バイクに乗るにはヘルメットは必須です。
できればフルフェイスをオススメします。
万が一の転倒時に命を守ってくれるものですので、出来るだけ防御力が高いものを選びたいものです。
ジェットタイプは、顔下が守られませんので、管理人的にはかなり不安を感じます。
ヘルメットは被り慣れていないと苦痛
ヘルメットは被り慣れていないとかなり苦痛です。
ある程度慣れが必要です。
特にフルフェイスは、圧迫感も感じますし、視界も狭くなるので、慣れるまではかなり苦痛に感じますし、また慣れるまでに時間も掛かります。
さらに、夏場は暑いのでさらに苦痛となります。
暑さもそうですが、内装が汗でベッタリとするので、これがかなりの不快感となります。
ヘルメットはどれにしたら良い?
よく「初対面の方とは、宗教と政治の話はするな!」とう諺(格言)?がありますが、ヘルメットも同じです。
まず、SHOEI派・ARAI派で論争が始まります。
第三勢力としてOGKもあります。
ここは、あまりメーカーで論争しても始まりませんので、管理人的な主観で記載します。
ヘルメットの安全規格は・・・
ヘルメットの安全規格は、実は結構沢山あります。
概ね次のとおりです。
【PSC、SG、JIS、SNELL、DOT、EC、MFJ、SHARP】
沢山ありすぎますので、主要なものだけ説明します。
- PSC: 消費生活用製品安全法という国が定める法律に基づいた規格(これが無いと販売できない)
- SG: 製品の安全性を認める任意の制度。SGはSafe Goodsの略。 このマークが付いている製品の欠陥により人身事故が起きた場合被害者に対して最高1億円の損害賠償が支払われる。
- JIS:OGKでも騒がれたJIS規格。Japanese(日本の) Industrial(工業) Standards(規格) その名の通り日本の標準となる規格。任意制度。SGよりは規格が厳しい
- SNELL:ARAIが有名。 世界で最も厳しいと言われるアメリカのスネル規格。
一般的に販売されているヘルメットには、ほぼ必ず「PSC・SG」マークは付いています。
管理人の個人的な感覚では、これにプラス「JIS」が付いていると安心できます。
ですので、OGKの工場のJIS認証が取り消された時には、管理人は非常にショックを受けましたが、今では別のJIS認証済みの工場から出荷されている様です。
SHOEI・ARAIは別格
管理人もいろいろヘルメットは、被りましたがSHOEI・ARAIはやはり別格です。
作りも・素材も他メーカーとは違います。
管理人は頭の形状的に、SHOEIの方が合っている感じがするので、SHOEIを主に使っています。
現在管理人の手元にあるヘルメットは次のとおりです。
- SHOEI:XR1100
- SHOEI:マルチテック
- SHOEI:GT-Air2
- OGK:エロブレード5
昨年、SHOEIのGT-Air2とOGKのエアロブレード5を買いました。
この2つを並べてマジマジと見比べた結果ですが、やはり「素材・品質・被り心地」のどれをとっても「SHOEI」の方が良いのは間違いありません。
この2つを比べるとどうしても「OGK」が少し安っぽく見えますし、実際に安っぽさがあります。
軽さは実は結構重要な要素!
しかし、管理人が今メインに使っているのは、OGKのエアロブレード5です。
それは何故かというと軽いからです!
管理人は、首が悪いので重いヘルメットは、首に直撃します。
SNELL規格になるとさらに重くなると言われています。
安全性も重要ですが、首の悪い管理人にとっては、軽いヘルメットが実のところ結構重要な要素なります。
SHOEIのGT-Air2は、前後バランスが悪い・・・
SHOEIのGT-Air2も良いヘルメットである事は間違いありませんが、どうしてもインナバイザーがある分、ヘルメットの前方が重くなります。
つまり前後バランスが若干前ギミになるわけです。
実は、このヘルメットを選択した理由は、夜間やトンネル走行のストレス軽減の為でした。
管理人は、顔を隠したいので基本ミラーシールドを付けるのですが、夜間やトンネルでは、見づらくて難儀します。
そこで、インナーバイザーであれば、ミラーシールドを付けずに、顔を隠せ、尚且つ夜間やトンネルでは、インナーバイザーを上げれば、視界も良好になると思ったのですが・・・
この思惑だけでみれば、このヘルメットの選択は正解でしたが・・・
そもそも管理人のヘルメットの選択ミスだったのですが、このツーリングヘルメットをリッターSSで使おうとしのが間違いでした。
ただでさえ、前傾がキツいバイクなのに、そこに付け加えて、前方が重いヘルメット・・・
首に悪い事しかありません・・・
こうなると、快適性が全く無くなり、苦痛しか感じませんので、安全性なんて二の次に感じてします程です。
結局ですが、軽いと評判のOGKエアロブレード5を買いなおす事となってしまいました。
ヘルメットの軽さは正義!
ヘルメットの軽さは正義と感じるほど、エアロブレード5は軽いです。
乗るのが苦痛のバイクも、このヘルメットのおかげで幾分かは苦痛が軽減されたともいえるでしょう。
しかし、お世辞にも品質は良いとは言えません。
まず、帽体の素材が、なんというか、違うんですね。
素材については次のとおりです。
GT-Air2: 強靭なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラス
エアロブレード5: ハイパーガラス繊維と高強度・有機繊維との組み合わせに
HP上の記載からは、ガラス繊維+有機繊維ということで、どちらも同じ様に感じるのですが、見た目も触り心地も何かが違います。
内装については、SHOEIが肌にまとわりつく感じに対して、OGKはサラっとした肌触りなので、夏場はOGKの方が快適に感じるかもしれませんが・・・
内装の取り付け方法がチープです。
管理人が買ったOGKのエアロブレード5は内装を取り付ける樹脂のベースが一部剥がれており(内装が浮いてしまう)、一度返品交換となりました。
SHOEIは、そもそもそういう構造となっていないので、壊れにくい構造と言えます。
OGKのエアロブレード5は、恐らく使っている内に経年劣化で、再発する感じがします。
この樹脂のベースが剥がれると、ヘルメットを脱ぐときに、この樹脂のカドが耳に当たるので、かなり痛い思いをするのですよ。
こういうところはもう少し改善して欲しい点ですね。
次は何を買うか・・・
OGKのエアロブレード5も悪くないのですが、内装が壊れやすいという点で、いつまで使えるか不明です。
もし、同じく軽さで有名なSHOEIのZ-7の後継機種が出たら、そちらを買おうかと思います。
まとめ
ヘルメットは安全の為にフルフェイスにしよう
PSC+SG+JISがあればとりあえず安心
軽さは正義・軽いヘルメトが楽チン
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