エクセル【EXCEL】でユーザー定義関数は、よく使いますが・・・
そういえば、アクセス【ACCESS】では、使った事がないなと思い・・・
作り方を整理してみました。
基本はEXCELの場合と同じ
試しに、簡単な関数を作って、クエリで実行させてみました。
作り方は、基本的にはEXCELの場と同じ様です。
実際に作ってみよう
では、実際に作ってみましょう・・・
まず、【Visual Basic Edior】を開きます。
エクセルでもおなじみですね。
【Visual Basic Edior】を開いたら、EXCELの場合と同じ様に・・・
【標準モジュール】を追加します。
関数を記述する
次に関数を記述します。
Function kansu(a, b) As Long
kansu = a * b
End Function
記述の仕方も基本的に、EXCELと同じです・・・
2バイト文字・日本語は使えない
しかし、EXCELと異なり、記述の中に、2バイト文字は使えない様です。
EXCELでは、【関数の名前】や【引数】に日本語を使えましたが・・・
ACCESSでは、日本語は使えませんので、注意してください。
クエリで使ってみる
では、実際に作ったユーザー定義関数をクエリで使ってみます。
例では、2つの引数を単純に掛け算しているだけです。
クエリのビルド機能を使って、作成したユーザー定義関数を呼び出し、引数を設定します。
このやり方も、EXCELを同じです。
結果は、上手のとおりです。
【式1】の所に、【引数1】と【引数2】を掛けたものが表示されます。
ACCESSでもユーザー定義関数を使えたら便利
データベースを扱う際は、EXCELよりもACCESSが断然ラクです。
しかし、反対に計算は、EXCELの方が得意です。
かといって、ACCESSで正規化したデータをEXCELに出力して、計算させ、またACCESSにデータを投入するというのも面倒くさいですので・・・
ある程度、ACCESSでもユーザー定義関数を使って、複雑な計算式を簡単に記述できる様にしておけば、かなり利便性は向上します。
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