特別定額給付金事務でGWも仕事中の底辺公務員の管理にです。
なんとか、プレプリント有の申請書データ(PDF)は作成が完了しました。
最後に、確認して業者に納品して印刷して貰えば、なんとか発送はできそうです。
しかし、発送するにも数万件の封筒詰め作業が残っています。
これを考えるだけでも頭がいたい・・・
AcrobatでPDFにした際に何故か印字されない部分があった
MS-ACCESSのレポート画面では、ちゃんと表示され、直接印刷したものも特に問題はなかったのですが・・・
AcrobatでPDF化した際には、何故か一部印字が欠ける箇所がありました。
当初これに気付かず・・・
全件データを作成しましたが・・・
あとから気付いて、再度PDF化のやりなおし作業が発生しました。
なにせ、6時間以上かかります。
しかも、MS-ACCESSのレポート印刷には、32,768ページまでしか一度に印刷できないという制限があります・・・
結局複数回に分けて、PDF化する訳ですが・・・
失敗も含めて、4回ほどやり直し作業が発生し地獄でした。
もうやりたくないです。
給付の為のシステム改修が間に合わない
さて、申請書はなんとかなりそうですが・・・
肝心の給付の為のシステム改修が間に合いそうにありません。
これは正直致命的問題です。
いくら申請書を送っても給付システムが稼働していなければ、入力もできませんし給付もできません。
数件なら手書きの伝票でもなんとかなるかと思いますが・・・
申請書を送った瞬間に、数百~数千件の申請書が返送されると思われます。
やはり給付システムがなければどうしようもありません。
とりあえず最低限の給付ができるシステムを構築した
これも、MS-ACCESSで作成したので、とりあえず最低限の給付ができるシステムを既存のシステムと連動する形でなんとか作成しました。
最低限のシステムですので、イレギュラーな申請は対応できません。
イレギュラーな申請とは、例えば5人世帯で、3人のみ申請して、残り2人は辞退したが、後からやっぱり申請したいとう場合等です・・・
リーマンショック時の定額給付金の時は、管理人の記憶ではそういったイレギュラーな申請がなかった筈なので、そういう申請を想定せずにシステムを組み上げていましたが・・・
平成26年から4年続いた、臨時福祉給付金の場合は、そういったイレギュラーな申請がかなり多くあったとの事で、当時の担当者は大変だったそうです。
管理人の想定では、1世帯1回の振込みを想定していたので・・・
この様にイレギューラーな申請で、1世帯に振込みが複数回になる場合を全く想定していませんでした・・・
手直しがかなり痛い・・・
そもそもの管理人の想定(要件定義)が誤っていたことが原因ですが・・・
現在、総合テスト段階まで行っている、このシステムを手直しするには、相当な手戻りが発生するので、かなり面倒です。
といっても、3人~5人日程度で、できるレベルなのですが・・・
なにせ申請書の送付までに時間がないので、かなりヤバイ状態です。
それまでに、システム運用業者(SIベンダ)のシステムが間に合えば、結果的に管理人が作成した【腐ったシステム】は使わずに済むのですが・・・
弱ったものです・・・
GW明けに、再度SIベンダに納期を確認して、この【腐ったシステム】をとりあえず改修するか決める必要があります。
もし改修が必要となったら、2日~3日の徹夜作業は覚悟ですね・・・
それなりの人口規模の自治体となったらどうしても給付システムが必要だと思うのですが、いったいどうやって調達しているのかと思います?
まとめ
給付システムの改修が間に合わない
給付システムがなければ給付ができない



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