貧乏アラフィフ親父の管理人です。
さて、今回はトラックボールよもやま話です。
管理人はここ2年程ですが・・・
マウスではなく「人差し指タイプ」のトラックボールを愛用しています。
手首を動かさずに画面の端から端までカーソルを飛ばせる快感。
一度慣れてしまうと、普通のマウスには二度と戻れない。
そんな魔力がトラックボールにはある。
※ただし親指タイプは使いこなせません。
しかし、この「こだわり」が時として、深い悩みと出費の連鎖を招くのである。
本日は、トラックボール派にとっての永遠のテーマ「支持球の材質」と、
そこに立ちはだかるメンテナンスの壁、
そして2万円という高級デバイスを守るための苦悶について掲載する。
理想を求めた迷走:Deft ProからHuge Plusへ
管理人は本来、左右どちらの手でも使えるトラックボールを理想としています。
左手でトラックボール、右手でペン。
そんなスマートなワークスタイルを夢見て、ケンジントンの「TB800EQ」を狙っていた時期もありました。
しかし、悲しいかな。初期モデルに特有の「デッドゾーン(微細な動きに反応しない)」問題が解決されぬまま、惜しくもディスコン(生産終了)となってしまった。
そこで長らく愛用していたのが、エレコムの名機「Deft Pro」だ。
人差し指操作の絶妙なボタン配置と角度。これが管理人の手には馴染んでいたのだが、やはり消耗品。
ついに調子が悪くなり、後継を探すことになったが、こちらもすでに生産終了の波に飲まれていました。
紆余曲折を経て、最近管理人の手元にやってきたのが、
同じエレコムのフラッグシップモデル「Huge Plus」である。
最初は角度の違いに違和感を覚えたが、人間とは恐ろしいもので、しばらく使っているとこの巨大なパームレストの安定感が当たり前になってしまった。
しかし、この最新機種には「Deft Pro」にはなかった最大の特徴、そして最大の悩みのタネが備わっていた。
それが、ボールを支える「ベアリング」である。
「ベアリング」という名の快楽と猫の毛の惨劇
「Huge Plus」の支持球には、従来の人工ルビーではなく、小径のベアリングが採用されてる。
これが実に素晴らしい。
ボールの回転が驚くほど軽く、初動の摩擦を感じさせない。
大画面モニタを複数使い分ける管理人にとって、
この軽快さは指の疲労軽減に直結する革命的な進化であった。
だが、ここで管理人のライフスタイルが牙を剥く。
管理人は自宅で猫を飼っている。この「猫の毛」が、ベアリングにとって最大の天敵なのだ。
ベアリングはその構造上、回転軸の隙間にホコリを巻き込みやすい。
特に、細く、絡みつきやすい猫の毛は致命的だ。
たった1か月使用しただけで、ベアリングの隙間にびっしりと毛が詰まり、
あれほど軽快だった回転が「ゴリゴリ」という不快な感触に変わってしまった。
この詰まった毛を取り除くには、本体からベアリングユニットを外さなければならない。
ピンセットを駆使し、ちまちまと微細な毛を抜き取る作業。
50歳オーバーの老眼には、あまりにも酷な苦行である。
「人工ルビー」への回帰そして衝撃の重さ
「この頻繁な掃除はやってられない」 そう判断した管理人は、
以前のDeft Proと同じようなメンテナンスフリーを求め、
オプションの「人工ルビー支持球」を注文した。
人工ルビーなら毛が絡まる隙間もなく、たまにボールを外して拭くだけでいい。
それがトラックボールの正道だと思っていた。
ところが、同じ人工ルビーを装着した「Deft Pro」久々に触りボールを回した瞬間、
管理人は戦慄した。 「重い。重すぎる。」
久々に触る人工ルビーの感触は、ベアリングの軽さに慣れきった指にとって、まるで泥の中を這いずるような重圧であった。
Deft Proを使っていた頃はこれが普通だと思っていた。
しかし、一度ベアリングの「無重力感」を知ってしまうと、人工ルビー特有の「ヌルリ」とした粘り気が、手に大きな負担としてのしかかってくる。
慣れとは本当に怖いものである。
折角、数千円を投じて発注した人工ルビーの支持球だったが、
管理人の指は即座に「拒否反応」を示してしまった。
2万円のデバイスを襲う「ツメ」の恐怖
結局、管理人は重い人工ルビーを諦め、ベアリングで使用する決断をした。
しかし、ここで本当の恐怖がやってくる。
本体の「ツメ」問題である。
ベアリングを掃除するためには、本体側のプラスチックのツメを押し広げてユニットを脱着する必要がある。
このツメ、見るからに「ショボい」。
何度も脱着を繰り返すことを想定して設計されているようには、到底思えないのである。
もし掃除の最中に「パキッ」と嫌な音がしてツメが折れたら最後。
ベアリングを固定できなくなり、2万円もする高級トラックボールは、ただの巨大な文鎮と化す。
現在の物価高のなか、1個2万円の入力デバイスをそう簡単に買い替えるわけにはいかない。
この2万円は、管理人とって非常に高価だ。
重さを取るか破損の恐怖を取るか
現在の管理人の状況を整理すると、じつに救いのない二択に陥っています。
- 案1:人工ルビーに変更する → 掃除の手間はなくなるが、指の疲労が増し、操作の快感が失われる。
- 案2:ベアリングを使い続ける → 最高の操作感を得られるが、月に一度、本体の破損リスクに怯えながら「ピンセット毛抜き儀式」を行わなければならない。
分解せずにベアリングの隙間から猫の毛だけを吸い出す、
あるいは溶かすような魔法の手段があれば良いのだが現実は非情である。
どっちにしようかまだ結論はでていない。



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