へっぽこヘタレ超ド底辺公務員の管理人です。
さて、自治体業務でやりたくない仕事の1つが選挙の事務従事です。
2024年10月27日執行の衆議院議員総選挙&最高裁判所裁判官国民審査ですが、
期日前投票から当日投票とこれまた嫌になるくらい当番があたります。
期日前は仕事にならん!
まずは期日前投票。
国政選挙なので期日前投票期間は10月16日からの11日間です。
この当番が、平日に当たるとその日は自分の仕事が全くできません。
どれだけ忙しくても選挙優先となります。
これが結構迷惑な話で、その分のしわ寄せがきます。
もちろんですが、
そのしわよせは・・・
サビ残や休日出勤で埋め合わせが必要となります。
酷い話です。
当日はもっと辛い
さて、期日前はまた、開庁時間からなので・・・
少し朝は余裕がありますが、
当日は、朝の7時から20時まで、ガッツリ拘束されます。
前後の準備時間を含めると・・・
6時半から20時半くらいでしょうか。
投票所はカーテンを閉め切るので、
この時期であれば、まったく日光を見れない日となります。
太陽の光が見えないと、
なんか身体の感覚がおかしくなりますが・・・
やはり、人間には陽の光は必要なのでしょう。
さらに、その後は開票事務です。
今回は最高裁判所裁判官の国民審査があるので、超絶長い戦いになりそうです。
チマチマと誰に×が何個ついているか、
集計する必要があるのですが、これが時間が掛かるのです。
いつまで経っても選挙事務は超絶アナログ作業
国は、行政のDX化を推進するとかなんとか・・・
吠えていますが、
選挙事務に関しては、令和の時代に昭和初期の様なアナログ作業です。
マイナンバーカードでオンライン投票なんて夢のまた夢・・・
なりすましがどうのこうの言いますが・・・
よほどの田舎でない限り、
選挙事務の事務従事者が投票者の顔と名前を憶えているなんてありえません。
年齢と性別がおおよそ一致していれば、
他人の入場券を持ってきても、ぶっちゃけると他人の入場券を持ってきても投票できます。
実際に投票所で免許等の身分証の提示を求められたことは無いと思います。
さらに・・・
入場券がなくても、投票所に備えてある白紙の入場券に、
記載すれば、これまた投票できます。
住所と氏名と性別(書く欄は無い)と生年月日が一致していれば、
これまたなりすましが可能となるわけです。
ですので、アナログだから不正ができない・・・
ということは、無いわけです。
それなのに、莫大なコストを掛けて、選挙をやるわけですよね。
増税はすぐするくせに・・・
増税はマッハのスピードでするくせに、
こういった、無駄で非効率な業務をデジタル化して、コスト削減する等ということは、
牛歩のスピードよりも遅いんですよね。
そもそもやる気は無さそうですが・・・
ちなみに、期日前も当日も殆ど休憩は取れまえんので、
完全に労働基準法に違反しているのが実態です。
選挙事務に関しては、あまりにもブラック過ぎます。
聞くところによると、今回の選挙は・・・
他の選挙が重なって最大で5つの投票箱が並ぶ自治体があるとか・・・
これは流石に可哀そうです。
そもそもスペース的に投票所のレイアウトがかなり辛そうです。
最高裁判所裁判官の国民審査
最高裁判所裁判官の国民審査は、
ただ形式的にやっているだけですね。
国民審査で罷免された裁判官なんて過去には一人もいないと記憶しています。
まさにこれほど無駄な行いはないでしょう。
あまりにも形骸化しすぎています。
これこそ早く辞めれば良いと思うのですが・・・
そんな話は噂でも聞きませんね。
なんだかんだのタダのグチですが、
アラフィフにもなると、この超絶長い選挙事務の拘束時間がかなり
身体に応えます。
しかも、昔はとっぱらいでお金が貰えましたが、
今では、取れない振替休日処理となります。
フェアトレードの観点から、これはどうなんでしょか???
立会人の賃金も時給に換算すると非常に安価な額です。
自分がもし老後に頼まれたとしても、絶対にやりたくないですね。
貴重な1日がこんな無駄な事に費やされると思うと・・・
まだ、休息を取るという意味で、ぼ~っと寝ていた方がはるかにマシに思えます。
冷静に考えれば、老後の余命が1日なにもできずに減るわけですから・・・
もっと有意義な使い方をした方が良いのではないかと疑問に感じます。
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