さて、紆余曲折あって、なんとか取り付けてもらったエアコンですが・・・
いきなり施工不良を見つける
施工日当日は、かなり暗くなって確認できなかったのですが・・・
翌日、施工状況を確認すると・・・
見える範囲で、いきなり施工不良がありました。
結果から説明すると・・・
化粧カバーから室外機までの、連絡電線(VVFケーブル)が露出したままとなっていました。
据え付けマニュアルを確認すると・・・
上の図の通り、配管に沿って、連絡電線【VVFケーブル】は、配管テープで保護されています。
しかし、今回の施工では・・・
連絡電線【VVFケーブル】が露出していました。
下の写真は、管理人が、補修した後のモノですが・・・
補修前の写真は撮り忘れました。
ちょうど、黄色のスパイラルスリープを巻いてある部分(壁側から)が、室外機まで、【VVFケーブル】が露出していたわけです。
管理人の自宅には、その他にもエアコンが設置されていますが、【VVFケーブル】は、配管に沿って、配管テープが巻かれていました。
【VVFケーブル】は屋内配線用
【VVFケーブル】は屋内用配線であり、屋外に敷設する場合は、PV管などにより保護する必要があります。
エアコンの場合は、配管に通すことが難しいので、通常は配管テープで配管と一緒にグルグル巻きに仕上げます。
露出している場合の問題点
さて、露出している場合の問題点ですが・・・
取り付けて、すぐにどうのこうのという問題は起こりません・・・
しかし、対候性がありませんので、やはり・・・
雨・風・紫外線による劣化は、かなり早まると思います。
薄っぺらい、配管テープであっても、しっかりと巻いておけば、5年くらいはもちますので、やはり巻いてあるのと、無いのとでは、劣化スピードがかなり違ってくると思います。
また、写真の様に、無駄にたるませるよりも、配管に沿って、敷設した方が、見た目も綺麗ですし、野良猫等に、被膜を傷つけられる可能性も減るかと思います。
芯線が露出したら・・・
劣化が早まり芯線が露出すれば、電気火災の可能性もあります。
管理人は、仕事の関係で、火災現場に行く部署にも在籍していた事があるのですが・・・
思いのほか、電気火災は多かった印象です。
また、その原因の多くは、トラッキングや配線劣化によるショートでした。
ですの、余計にこういう事に神経質になっているのかもしれませんが・・・
それでも、【VVFケーブル】の屋外露出配線は、ありえないだろうと思います・・・
管理人の補修もかなりいい加減だが・・・
本来は、連絡電線をちょうど良い長さに切り直して、配管に沿って、配管テープを巻けば、良かったのですが・・・
【VVFケーブル】の被膜を専用の工具無しでやるには、結構面倒くさいんですよね。
カッターでもできるんですが・・
管理人は、下手くそなので、芯線を傷つける可能性もあり、あまりやりたくありません。
ですので、やむを得ず、たるんだ部分は、スパイラルスリープで覆って、配管に沿わせらえる部分は、配管テープで巻いたという感じです。
念のためですが、次の休みにでも、スパイラルスリープの部分も配管テープで巻いておこうと思います。
自己補修後
とりあえず、晴れ間を見つけて補修を実施しました。
VVFケーブルの繋ぎ変えは行わず・・・
とりあえず巻いておいたスパイラルスリーブの上から、配管テープを巻いて終了です・・・
本来であれば、水の抜けを考慮して巻くのですが、配管も接続されており、取り回しの関係で、やっつけ仕事になってしまいました。
水の抜けだけは、心配ですが・・・
とりあえずの雨・風・紫外線による劣化防止は、期待出来るでしょう・・・
他のエアコンもついでに補修
既設の他のエコンについては・・・
設置から7年が過ぎており、破壊テープや、配管の断熱材もボロボロでした・・・
断熱材もボロボロでしたので、交換できれば、ベストだったのですが・・・
買いに行くのも面倒でしたので、ボロボロの配管テープの上から、新しい配管テープを巻きなおしておきました。
さて、当然ですが、こちらのエアコンについては、適切に施工されておりますので、VVFケーブルが、露出している事はありません。
配管に沿って、配線されており、しっかりと配管テープが巻かれていました。
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