あたり10回~15回前後となっております。

また、その他に、火事、人命が関わるような重大な事故、事件が発生した場合も、現場確認や情報収集業務にあたる必要があります。

火事、事故、事件は、時間に関係無く起こりますので、真夜中に呼び出されることもしばしばで、かなり精神的にも肉体的にも負担であります。

私の役所の場合は、防災部門(危機管理部門)に見事配属されると、消防救急受令機なるものを持たされます。

これは、管内の消防救急無線を聞くことができる無線機(こちらから発信することはできない)でありまして、この内容を聞き分けて、現場に行きます。

通常の救急出動(救急車の出動)の情報も入ってきますので、自分が「行かなければならない情報かどうか」を聞き分けて判断する必要があります。

もし聞き逃して、「行かなかった場合」には、翌日は、「同僚からの冷たい視線」を覚悟しなければなりません。

話はそれましたが、今回の台風19号の接近により、12日より24時間非常体制となり、待機となることが決まりました。

スポンサーリンク

中心気圧925hPaは、非常に強い勢力の台風

気象庁のホームページによると、11日12時45分発表情報で、中心気圧「925hPa」、最大風速「50m/s」、瞬間最大風速「70m/s」と非常に強い勢力となっております。

なお、台風は、中心気圧が低いほど勢力が強く、中心気圧が「1,000hPa」に近づくにつれて、勢力が衰えていくそうです。

スポンサーリンク

台風といてば、雨と風ですが、待機する私的には、台風については、雨よりも風の方が正直なところ怖いです。

雨の場合(50mm/h程度)であれば、都市機能としての雨水排水設備でなんとか持ちこたえられますので、農業用水の水門調整等と合わせれば、仮に用水が溢れる等の浸水害が発生したとしても、限定的な地域の被害となりますので、なんとか対応ができます。

但し、「10~20分」で「50mm級の雨が降り続いた」場合は、都市機能としての雨水排水機能が追い付かず、一気に川の水位が増し河川が氾濫し、被害が広範囲化する危険性が高まります。
近年、西日本を中心に、この様な雨の降り方が、多い様な気がしますので、この様な雨の降り方の場合は、注意が必要です。

電柱の耐風力は、40m/sが基本

ブログランキングにご協力ください!
ブログランキング・にほんブログ村へ

一方で、風の場合ですが、最大風速「50m/s」、瞬間最大風速「70m/s」ともなれば、家屋の損壊、電柱や街路樹の倒壊等の危険性がかなり高まります。

ちなみに、電柱は、概ね耐風力「40m/s」で設定されているそうです。

都市機能として暴風対策というのは、まだまだ追いついていないのが現状でありますので、この様な暴風の場合は、広範囲に被害が発生する可能性が高くなり、対応が非常に困難な事態となります。

なかなか、暴風に対する対策は難しいのですが、家の周りで風に飛ばされそうなものは、片づけておく、窓ガラスの近くには居ない様にする等、自衛手段を行いましょう。

万が一に備えて、防災グッズも用意しておくのも良いと思います。

最新の気象情報(危険度分布)は、こちら

ブログ開設に必要なドメイン取得、サーバーレンタル、ASPの登録等は、こちらのサイトから!

コメント

タイトルとURLをコピーしました