万年落第・落ちこぼれ受験生の管理人です。
さて、管理人は2024年4月に実施された情報処理技術者試験・春区分・応用技術者に受験しましたが、
ようやく本日の2024年7月4日の正午に合格発表となります。
日本のデジタルの最先端であろう経済産業の外郭団体であるIPAの資格試験にも拘わらず、
いまだにPBT(紙試験)で、合格発表に2か月以上掛かるってどうかと思いませんか?
デジタルの知見を問う試験にも関わらず、
こんな試験方法ですから、時代遅れも甚だしいと思います。
日本の省庁がこんな体たらくだからこそ、日本はデジタル後進国なのでしょう。
別に全ての問題をCBT(コンピュータでの受験)で選択式にしろとまではいいません。
記述式じゃないと問えない知識もあるでしょう。
ですので記述問題もあっては良いとは思うのですが、
せめてコンピュータで入力できる様にしてほしい。
当たり前ですが、最近の仕事の仕方って、ほとんどがコンピュータでの入力ですので、
手書きで文章を書くことなんて、多くの社会人が殆どしてないと思います。
にも拘わらず、試験では手書き・・・
正直なところ、書くだけでかなり疲れますし・・・
時間も食われます。
ただでさえ、午後の記述なんて時間に追われるのに、
手書きですから、問題を解答を考える以上に書くことに時間を取られるので、
見直して修正したいと思っても、
時間的にギリギリの場合は修正もできない場合もあります。
しかも、解答用紙の記載欄のマスもそれほど余裕がある訳ではありませんので、
消しゴムで記載した文字を消そうと思ったら・・・
消したい箇所の上下左右のマスまで消してしまって、書き直しなんてこともザラにあるわけです。
ちなみに、管理人のタイピング能力は下記のとおりです。
ローマ字入力ですので、文字数でいうと約半分とすれば、
120秒で2,000文字を入力できる様です。
評価が【C】ですので、特段早い方では無いと思います。
ごくごく一般的なタイピングスピードなのでしょう。
ただ、これを手書きしたとなると・・・
いったい何分掛かるのでしょうか?
最低でも30分以上は掛かると思います。
ちなみに、高度区分の午後の論文が、
2時間で2,400文字くらいですが、
毎回、試験時間が終わる頃には、腕と手と指がくたくたになります。
速記の試験じゃあるまいし、なんでこんなに腕が疲れるほど書かねばならなんのか???
と毎回疑問に思うわけですよ。
試験で問われている事を考えると非常にムダです。
また、採点もどうやってしているのか非常に疑問なんですよね。
複数人で分担して採点する以上、いくら目合わせをしても、
記述問題の採点は絶対にブレが出ると思います。
絶対に採点者の当たりハズレもかなりあるではないかと感じます。
せめて、5審3採くらいであったら納得できますが・・・
※5審3採:5人が採点して、最も高い点数と最も低い点数を抜いた、3人の点数の平均値を採用する採点方法
人的リソースの関係もありますので、そんな事をやっているとはまず思えません。
また、採点なんてモノは今やAIに任せた方が圧倒的に信頼できる気がしてなりません。
AIであれば、人の様にブレませんし、一律の基準で採点されますので、
基準の良し悪しはどうであれ、少なくとも公平に採点されるでしょう。
何十年分もある過去問と模範解答のデータを食わせれば、
かなり信憑性のある採点ができるのではないでしょうか?
また、AI採点であれば、合格発表までに2か月も掛かるなんて事はないと思います。
会場問題だけではなく、採点に時間が掛かるのも影響していると思われるのですが、
特に高度区分は、年に1回しか試験がありませんし、落ちたら1年ムダになるわけです。
ITパスポート・基本情報技術者・セキュリティマネジメントの様に
CBTで気軽に受けられるのであれば、
落ちても、すぐに再戦できるので、それほど落ち込みませんし、
管理人的にはモチベーションも維持し易いです。
しかし高度区分は、1年掛けて(実際は1年も勉強しませんが)勉強して、
落ちたら、1年後まで再戦不可・・・・
当たり前ですが、それなりに勉強していて落ちたら、かなり落ち込みますよね。
名称独占でも業務独占でもない、何の役にも立たないこんな試験(資格)に
それ程の価値もネームバリューもブランド力も無いと思うので、
もう少し受験の敷居を下げても良いとは思うのですが、
なぜ頑なに試験制度を変えようとしないのでしょうか?
管理人は、こんな試験は受けなくても良い(合格しても何の役にも立たない)と
分かってはいるのですが・・・
もはや意地とヤケクソだけで受験し続けています。
たた単に、落ちて悔しいのでリベンジしたいというだけですね。
しかし、もう慣れっこではありますが、
高度区分は落ちたら再戦が1年後になるので、
流石に落ちると暫くの間はかなり落ち込みます。
デジタル技術を駆使して、受験と採点が自動化されれば・・・
1か月に1回の開催もできると思うんですよ。
そうすれば、再戦も楽にできますし、
数を打てば当たる戦法も取れます。
実際にCBT試験であるITパスポート・基本情報技術者・セキュリティマネジメントは、
1回で受験できる人数は少ないですが、月に何回でも受験できますし、
自身の勉強の進捗具合で受験するタイミングも選択できます。
国を挙げてデジタル人材が不足しており人材育成が急務であると謳っておきながら、
国家試験である情報処理技術者試験が、
現在のデジタル事情に全く合っていないのですから・・・
日本が衰退するのは当然ですね。
試験内容・受験方法・採点方法の全てに於いて抜本的な見直しが必要だと感じます。
なお、本日は合格発表ですが・・・・
管理人は、見るのが怖くて見れません。
【落ちていても見なければ】その事実を受け入れなくても良い訳ですが、
見て【落ちていたら】その現実を受け入れざるを得ません。
管理人は豆腐メンタルなので、もし平日の日中に見て【落ちていたら】・・・
ショックで、その日は仕事になりませんよ。
ですので、合格発表は金曜日の業務後に見ようかと思っています。
金曜日の業務後であれば、
【落ちていても】土日の週末で多少はショックから回復することもできるでしょう。
コメント