へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。
さて、職場でWindowsアップデートモジュールをファイルサーバに入れて、
手動で当てる様に掲示しているのですがなかなか、
当ててくれません。
ということで、なんとかログオンスクリプトで
サイレントインストールすることができないか、
イロイロと調べて試してみたので、
忘備録として掲載しておきます。
アップデートモジュールの種類
まずアップデートモジュールのファイル形式は次の3つがあるようです。
- msu形式
- exe形式
- cab形式
なお、拡張子によって、バッチファイルでインストールする際の
コマンドが異なります。
面倒くさいです・・・・
msu形式の場合
msu形式の場合は次のとおりバッチファイルを作成します。
@echo off
wusa アップデートモジュール.msu /quiet /norestart
主なオプションは次のとおり
- /quiet → サイレントインストール(自動)
- /norestart → 再起動なし
コマンドプロンプトで次のとおり入力すると詳細が表示されます。
wusa /?
exe形式の場合
exe形式の場合は次のとおりバッチファイルを作成します。
@echo off
アップデートモジュール.exe /quiet /norestart
主なオプションは次のとおり
- /quiet → サイレントインストール(自動)
- /norestart → 再起動なし
cab形式の場合
cab形式の場合は次のとおりバッチファイルを作成します。
dism /online /add-package=アップデートモジュール.cab /norestart
主なオプションは次のとおり
/norestart 再起動なし
コマンドプロンプトで次のとおり入力すると詳細が表示されます。
dism /?
アップデートモジュールの指定先
アップデートモジュールの指定先は、
ネットワークドライブ内でもOKでした。
例えば・・・
MSU形式の場合だと・・・・
@echo off
wusa \\NNN.NNN.NNN.NNN\abcdefg\アップデートモジュール.msu /quiet /norestart
NNN.NNN.NNN.NNN → NAS等のIPアドレス
上記のように記載します。
ログを取得する場合
オプションに
/log
を指定します。
@echo off
wusa アップデートモジュール.msu /quiet /norestart /log:c:\%computername%_log.evtx
とすると、Cドライブ直下に
コンピュータ名_log.evtx
というログファイルができます。
拡張子【evtx】は、イベントビューアで開ける拡張です。
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