昨夜セッティングしたおNEWの板を持って、本日は、早速初滑りに行ってきました。
おNEWの板で滑るのは・・・
何年ぶりでしょうか・・・
スキー場に行ったら・・・
さて、喜び勇んで、いつもよりかなり朝早く起き、ゲレンデからイチバン近い駐車場を獲得すべく出発しました。
なんとか、駐車場は獲得できましたが・・・
営業開始時間になっても、リフトが動きません・・・
営業開始が遅れる旨の放送が鳴っていましたが、良く聞こえませんでした・・・
恐らく、スキー場側の準備不足でしょう・・・
天候(降雪があること)なんて、事前分かっているのに、それに合わせてしっかり準備しないのは、スキー場側の怠慢だと思います。
朝イチのリフトが長蛇の列
営業時間になっても、リフトが動かいないので、朝イチのリフトが、かつて経験した事がないような長蛇の列となっていました。
スキー場側は・・・
もしかしたら・・・
この光景を写真にでも撮って・・・
【今日もたくさんのお客様がご来場されました!】
とか・・・
HPに掲載するのでしょう・・・?
実際は、たんなるスキー場の怠慢なんですがね。
こうやって、エセ情報【プロパガンダ】が拡散されていくという良い事例です。
コロナ対策でマスク着用?
コロナ対策で、マスクを着用するように放送が流れていましたが・・・
マスクの着用以前に、リフト待ちの行列が、3密どころではありません。
しかし、ようやく動きだしたリフトの搭乗率が50%です。
ちゃんと定員乗せろよ・・・
- リフト待ち行列の3密状態
- 動いているリフトで隣に座る
さて、どっちが感染のリスクが高いでしょうか・・・
リフトは、数人が横に座るので、対面ではありません。
また、動いているので、風が流れます。
明らかに、リフト待ちの3密の方が感染リスクが高いと思うのです。
リフトの搭乗率を上げて、リフト待ちの3密を早く解消する方が、個人的には良いと思うですが・・・
どうなんでしょうか?
また・・・
朝イチと朝2のお客さんが被って、リフト待ちがさらに長くなるという状況・・・
結局、管理人がリフトに乗るまでに、1時間は待ちました・・・
所詮、税金が投入されているスキー場のサービスなんて、この程度なのか?
と・・・改めて、実感した次第です。
最近は、あまり県外に行かなくなった、管理人ですが・・・
信州のスキー場では、このような事はなかったですね。
あと、信州のスキー場は、よっぽどの事がない限りリフトを止めないような気がします。
おそらく、一旦動き出したリフトを頻繁に止める行為は、各種の装置に負荷がかかり摩耗が酷くなるんだろうと・・・思うのですよ・・・
どうやっているかまでは、分かりませんが、危険は運用でカバーしているのだと思います。
これが、税金で整備されているスキー場との違いなのかは、分かりませんが。
管理人が行くスキー場は、ちょっとした事でしょっちゅうリフトを止めます。
壊れても、行政に修理代を請求すれば良いとでも思っているのでしょう。
さて・・・
リフトの架け替えには、いくらくらい掛かると思いますか???
数百メートル程度でも、かる~く億越えです・・・
民間だったら・・・
壊れにくい様に運用すると思います。
さて、朝イチのリフト待ちで、あまりにもヒマだったので、写真を撮りましたが・・・
雪が降った割には、雪が汚い。
なんでだろう・・・
せっかく、おNEWのマテリアルのセット写真を撮影しようとおもったのに台無しです。
しかし、我ながらですが・・・
オレンジ色のコーディネートは、スキー場ではかなり目立ちます。
1時間以上まって、なんとかゲレンデに登れました。
ゲレンデは、圧雪が完全ではなく、至る所がオフピステ状態・・・
営業開始は遅れるは・・・
圧雪は、まともにやってないは・・・
いったいどういう事よ・・・
というボヤキはさておいて・・・
こういう日であれば、セミファットスキーをチョイスすべきです。
競技板やデモ板は、NG!
と言っても、ゲレンデ状態は登ってみないと分かりません。
持っていたセミファットスキーも売却してしまいましたので・・・
我慢して滑ります。
おNEW板&初滑りで・・・
オフピステにも果敢に突っ込みましたが・・・
思った以上に、雪が深くかなり、降りてくるまでに難儀しました・・・
初滑りであまり無理をするものではありません・・・
オフピステは、アラフィフの管理人の体力を容赦なく奪っていきます・・・
一度で止めておけば良いものを・・・
阿保な管理人は、折角の深雪ということで、何度もオフピステに突入・・・
ということで、滑走開始から、約2時間で脚力が終了してしまいました。
最後は・・・
膝がガクガクになり、降りてくるのもやっとやっとです・・・
ゲレンデから降りてくる途中の斜面も圧雪が入っていなかったのですが・・・
脚力が【0】となった、管理人にとっては、苦行以外の何者でもありませんでした。
ただ・・・
オフピステで、無駄に体力を消耗してしまったのは事実ですが・・・
思った以上に、板がハードで、普通の斜面でもかなり体力を奪われました。
板をズラすのに、かなり筋力を使う感じでしょうか・・・
引っ掛かりやすい雪質ではあったが・・・
さて、本日持ち出した板は・・・
Blizzard SRC PISTONPLATE XCOM16 165センチ
です。
カタログ上は、競技用のセカンドモデルということで・・・
【FISレギュレーション非対応モデル】
となります。
実際には、カタログに掲載されていないだけで、もう一つ上のランクの本物選手用がありますので・・・
正確にはサードモデルとなります。
また、この板は、プレートをPISTONPLATEにするか、ノーマルプレートにするか選択することができます。
10年以上前の話ですが・・・
カタログ外の選手用モデルのSLを買って・・・
板が全くズラせなくて、いつ膝が持っていかれるか分からないという恐怖で、数日で叩き売った経験があります。
それからは、選手用モデルと・・・
ここ数年カタログに掲載されるようなった、FISレギュレーションモデルだけは・・
手を出さないでおこうと決めておりました。
ですので、カタログ上のセカンドモデルを選んだわけです。
カタログ上は、競技用モデルとは言え、選手用モデルではありません。
とあるスキーショップのHPなどでは、オールラウンド系に部類されているくらいなので・・・
ツルシの状態でもなんとかなるだろう・・・
と思いましたが・・・
引っ掛かり易い雪質だった・・・
という事を考慮しても、かなり引っ掛かりました。
引っ掛かり易い雪質を、管理人は【粘土雪】と言っていますが・・・
板が張り付くような感じの雪質です。
昔あるデモストレーターが言っていましたが、北海道ではありえない雪質だそうです。
さて、家に帰ってから、滑走面がフラットがフラットかどうか確認してみると・・・
写真のとおり・・・
テールの方が、若干のコンケーブ状態・・・
どおりで、引っ掛かるわけなんですが・・・
このくらいなら、新品の板で、ツルシだったら、良くある事です・・・
良くあるというか、ほぼ100%こんな感じです。
張りの強い本物の競技用の板だったら・・・
チューンナップで滑走面やエッジ角度を調整する事が前提でしょうが・・・
普通の板だったら、殆どの人が、新品だったらそのまま使うでしょう・・・
要するに、カタログに載っているスキー板なんて、トップモデルを除いては、ツルシでもそれなりに滑られるもの・・・
と思っていたのですが・・・
この板は、セカンドモデルといってもカタログ上は競技用・・・
PISTONPLATEまで付いていますので、張りがかなり強いのでしょうか・・・
管理人は完全にナメていました。
チューンナップで、ビベルを入れないと、ちょっと危険な感じがします。
しかし・・・エッジの調整【手仕上げ】まで入れると・・・
チューンナップ料は安くても・・・
7,000円~/本
3本チューンナップすると2万越えですので、悩みどころです。
個人的には、板をチューナップに出すのはあまり好きではないのです。
スキー板のチューンナップは職人の世界なので・・・
かならずしも依頼人の希望通りの板になって戻ってくる保証がありません・・・
よりギンギンな板になって戻ってくる場合もあれば・・・
ダルダルになって戻ってくる場合もあります・・・
自分と相性が合う職人を探すのが案外大変です。
また、チューンナップに出して、サンディングマシーンに掛けると・・・
どうしても削りすぎになるので、板の寿命もかなり短くなります。
マシーンに掛けるチューンナップだと、だいたい5回くらいが限度でしょうか?
滑走面もエッジも無くなります。
昔、お世話になっていたチューンナップショップでは、全てが手作業で、極力無駄に削らないチューンナップでした。
機械に掛けないので、ストラクチャーなんて入ってませんが、管理人に合っていたのか非常に滑り易い板に仕上げてくれました。
また、10回以上チューンナプに出してもまだまだ、滑走面もエッジも残っていました。
当時は良く滑っていたので、シーズン中に何度も出していましたね。
週末のスキー帰りに、ショップに預けて、次の金曜日までに仕上げてもらうという具合です。
いろいろな事情により、廃業してしまいましたが・・・
当時はかなり重宝していました。
それから、チューンナップに関しては、難民状態です。
地元の他のショップにも出したことがありますが・・・
どうにも管理人のフィーリングと合いません。
ところで・・・
定価ベースでは・・・
ビンディングとセットで、16万円越えの板です。
さらにチューンナップに投資しないと使えないスキー板・・・
さらに管理人の感覚では、スキー板の価格が、以前の約1.5倍以上になっていますので、スキーはマジで金が掛かります。
先進諸国の給与が上がっているので、それに応じて物価が上がり、舶来物の板の値段が上がるのは分かるのですが・・・
日本は、バブル以降、全く給与が上がっていませんので、なかなかスキーを続けるのも大変です。
そういえば・・・
知人の中には・・・
舶来物の板を買わずに・・・
メイドインジャパンのオガサカの板を買っていましたが・・・
理由を聞くと、オガサカの板は、チューンナップ済みの状態で出荷してくれるので、チューンナップ料金が1回浮くので結果的に安い買い物になると言っていました。
また、メーカー自体が、板のチューンナップを受けてくれるので、新品購入時の品質を維持できるとも言っていました。
しかし・・・
オガサカの板もかなりお高いんです・・・
今回管理人が買った3本の板は、ちょっとここでは書けないような破格な値段で入手しました。
仮に安心して任せられるショップがあれば、チューンナップ代を入れても安い買い物なんですが・・・
特に大会に出るわけでも、検定を受ける訳でもありませんので、もう少しツルシで使ってみて様子をみたいと思います。
また・・・
ノーマルプレートの
Blizzard SRC 160センチ
もありますので、プレートの違いでどの程度、板の性能が変わるのか身をもって体験してみるのが楽しみです。
今日の率直な感想では・・・
PISTONPLATEまでは、不要だったかなという感じです。
忘備録
- 2020-2021シーズン 滑走1日目 2時間
- Blizzard SRC 165センチ
- 転倒2回
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