2024年秋・情報処理技術者試験・プロジェクトマネージャ区分を受験してきた・自己採点は?

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020-資格

万年落第生のヘタレ親父の管理人です。

さて、現在5連敗中の、プロジェクトマネージャ区分に凝りもせずに今年も受験してまいりました。

朝起きた時は、今年はあまり勉強できなかったので、

棄権しようかかなり悩みましたが、午前1の免除権があるので

それを使わないのは勿体ないと思い、重い腰を上げて受験してきました。

午前2は初見の問題が多かった気がする

さて、一発目は午前2からです。

年々初見の問題が多くなってきて難易度が上がっている気がします。

初見の問題と言っても、もしかしたら他の高度区分では過去問で出ているかもしれませんが、

プロジェクトマネージャの過去問では出たことが無い問題です。

自己採点結果は次のとおりです。

問題NO 自分の回答 自己採点 正当

問題NO:自分の回答:自己採点:正当
1:イ:〇:
2:ア:〇:
3:エ:×:ウ
4:エ:×:ウ
5:エ:〇:
6:イ:〇:
7:エ:〇:
8:ウ:〇:
9:ウ:×:ア
10:エ:〇:
11:イ:〇:
12:イ:〇:
13:イ:〇:
14:ア:〇:
15:エ:×:イ
16:エ:×:イ
17:エ:〇:
18:イ:〇:
19:ア:〇:
20:エ:〇:
21:ウ:〇:
22:ア:×:イ
23:エ:〇:
24:エ:〇:
25:イ:×:ウ
正解数:点数:18:72点

多分ですが、なんとか60点は超えたと思います。

計算ミスとケアレスミスの問題があったのが痛いですね。

2問くらい落としました。

初見の問題が多くてかなり焦りましたが、なんとかギリギリでしたでしょうか?

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午後1はかなり難しいと感じた

次に午後1です。

管理人は午後1がかなり苦手なので、運の要素がかなり強いのですが、

今回も運が悪かったですね。

問1と問2を選択しましたが、1はハズレ問題だったと思います。

問1でかなり時間を取られて、問2の回答の精度も下がり、ほぼ撃沈かと思います。

いちおう回答例を掲載しておきます。

午後1:問1

1-1:対価に見合う価値を提供できれば新規に利用する可能性があるため。

1-2:希望にあったレストランを簡単に探したい利用者

1-3:検索から予約までの合計に掛かる時間

2:実装されるUXが適合しているか対価に見合う価値か繰り返し検証する狙い

3-1:実装されたUXが要件定義と合致しているか確認するため

3-2:有料サービスの再利用に見合う価値があるかどうか

4-1:有償サービの利用者を新たに獲得する狙い

4-2:新たな機体やニーズを多面的に把握しUXを提供するため

午後1:問2

1-1:情報を共有して共同作業を行うことが難しくなっている

1-2:課題への対応方針が部門間で異なり合意に時間を要するため

2-1:本プロジェクトと制度改正作業の可動割合の設定と進捗管理

2-2:他の部門のステークホルダとの信頼関係の構築

2-3:情報の共有と協力、対策を合意しリスクに迅速に対処するため

3-1:部門間で対立する課題を上位権限で迅速に決定し解決するため

3-2:異なるプロセス、ツールを共通化し構成管理を実施する。

午後2

午後2については、2問ともこれまでの設問と問題の出し方が違う気がしてかなり戸惑いました。

いくつか復元論文を頭の中に用意していたのですが、

問1でも問2でも、頭の中の復元論文では、どちらもちょっと足りない感じ。

かなり悩みましたが、問2を選択しました。

なんだかなで、かなりこじつけになってしまいましたが、

とりあえずは書ききったので、できれば午後1を突破して、午後2の採点はしてもらいたいところです。

覚えている範囲での回答は次のとおりです。

1:プロジェクトチームの特性など

1-1:プロジェクトチームの特性

A社は独立系システムの開発と導入をするSIベンダである。

今回、私がPMとして参加したのは、機器部品メーカーX社のWEB販売システムの更新である。

X社のシステムは本年末に保守期限を迎える予定であり、これを機に経営層はユーザーの要望を取り込みシステムのUXを刷新して、新規顧客の獲得も狙っている。

工期は12か月、工数は120人月、10%のコンティジェンシ予備費を確保して、X年1月にプロジェクトはスタートした。

なお、保守期限の関係で納期の遅延は許されない。

本プロジェクトは、X社より利用者の要望を適宜取り入れながら開発をしたいとの依頼があり、4週間のイテレーションと1か月の意見聴取期間を設ける作業を4回繰り返すアジャイル開発にすることとした。

アジャイル開発ではメンバの自主性が自律性によりチームのパフォーマンスがあがる、このため次のとおり行動の基本原則を設定した。

コミュニケーションは積極的かつオープンし、意見の相違を恐れず建設的に議論する。変化を恐れず柔軟に対応する。以上である。

1-2:外部環境の変化と阻害する恐れ

1回目のイテレーションと意見聴取期間が終了し、2回目のイテレーションの4月中旬ごろに、X社の担当であるY氏が急に異動となり、後任にZ氏が就く事となった。

当初は、1回目の意見聴取で出た要望を2回目のイテレーションの開発内容とする予定であったが、担当が異動で変更になったことにより、2回目のイテレーションの開発内容が覆されるリスクがある。

なお、急な異動であったことから、Y氏からZ氏への十分な引継ぎは実施されていなかった。

2:悪化したプロジェクトチームの状況等

2-1:悪化したチームの状況など

2回目のイテレーションの4月下旬ごろから、2回目のイテレーションでの開発内容について、チームメンバのS君の意見にT君が異を唱える事が多くなった。

原因は次のとおりである。S君は1回目の意見聴取で出た、X氏の機能要件(検索性など)を2回目の開発内容とする意見であったが、大してT君は明示的ではなかったが、Z氏の要望である非機能要件(移植性・保守性・将来性など)を2回目の開発内容にすべきという意見であった。

私は、この時点では支援的リーダーシップを選択し、議論は建設的に収束するだろうと思い、改めて行動の基本原則に従うように2人に指示して暫く様子を見る事にした。

しかし、その後1週間が経過しても、議論の結論は出ないどころか、S君の意見に賛成するメンバとT君の意見に賛成するメンバとの間で、チーム間論争になりかけてきた。

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2-2:選択したリーダシップと行動の理由

この時点で、私はこのまま放置しては、本プロジェクト全体の進捗や品質に悪影響が出ると判断して支持的リーダーシップにより次のとおり行動した。

まずメンバ全員に次のとおり説明した。

S君の意見もT君の意見もX社のことを考えてであり、どちらが良いとか悪いとかいう問題ではない。

議論は尽くされ、これ以上議論しても結論は出ない。

これ以上、長引けば、本プロジェクト全体の進捗・品質・コストに影響する。

よって、上位権限者で2回目のイテレーションでの開発内容を決定する。

以上である。

アジャイル開発では、支援的リーダーシップによりチーム内の課題はメンバが自主的、自律的に解決することが好ましい。

しかし今回の様にチームで解決できない問題に発展した場合は、支持的リーダーシップにより本来あるべきチーム活動に導く必要があると判断したためである。

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さらに、同様の問題が発生した場合には現在の行動の基本原則では対応できないため、新たに次の項目を追加した。

議論が対立した時は互いに妥協点を見つけるよう建設的に議論する。本プロジェクトはその期間を3日間とする。

それでも解決できないばあいは上位権限者に判断を委ねる。

議論は建設的に行い決して感情的にならない。(今回の件では感情論に発展しかけていたため)

以上の内容である。

3:改善したプロジェクトチームの状況及び評価など

3-1:改善したプロジェクトチームの状況

私は、A社のプロジェクト責任者、およびX社のプロダクトオーナーに今回の状況を説明し、2回目のイテレーションでの開発内容を決定した。

さらに、今度同様の問題が発生しない様に、X社に対して、早急にY氏からZ氏への引継ぎを実施することを依頼した。

なお、今後万が一、同様の問題が発生した場合に備えて、マネジメント予備費の確保も依頼した。

プロジェクトチームには次のとおり説明した。

2回目のイテレーションでの開発内容については、上位権限者で決定したこと。

行動の基本原則を追加したこと。以上である。

行動の基本原則を追加してからは、同様の問題は発生せずに、2回目のイテレーション以降も計画どおりに進捗し、最終的に納期までに本プロジェクトは完了できた。

納期後の立ち合い期間1か月間でも大きな問題は発生せず、またX社から良い評価を得ていることから、本プロジェクトおよび、リーダーシップの選択は成功であったと判断する。

3-2:評価

一方で、支持的リーダーシップや行動の基本原則の追加は、チームメンバの自主性や自律性を損なう可能性があった。

そこで、チームメンバにヒアリングしたところ、タイミングよく支持的リーダシップが入ったことで、行動の目安ができ活動しやすくなったとの意見であった。

また、最終的に上位権限者が決定してくれるという安心感は、結論を出さない議論や生産性が無い議論やチーム活動になるリスクもある。

今後は、どんな議論が建設的で生産的であるかを学べる機会をチームメンバに提供していきたい。

問題の選択、問題文の熟読、論文の構成を考えるだけで結構な時間を消費し、

論文を書き上げたのは、試験終了ギリギリでまともに読み直しもできませんでした。

また、国を挙げてのDX推進のせいか・・・

年々試験が意味のない方向で難しくなっている気がします。

情報処理技術の試験というよりも国語や現代文の試験を受けているように感じます。

こんな試験で、いったいどうやってデジタルスキルを測るというのでしょうか?

管理人には理解できません。

とりあえず、本日はとにかく疲れました。

毎回思いますが、心身共に非常に疲れる試験です。

せめて、もう少しで良いので時間的余裕が欲しいです。

50オーバーのオッサンは、もう少しゆっくりと文章を読み込んで考える時間が欲しいのです。

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コメント

  1. なかちゃん より:

    コメント攻勢をかけているわけではないのですが笑。
    私も、前職はIT業界でした。
    何社も変わったけれど延べで30年くらいですかね。

    最初はマシン語から入り、プログラマー、結合以上のテスター、品質担当、情報セキュリティー担当などなど。
    で、今は、人とおしゃべりするのが仕事です。

    精神的に厳しい仕事ですよね。
    いろいろとお察しします。

    • てるぞう より:

      当方は、たまたま職場のIT関係の部門に配属されている歴が長いだけで、
      実際には、ITはそれほど強くありません。
      元々は、文系学部でしたし・・・
      また、最近はDXの推進でより専門性が求められてきているので、
      コロナ以降のここ数年は、時代の流れについていけず、とても辛いです。

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