ArcGisからKMLデータを出力しGoogleMap【マイマップ】で表示させる方法!レイヤーの透過度に注意!

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080-お仕事

日々底辺を彷徨うヘタレ社畜公務員の管理人です。

さて、先日から業務命令として・・・

管理人が勤務する自治体の【用途区域】をWEB上で公開できないのか???

というお題が課されていました。

公開型GISはお金が結構掛かります

公開型GISの有名どころでは【パスコ】のものがあるのですが・・・

パスコのわが街ガイド【公開型GIS】の公式HPはこちら

それなりにお値段もしますので、簡単に導入という訳にはいきません。

担当部署も予算要求をしているのですが、なかなか予算が付かないとのこと。

確かに【用途区域】は不動産業者ならよく見る事もあるかと思いますが、一般の方はあまり見る事が無いと思いますので、利用者がかなり限定的になると想定できますし・・・

それに対して、初期コストやず~っと掛かるランニングコストを考えると、予算が簡単に付かないのもうなずけます・・・

そんなこんなで【公開型GIS≒DX】だという安直な考えで、管理人の部署に流れ弾が飛んで来たわけですが・・・

ぶっちゃけいい迷惑で、最近はなんでもかんでも【DX】に絡めて、管理人の部署に余計な仕事が降ってきます。

ということで、調査・研究することとなり、何か安価な方法でできる事がないかとイロイロと調べてみると・・・

GoogleMapのマイマップでどこまでできるのか?

GoogleMapのマイマップを使って用途区域【あくまで参考図】を公開している自治体がありました。

青森市のホームページ

これならレイヤーのデータさえ業務システムから出力できればなんとかなりそうです。

API連携をしなければ無料で使えますので、コストも掛かりません。

ということで、早速同じようにできないか試してみることにしました。

ArcGisからKML【KMZ】データを出力する

まず、ArcGisからGoogleMapで読み込めるデータ【KML(KMZ)】を出力します。

ArcGisには、標準で【KMZ】を出力する機能があります。

操作は次のとおりです。

  • メニューから【Geoprocessing】を選択
  • ArcToolboxを選択
  • Layer To KMLを選択
  • Layerを選択
  • 保存先を選択

しかし、後ほど説明しますが、後から失敗に気づきやり直しとなりました。

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出力した【KMZ】データをGoogleMap【マイマップ】に取り込む

次にArcGisから出力した【KMZ】データをGoogleMap【マイマップ】に取り込みます。

手順は次のとおりです。

  • GoogleMapのメニューからマイプレイスを選択
  • マイマップを選択
  • 地図を作成を選択
  • インポートを選択しKMZデータを読み込む

以上で基本は終了です。

ArcGisのレイヤーの透過度を50%してからKML【KMZ】を抽出する

上記の方法で、いちおう目的のモノはできたのですが・・・

【用途区域】が透過していないので、下図のマップが塗りつぶされてまったく見えません。

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マイマップ上で透過度を設定することもできますが・・・

用途区域の枠ごとに設定しないといけないので、かなりの手間がかかります。

とうことで、イロイロとArcGisの操作方法を調べたところ・・・

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ArcGis側でレイヤーの透過度を設定してからKML【KMZ】を出力すれば、透過度も反映された状態で出力できることが分かりました。

ArcGisのレイヤーの透過度の設定は次のとおりです。

  • レイヤーを選択して右クリック
  • プロパティを選択
  • 表示を選択
  • 透過表示を50%に設定
  • KMLデータを出力する

以上です。

GoogleMapに表示させるのは50%くらいがちょうど良い感じでした。

GoogleMapでインポートできないデータもある

しかし、GoogleMapでインポートできないデータもありました。

どうしても表示させたいレイヤーではないのですが・・・

何か方法がないかと思い調べています。

ArcGisから【shape】データを出力し、フリーのGISソフトウエア【QGIS】で読み込んでから・・・

KMLに変換して、GoogleMapで読み込んだらなんとかなりそうですが・・・

それは、後日改めて、試してみる予定です。

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