愛機のカワサキ【Z H2】の買い替えを本気で悩む・・・
安物買いの銭失いを地で行く管理人です。
さて、愛機の【Z H2】は良いバイクなのですが・・・
購入時に変にケチって【SE】の在庫があったにも拘わらず、無印を買ってしまい・・・
今になって非常に後悔している管理人です。
やはり趣味のモノはケチってはいけない
当時は、無印もSEでも油圧プリロードアジャスターが付いていないので・・・
後からサスペンションのリプレイスも考えて無印にしたのですが・・・
コロナ禍とコストプッシュインフレと円安のせいで・・・
OHLINSやナイトロン等のリプレイス製品が軒並み値上げとなり・・・
ちょっと手が出せない価格となってしまいました。
また、今シーズンは流行りの電サスに非常に興味が湧き・・・
各社の上級モデルには、ほぼ必須装備となっている電サス付きのバイクが欲しいと思っています。
その中で2022年モデルのYAMAHAのMT-10の国内販売が正式にアナウンスされました。
ノーマルモデルSPモデルともに・・・
ほぼ、Kawasaki Z H2と同じ価格です。
Z H2と新型MT-10SPの違いは?
電子制御はほぼ同等のモノが付いていますので・・・
敢えて細かい点を挙げるとすれば・・・
Z H2
- スーパーチャージドエンジン
- 油圧クラッチ
- ETC2.0が標準装備
- セミラジアルブレンボブレーキマスター
- ブレンボブレーキキャリパー
MT-10
- クロスプレーンエンジン
- ワイヤークラッチ
- ステアリングダンパー標準装備
- ラジアルブレンボブレーキマスター
という感じです。
管理人の気になるポイントとしては・・・
Z H2は、ETC2.0は付いているがステアリングダンパーは付いていない
MT-10は、ETCは付いていないがステアリングダンパーは付いている
という点です。
何気に無印の【Z H2】はコストダウンが目立つ?
【Z H2】に後付けで、ステアリングダンパーを付けるには【MT-10】にETCを付けるよりもお金が掛かりそうなとポン付けのキットの選択肢があまりない様なので・・・
ステアリングダンパーが欲しいならMT-10が選択になるのでしょうか?
上位モデルの電子制御サスペンションについては・・・
【Z H2 SE】はSHOWA製・【MT-10 SP】についてはOHLINS製です。
SHOWAは、従来のOHLINSのステッピングモーターを採用したモノよりも・・・
自社のソレノイドバルブ方式の方が反応速度が早く性能が良いと広報しておりますが・・・
OHLINSの電子制御サスペンションもバージョンが上がり・・・
市販二輪車への搭載は世界初となるスプールバルブ方式の電子制御サスペンションを【MT-10 SP】には装備してきましたので・・・
恐らく性能は拮抗しているか・・・
もしかしたら、後出しのOHLINSの方が性能が良いかもしれません。
また、【Z H2 SE】・【MT-10 SP】のどちらも油圧プリロードアジャスターは付いていませんが・・・
【MT-10 SP】であれば、フックレンチが入るので、自分でなんとか調整はできそうです。
【Z H2】の場合は、フックレンチが入らないのでサスペンションを外さないとプリロードの変更はできません。
サスペンションの性能はMT-10SPの方が確実に上
サスペンション単体の性能については・・・
スペック的には【SHOWAのSFFやBFRC-Lite】よりも【OHLINSのFGRTやTTX】の方が性能は良い感じがします。
デザインは、どちらも奇抜ですので、完全に好みの問題。
【Z H2 SE】・【MT-10 SP】で迷うならば・・・
装備や性能は甲乙つけがたいので、デザインで選択すれば良いでしょう。
管理人が、昨年度にケチらずに【Z H2 SE】を購入しておれば、今年買い替えを真剣に悩むことは無かったと思います。
これは、どちらかというと電サスが付いている付いていないもさることながら・・・
フラグシップかどうかという所有感による影響の方が大きいかもしれません。
さて、話は変わりますが、
カウルによる防風効果の有無も買い替えを検討する理由になっています。
バイクを買い替える時に分かり切っていたことなのですが・・・
バイクはどうしても風を身体にモロに受けますので、高速走行ではカウルは合った方が間違いなく良いです。
当たり前だがフルカウルの防風性は疲れない
前車の【ZX-10R】は、管理人のクビが頸椎ヘルニアが原因で手放すことになりましたが・・・
フルカウルは、100キロ以上の高速域では、かなり疲れを軽減してくれます。
先日、【Z H2】で初めて高速道路を走りましたが・・・
ゲリラ雨&強風をモロに身体に受け続けるのはかなり苦痛でした。
昨年バイクを買い替えたときは、防風効果よりもとにかく首への負担を軽減したかったので、アップハンドルなネイキッドにした訳ですが・・・
改めてスピードを出すと防風による疲労もやはりバカに出来ないなと感じたわけです。
だったら最初からツアラーにでもしとけば良かったという話になるのですが・・・
例えば【Ninja1000】は、最初の大型バイクとして過去に乗っていたこともあり・・・
同じバイクを購入するのもどうかと思いましたし・・・
【H2 SX】は価格が高すぎるのと重すぎるので、最初から眼中にありませんでした。
となると、アドベンチャー系のバイクになるのですが、スポーティーではないので、デザイン的にNG
また、普段フルカウルに乗っていると、カウルの恩恵による防風効果ってあまり感じなく・・・
ネイキッドに乗って(カウルが無くなって)初めて、効果を実感したわけでもあります。
ここら辺は、まだまだバイクに乗る管理人の経験値が足りなかったのでしょう。
ネイキッドモデル【1290SDRやGSX-S1000】を持って居た事もありますが・・・
その時は【ZX-10R】と2台持ちで、必要に応じて乗り換えができたので、あまり違いを実感していなかったのかもしれません。
管理人ももう50ですので・・・
バイクライフももうかなり短く、あと10年乗れれば良い方かなと思っています。
残り少ないバイクライフを快適に過ごすには、何がベストな選択か真面目に悩んでいるところであり・・・
大型バイクを買い替えるのも経済的にもラストチャンスだと思っていますので、今度は勢いだけではなく、真面目に考えて失敗の無いように慎重に選択したいところです。
最新の【H2 SX SE】が欲しいがクソ高過ぎ
ツアラーにするのであれば、現時点で、国産車で唯一ACCを搭載しているのが【H2 SX SE】のみであり・・・
どうせなら最新装備満載のこのモデルが欲しいのですが・・・
支払総額が300万円オーバーとかなりの高額・・・
オイル交換も4リッターを超えるので、維持費もそれなりに掛かります。
ただ、かなりのヘビー級モデルではありますが、思ったよりも足つきが良いので何とか乗れそうだと感じました。
軽めのバイクであれば、ACCまでは付いていませんが、最新のOHLINSの電子制御サスペンションが付いている【MT-10 SP】にオプションのハイスクリーンを装備でしょうか?
もし、来季のモデルチェンジで【Z H2】に【ARAS】が付いてきたら・・・
こちらも選択肢に入ってくるかと思います。
ハンドルが高くて防風効果も高いバイクとなると・・・
【ZX-10R】を所有していた時は、頸椎ヘルニアが悪化するまでは、壊れるまで乗るつもりでした。
つまり性能や所有感を含めて、不満は全くありませんでした。
しかし現在は、管理人自身もいったい何を買えば、後悔なく満足できるのか、全く分かりません。
困ったものです。
コメント