2020年延期になった情報処理技術者試験!プロジェクトマネージャ【PM】をお受験してきた!自己採点掲載

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020-資格

さて、本日開催された、情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャ【PM】のお受験に行って参りました。

プロジェクトマネージャ【PM】は、本来は春試験ですが、コロナの影響で半年延期されました。

また、この影響で、本来の秋区分の試験は、中止です。

この試験を目標に日々、勉学に勤しんでいる受験者にとっては、ホントウに迷惑な話です・・・

さて、管理人も半年試験が延期されたおかげで、モチベーションはガタ落ち状態でした。

昨年のPMとSMの両方がダメだった雪辱を晴らすべき、日々勉強に勤しんできましたので、試験の延期が決まった時はかなりショックでした。

結局、なんだかんだで、半年延長です。

その間ほそぼそとは勉強してきましたが・・・

やはりモチベーションと学力を維持する事は難しく、機会の損失は多きかっと思わざるを得ません。

コロナのせいで、オリンピックも延期になりましたが、開催に合わせて、心身共に調整してきた選手の皆さんにとっては、管理人とは比べようもない衝撃だったと思います。

さて、話はそれましたが・・・

モチベーションが下がりきっていた事もあり、本日は朝から気が乗らず・・・

試験を休もうかと何回も悩みました。

しかし今回落ちたら、午前1免除の資格が無くなってしまう事を思うと、やっぱり受けないのは勿体ないかなと思い、なんとか会場には辿り着けました。

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自身の回答と自己採点

ここからは、自身の回答と自己採点です。

午前1

免除・・・今回が最後の権利です。

午前2

約10年分の過去問を全て暗記していきましたが、所見の問題が何問かありちょっと苦戦しました。

  • 1:イ 〇
  • 2:イ ×(初見:エ)
  • 3:エ 〇
  • 4:ア 〇
  • 5:イ 〇
  • 6:ア 〇
  • 7:ウ ×(エ)
  • 8:イ ×(初見:ア)
  • 9:エ 〇
  • 10:ウ 〇
  • 11:ア 〇(初見)
  • 12:イ 〇
  • 13:エ 〇(初見)
  • 14:イ ×(初見:エ)
  • 15:エ 〇(初見)
  • 16:ウ 〇
  • 17:エ ○
  • 18:イ ○
  • 19:エ 〇(初見)
  • 20:ア ×(初見:ウ)
  • 21:ウ 〇
  • 22:エ 〇(初見)
  • 23:エ 〇
  • 24:エ ×(初見:イ)
  • 25:イ 〇(初見)

ネットで調べても回答が分からないモノもありましたので、ちょっと甘めの採点ですが、なんとか6割は超えてそうです。

自己採点は、84点です。

2020/1019日訂正

IPAのホームページに解凍が掲載されましたので、確認してみたら・・・

19/25=76点でした・・・

自己採点とかなりかい離がありましたが・・・

とりあえず、6割は超えましたのでヨシとします。

午前2については、過去問を何周もやっていたのですが、その内解答を丸暗記してしまい、条件反射的に答えが選択できる様になってしまったのが、良くなかったと思います。

考えること自体が面倒くさくなってしまい、自分が見たことがない初見の問題は、じっくり考える事ができませんでした。

やはり、しっかりと理解して解答できるようになる必要があります。

午後1

鬼門の午後1です。

午後1は本当に大嫌いです。

過去問を数年分すべて覚えて行っても、解けるものではありません。

しかし、現状過去問を反復して、使えそうなキーワードを頭に叩き込むをいう勉強法以外思いつかないので、解けるかどうかは、博打的な要素が多いです。

また、3問中2問を選択する必要がありますが・・・

これが、また悩みどころです。

手を付けてしまって、途中で変更する時間的余裕はありません。

解きだしてから、別の問題に変更すれば良かったと思ったことは過去に何度もあります。

午後1については、もう30分時間を延ばしてほしいところです。

今回は、タイトルと前分を読んで、問1と問3を選択しまいた。

問1

1-1

全社的プロジェクトであることを明示しL工場の協力を得る為

1-2

DX推進により生産プロセスを最適化し生産コストを削減すること

2-1

全社的案件として優先して推進するため

2-2

現業との兼務を解き時間的にDX検討に専念させる為

2-3

新システムの理解を深めてもらいスムーズに展開する為

3-1

DX検討システムの習得に時間を要し最適化案検討段階に進めない為

3-2

システム異常が発生した場合にはITSが迅速復旧する必要がある為

問3

1-1

来年4月に人材管理システムを稼働できないリスク

1-2

拡張・改善される標準機能を利用し続ける為

1-3

未管理の業務経験をデータ蓄積し、キャリア形成を可視化する為

2-1

社員の人材管理のニーズを叶え離職率を低下させる為

2-2

社員の人事評価の透明性が高まったという認知と、システムの利用促進

3-1

資料の確認漏れにより認識そごとなり手戻りが生じる事

3-2

不正のアクセスの有無を確認できるようにする為

毎回、午後1は泣き所なので、なんとも言えませんが・・・

全14問として、1問当たり7.14点とすると

  • 問1
  • 1-1:×
  • 1-2:〇
  • 2-1:×
  • 2-2:〇
  • 2-3:〇
  • 3-1:〇
  • 3-2:〇
  • 問3
  • 1-1:〇
  • 1-2:〇
  • 1-3:×
  • 2-1:〇
  • 2-2:×
  • 3-1:〇
  • 3-2:△
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ちょっと、甘めの採点かもしれませんが、これでなんとか、ギリギリ6割は、行ってて欲しいとう感じです。

午後2

午後2は、問1を選択しました。

内容は、半分事実で半分フィクションという感じです。

これは、自己採点のやりようがないので、覚えている範囲で論文の内容を掲載します。

問1

1プロジェクトの特徴・システム要件・プロジェクトの要求事項

1-1プロジェクトの特徴

 私は人口XX万規模の自治体(以下「A」という。)の底辺職員である。

 Aでは、住民基本台帳・税・国民健康保健・福祉等のシステム(以下「基幹システム」という。)を自己電算のクライアントサーバ方式で、運用しているが、度重なるシステム改修や保守職員の退職により、システムの維持や保守コスト増が問題となっている。

 この為、A幹部は、期間システムをSAASへ移行することを決定した。

 私は、PMとして任命され、このプロジェクトを推進することとなった。

1-2システム要件

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 システム要件は、現行システムと同等の機能がSAASでも利用できる事である。

 しかし、現行システムが複数回にわたり改修されていることから、SAASの標準機能では実現できない機能があることは、当初から予測できた。

 なお、SAASにつては、A基幹システムと親和性の高いB社製品への移行がきまっている。

1-3プロジェクトの要求事項

 プロジェクトの要求事項は、まず現行システムの保守期限である12か月後までに、移行を完了することである。

 次に、保守コストを現行比で、15%削減することを目標とするように幹部から指示を受けている。

2実現性の検証・検証で得た情報の活用及びステークスホルダへの理解について

2-1実現性の検証

 実現性の検証については、最新のマニュアルと現場の職員の協力を得て、現行システムとB社SAASとのフィットアンド・ギャップ分析によって実施した。

 フィットアンド・ギャップ分析の結果、当初の予測のとおり、B社SAASの標準機能では実現できない機能が発見された。

 しかし、限られたスケジュールと予算の関係がある為、全てをカスタマイズする事は不可能である為、現場部門と協議し、必要最低限のカスタマイズのみを実施することとした。

2-2得た情報の活用

 フィットアンド・ギャップ分析の結果、カスタマイズが必要となったため、開発フェースを修正することとした。

 当初の予定では、フィットアンド・ギャップ分析の次の工程は、B社SAASのパラメータの設定工程であったが、スケジュールを遅延させないために、カスタマイズについては、パラメータ設定を並行して実施することとし、要員と開発環境を手配した。

2-3ステークスホルダへの理解

 本プロジェクトのステークスホルダは、現場部門とA幹部である。

 現場部門には、現行システムの状況を説明し、カスタマイズが多くなると保守が複雑化しコストが上がる事を理由として、カスタマイズは、最低限度として、その他については、現行業務のプロセスを変更して、B社SAASの標準機能で、実現することを提案し依頼した。

 A幹部については、カスタマイズによりコスト15%削減は望めなくなったが、最低限のカスタマイズが業務に必須であり、実施しないと住民サービスに影響が出る事を説明し納得していただいた。

 最終的には、約10%のコスト削減が見込める結果となったので、A幹部からは評価を得た。

3評価と今後の改善について

3-1評価について

 現行システムからB社SAASシステムに移行するには、フィットアンド・ギャップ分析は必要であった。

 このフィット・アンドギャップ分析により開発フェーズの修正が実施でき、限られたスケジュール・予算内にプロジェクトを完了することができた。

 コスト削減については、若干の下方修正となったが、それでも約10%の削減が期待できる見込みとなったため、プロジェクトは成功したと考えている。

3-2改善点について

 本プロジェクトは、A幹部により急遽決定されたプロジェクトであり、スケジュールや予算の面で厳しいものがあった。

 この為、ステークスホルダである現場部門に対しては、少々強引な交渉となった事を反省している。

 今後は、この様な重要なプロジェクトにすいては、影響度・関与度が共に高いステークスホルダに対して、プロジェクトの状況をしっかりと説明し、場合によっては、スケジュールの変更、追加予算の確保などを、実現できる能力がプロジェクトマネージャとして必要であると考える。

論文については、時間内になんとか書ききったという感じです。

元々頭の中で用意していた論文が1つしかありませんでしたので、行き当たりばったりで対応するつもりでした。

なんとか、現状の実力で、書ききれる論文は書けたと感じていますので、もし午後1がまぐれで通って、午後2で落ちたとしても、まぁ諦めは付くかなという感じです。

といっても、できれば合格して欲しいのですが・・・

これから、合格発表の2月までは、ゆっくりしたいと思います。

本日受験された皆様におかれましては、ホントウに長時間お疲れさまでした。

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コメント

  1. ペンギン博士 より:

    午後Ⅱ論文内容について拝見しました。
    拝見していて、ちょっと気になった点(もしかしたらこれが原因で不合格?)についてコメントさせて頂きます。

    まず「1-1プロジェクトの特徴」で記述しているSaaSへの移行ですが、これは組織にとって未経験の技術やサービスだったのか、について記載されていたのかが気になりました。組織でSaaSを利用しているシステムは一つもなく、今回のプロジェクトが組織にとって初めてのSaaSの導入だった、という点が記述されていないと問題の要旨から外れるので減点されると思われます。

    続いて「2-1実現性の検証」ですが、フィットアンドギャップ分析をするということ、および何のために何を検証するのかという点について事前にステークホルダに合意を取らなければならないですが、その記述がされていたのかが気になりました。
    ステークホルダからのGOサインが出て初めて、検証フェーズとしてフィットアンドギャップ分析ができるはずなので。

    あとは「3-1評価」についてですが、「15%削減を目標として言い渡されていたが10%の削減しか出来なかった。だけどプロジェクトは成功したと考えている」と言われると違和感があります。論文的に「プロジェクトは成功した」と言いたいのであれば、フィットアンドギャップ分析の結果を受けて「要員の増加」「スケジュールの見直し」などのテコ入れをして目標を達成するか、もしくは「初年度は最低限のカスタマイズで目標未達成となったが、別プロジェクトとして年内に残りのカスタマイズを実施するので、来年度以降は15%削減となる見込み。納期通りにまずは稼働させられた点を私は評価している」とかにした方が良い気がしました。

    • てるぞう より:

      コメントありがとうございます。
      また、この様な弱小ブログの記事に、詳細なご指摘をいただき感謝いたします。
      合格発表の後ですが、論文でB判定になった原因を自分なりに分析してみたのですが、
      正に、ご指摘いただいた点についての記載が足りなかったのではないかと感じておりました。
      今回の問1・問2については、用意していた想定論文からかなり離れていた問題だったので、
      言い訳となりますが、その場しのぎのこじつけで、なんとか書き上げたというところです。
      今年の秋には、しっかりと対策をして、なんとか合格したいと考えています。

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